謹賀新年
かめいさん撮影
ドライを新調されたヒロさんからの年末、年始のツアーリクエストを受けて企画。
それにかめいさんも参加表明いただきました。
そのヒロさん、体調不良で年末のツアーも不参加だったので今回も不参加に。
ヒロさん、お身体ご自愛くださいませ──海は逃げません、いつでも受け入れてくれますよ。(荒天時除く)
ということで、ドライ新調したてのかめいさんと今年も二人で行ってきました。
天候、海況とも良さそうです。
当日の朝、前夜の雨もすっかりやんでアスファルトも乾いてきています。
高速道路では、大型トラックの後ろを走ってるとフロントガラスに飛沫が 飛ぶ程度。
かめいさんをピックアップして出発です。
3連休の初日でしたが、混むこともなく順調にAM8:00前にはDSに到着。
車から器材をおろして、港に運べるように準備して軽トラックに積み込み。
施設案内をしてから、朝食をかねた休憩です。
時間が早いのでお客さんも疎ら──大きいテーブルを2人で占拠──のんびりできました。
出港の40分前になったので着替えを済ませて、ドライを着用し、港までてくてく。
並べられた器材から自分の分を持って桟橋に──満ち潮で堤防と浮き桟橋との差が数cmほどなので楽々。
器材をセットしてボートに積み込み。
ドライのファスナーを閉めて、あとは出港を待つのみ。

アーチ
かめいさん撮影
1本目「色津」
出港するころには強風になっており、風波が。
思ったよりもバシャバシャしていて、船長も安全操船で慎重に。
アンカリングしてみると、それほど揺れてないです。
タンクのバルブを開いて器材を背負って、エントリー。
白浜にしては、青い。
上から根がしっかり見えています。
根の上にはアジやクロホシイシモチの群れが留まっています。
かめいさんと合流して、さきにアーチへ。
真っ先に来たので、濁っていなくて、アーチに差し込む光の条がキレイです。
中には、主であるミノカサゴ。
アーチに入り、上を見上げれば眩しいほどの光。
良いカンジです。
アーチを抜けて、根伝いに移動を開始。
透明度が良い分、何も居ないのが良くわかる。

ミノカサゴ
かめいさん撮影
岩場には丸々と太ったゴンズイの群れ。
ライトを当てるとこちらに向かってきてキモ。
いつものクリーニングステーションに行ってみると、近くでいつも顔をのぞかせているウツボ君も引っ込んででてこなく、頭隠して尻隠さずで、尾っぽのみ。
今日は休店のようです。
そのあとは水路をゆっくり岩場を覗きながら移動。
コケティッシュなミナミハコフグygを期待しましたが、デカめのハコフグでした。
も一度、アーチへ。
エントリーした直後の清々しさはなく、ぼやーっ。
根伝いに水深を上げていくと、さきほどよりも小魚がいっぱい。
他のグループも根の上に合流し始めたので、ボートの安全停止バーへ。
ちょうど透明の物体がふんわりふんわり。
小さめの4連サルパです。
クラゲと違い画にならないんですよね、写真撮りましたが、写りも悪くてに何やら分からんかった。
安全停止を終えてエキジットの段になると、ボートが波に揺られてるのが良くわかります。
この状況でのドライのエキジットは難儀ですわ。
ラダーに捕まってフィンを脱いだ瞬間、ラダーにカメラが引っかかってしまい、強引に外したのが悪かった。
ガクンとなにか感触があったのですが、その時はそのままボートに上がってしまいました。

ピカチュウ
かめいさん撮影
DSに戻ってカメラのカゴから、水槽にカメラを漬けて始めて気が付きました。
アクションカメラがないことに。
ガ----ン(*_*;
今日おろしたてホヤホヤのカメラが一発で海中漂流物に。
ショック~。
カメラよりも同じくおろしたての4K対応のマイクロSDのほうがイタかった。
言っても始まらないのであきらめです。
こー云う時こそ、美味しいもん食べて発散です。
白浜恒例の海鮮丼──色とりどりの新鮮な刺身とシラスは甘し。
お腹いっぱいになって、暖かい室内は眠気を誘います。
外を見れば、建物の東側は無風でポカポカなのに西側は強風の域。
30分ほどのんびりしてから2本目に向けて用意開始。
出港予定時間前に港に行きましたが、まだボートは戻ってきてません。
波が港にも入ってきて、浮き桟橋が波に揺られ上下してこすれてキーキーと海鳥が鳴いてるよう。
ようやく、ボートが帰港し、器材の載せ替え、出発。
1本目からさらに波立ち、三角波に。
船長が注意深く操船しても、波が何度も舞い落ちてきました。
無事、ポイントに到着です。

沈船内部
かめいさん撮影
2本目「沈船」
2人だけなのでとっとと準備をしてエントリー。
午後からにしても、透明度じゅうぶん、上から沈船が確認できます。
かめいさんと合流して、先に船首へ。
キンメモドキがぐっちょりと群れをなして、垂れ幕が見えないほど。
キンメモドキには少し横にずれていただいて、記念撮影。
昨年はキンメモドキが全然いなくて、寂しかったですが、今年はえげつない数です。
それから、船室に入ると、そこにもキンメの束。
オオモンハタが邪魔者が来たよとばかりに底の方へ逃げていきました。
もういちど船首のほうへまわってから、船のまわりを一周。
そのころには、もう一艘ボートが着いたので一気に人濁り。
ボヤーっとした景色に早変わり。
こうなったら、小さいもの探すしかない。
牛歩戦術なみのゆっくりしたペースで移動。
あまりの寒さからか、それほど居ませんでした。
安全停止をしてると、いつものごとくタカベの群れがグルグル回ってくれました。
ボートに上がるとさらに波がゆらゆらとして立っているのが危ないぐらい。

虹
黒ーい雲が広がってきていかにも冬っぽい天候です。
港に戻って、器材を軽トラックに積んでDSへ。
DSまでてくてく戻っている間に軽トラックも帰ってきていました。
器材を水洗いして、水切りして、次はドライ越しにシャワーで塩気落とし。
ドライを脱いで即温泉へ。
冷えた身体をじゅうぶんに温めました──温泉最高──。
ログ付けをして、器材を片付けて、帰途へ。
走り出した途端に雨──器材取り込んで早めに出たのが正解。
印南のあたりで雨もやんで大きな虹の架橋が....。
大きすぎて一部だけしか写らず見切れてしまいました
帰りも混むことなく、ツウツウだったので、一気に岸和田SAへ。
ソッフンもいただき、岸和田名物、みかんパンも買って帰りました。
この時期は海も交通も混まないので快適に過ごせます。
ドライのある方はもちろん、女性限定ですがドライのレンタルもありますのでお声かけください。
見た水生生物:キンメモドキ、タカベ、イサキ、イシダイ、オオモンハタ、ハタタテダイ、ウツボ、ソライロスズメ、ウミスズメ、ハコフグ、マアジ、ゴンズイ、ミノカサゴ、チョウチョウウオ、クロホシイシモチ、ニザダイ、ミギマキ、コロダイ、イラ、ブダイ、ヒメジ、クマノミ、オキゴンべ、ニジギンポ、ベンケイハゼ、クリアクリーナーシュリンプ、オトヒメエビ、サラサエビ、ウデフリツノザヤウミウシ、コイボウミウシ、キイロイボウミウシ、アオウミウシ

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