エントリー
リクエストで組んだツアーでしたが、その人がぎっくり腰にかかりキャンセル、もう誰も参加されないのかなぁと締切日当日。
おっくんが参加表明。
ありがとうございます。
その伝言で「防寒対策教えてください。」と書いてありました。
せっかく参加表明してくれたので、DSの予約ついでに「ドライスーツのレンタルありますか?」
DS「ちょっと待ってね。....(ゴソゴソ)....ワールドダイブのLLXならあるよ。これで大丈夫やと思う。」
私「ありがとうございます。お借りします。」
ってことで、おっくんに防寒対策ではなく、ドライスーツのインナーを用意しておくように連絡。
あとは、ドライスーツに併せてドライホース、フィン── 私のドライフィンも用意しましたが、サイズがMサイズで小さかった──、アンクルウェイトを用意。
あとは、内浦なので寝て待て、状態です。
ところが、台風28号が発生、しかし今回は近づくことがなさそうでよかった。

群を見ながら
早く着いて早めに潜った方が透明度が良いので集合時間はAM5:00です。
冷え込み厳しい真っ暗な中、出発。
対向車線では、事故直後と見られるレッカーが行われていましたが、進行方向には問題なし。
途中コンビニで朝ご飯を調達してAM8:00には現地到着。
器材を降ろして、ビーチに持っていけるように器材を纏めて置いておきます。
先に施設案内をして休憩室の席について朝食タイム。
それから、ドライスーツのレクチャーです。
──ドライスーツの着脱方法、アンクルウエイトの必要性、潜降・浮上時の注意、中性浮力のとり方等──
百聞は一見に如かず、ということでやるっきゃない、です。
着替えを済ませて、さっそくドライスーツを着てみることに。
パッパッと私よりも早く着られました。
まるでオーダーの様にピッタリです。
空いているうちに行きましょう、ってことで軽トラックで送ってもらいました。
私はビジネスシートでファスナーを締めずにいたので背筋に冷風が身に沁みました。

アジ壁
港に着くと車の邪魔にならない位置でセッティング開始。
すぐにエントリーするのでタンクのバルブは開けたままで。
先にマスクの曇り止めをしっかりして、ドライスーツのファスナーを締めあってスーツ内のエアを抜いておきましょう。
器材を背負ってプレダイブチェックして、問題なし。
かなりの引き潮で水面が階段から1mほど下がっています。
穏やかな水面に向けてジャイアント。
踵が下の斜面に触れるほど。
水面で集合して呼吸を整えてから、潜降開始です。
潜降、オッケー、位置の確認、時間のチェック、ブッシュ―。
初めてドライでなかなか沈めなかったので、私のマイナス浮力で手伝って、潜降完了。
すると目に前にはネンブツダイの群れ。
さぁてと、移動開始です。
右手のほうへずっと行くと、ヒメジ、ダテハゼがそこらへんに居てます。
ガイドロープにしたがって沖のほうへ。
コンクリートブロックのほうに行くもオキゴンベが見れる程度。
そこから深場のほうには、いくつか砂地に吻を突き出しているハモ。
ただすぐに穴の中へ隠れてしまうため、なかなか近づけない。
泳いでいると、ピューーンと目の前をブリがアッと言う間のなく泳ぎ去っていきました。
前回も見た空き缶には、少し大きくなったかなぁ、オオモンハタが今回も棲んでいました。
そのあと、ゆっくりと浅場へ。
ゴロタが見えてきても、アレ?アジいてないじゃん、と上を望むといました。
中層にいっぱい。
そこへカンパチが突っ込んでいます。
しかし、あまりの壁すぎてアジたちは微動だにせずというカンジ。
実際は右往左往と動いているんだけど、層がゴツすぎてわからないぐらい。
しばしこの群れの中で堪能。
アジの群れの中には、ムツ、カマス、ネンブツダイ、イサキの群も包含されています。
ゆっくりその中を移動して、エントリー口まで行ってエキジット。

破壊された突堤
器材を下ろしあって、タンク交換、残圧チェックしてバルブを締めてかためて置いときます。
送迎待ちの方が多かったんで、散歩がてら 台風24号で破壊された堤防を見に行きました。
コンクリートブロックが容易く崩れ去って散乱してるのを見ると自然の凄まじさを思い知る光景です。
陽の光が水面で反射していて眩いです。
そこから戻るとちょうど軽トラックが来ていたので今回もビジネスシートで。
DSに戻って、温かいシャワーを浴びてドライを脱いで休憩です。
陽射しがあるものの、肌寒いので休憩室でのんびりと。
熱めのお茶をいただいて、飴ちゃんで糖分摂取。
ちょうど水面休息が1時間たったので用意を開始。
ドライを着て準備完了。
ちょうど器材を下ろすための軽トラックに乗せてもらってビーチへ。
下りると、ダイバーがいっぱい。
その合間を縫ってエントリーしないと。

ハタタテダイとオオモンハタyg
二人だけなのでそっそと器材を背負ってプレダイブセーフチェック。
エントリー。
水面で集合して潜降して移動開始。
ダイバーが入っているので1本目よりもだいぶと透明度が落ちてきました。
沖のほうでカナガシラを発見しましたが、ドンドン深場へちょこまかと移動されてキレイに胸鰭を開いているのを撮れませんでした。
そこから、網かごでこのあいだよりも大きくなったアオウミウシ──同じものかはわかりませんが。
気が付けば、ダイコンがピー、ピーと音がしてきたので、水深を上げていくことに。
浅場にくると周りにはダイバーがいっぱい。
なので、なるべく中層へ。
アジ壁の中でのんびりと過ごして、安全停止のためにエントリー口に行くとここもダイバーだかり。
まだ少し安全停止まであるので潮だまりの浅場で時間調整してエキジット。

アジ壁
器材を片付けて軽トラックに積んで私たちもDSへ。
先に器材を真水で洗って水気切り。
まだダイビングを終了した人もいらっしゃらないので、器材干し場も使いたい放題。
シャワーを浴びてドライスーツごと塩抜きをして着替えです。
おっくんもドライスーツを脱いでみたところ、ほとんど水没なし、でした。
あとはドライスーツに慣れれば、水中もラクですよ。
お弁当を食べて、ログ付けして器材を片付けてPM1時半。
私「時間も早いし、トルコ記念館に行きますか?」
おっくん「そんな趣味ないので」
そうでした、早朝集合でそんなに寝てないんでした。
早く帰ります。
おかげさまで、渋滞もなく18時過ぎには岸和田SAに到着、これはみかんパン買えるかも?と期待してお店に向かうと
そこで眼にしたのは、お姉さま集団によって今まさに買い尽くされた惨状。
仕方なく、みかんプレミアソッフンをいただいて帰りました。
早め早めが功が奏して、19時前には帰阪できました。
見た生物:アジ群、イサキ群、ムツ群、カマス群、ネンブツダイ群、アオヤガラ、ハナミノカサゴ、イシダイ、ヒメジ、オジサン、クマノミ、ソラスズメダイ、ハタタテダイ、コロダイyg、イシガキダイ、ゴンズイ、ウツボ、ダテハゼ、オニハゼ、スナハゼ、ハコフグ、ウミスズメ、カサゴ、 カワハギ、ヒイラギ、チョウチョウウオ、レンテンヤッコ、キンギョハナダイ、ノコギリヨウジ、アイゴ、ハリセンボン、オオモンハタyg、ハモ、ヒラメ、マエソ、トラギス、ヨメヒメジ、オキゴンベ、タカノハダイ、オトヒメエビ、オドリカクレエビ、アオウミウシ、

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