ボートの上で
今年もこの時期恒例の粟国島ツアーの予前後と見込んで今年は5/24~5/27で予定を立てました。
もし、ずれ込むことになれば、もう1週ズラす考えで企定でした。
昨年末には、フェリーのドック入りがGW明けから22日画、忘年会で周知しました。
有難いことに、おかげさまで4名の方に集まっていただけました。
あとは、定宿が2ヶ月前でないと予約入れられないので、それさえクリアすれば、という段階でした。
ところがです、な、な、なんと、2月17日に新城さんからフェリーの5月の運行計画を教えてもらってビックリ。
ドック入りの期間が【5/20~6/4】と予定していた、ツアー日程とその翌週もドはまり。
今年は改元のおめでたいことでGWが空前の10連休となったため、フェリーのドック入りが後ろにズレ込んだ模様。
エラいあおりをうけました。
しかし、フェリーのドック入りの間、3-4日ごとに代船が運航しているのでそれに乗れれば良いし、最悪ヘリタクシーを利用も、と考えました。
ちょうどその頃にオフ会があったのでステジイさんに話したところ「ヘリも良いですね。」
ということで、とりあえず日程は変更せずに代船の日程が出るまで待ってみることに。
1週間後、代船の日程の発表があり、帰りの便だけ代船が使えそう。
あとは往きはヘリタクシーで、と結論づけました。
工房の窯
ヘリタクシーは粟国村の補助金制度利用すると片道21,600円なのでちょうど参加人数が私含め5人で割れば4,320円と手ごろ。
使わない手はない。
それでヘリタクシーのホームページを見ると「チャーターの予約受付は1か月前から」とあり、まだまだ先。
昨年もヘリタクシー乗ってきていている人がいただけに楽観視しておりました。
それからもう一人追加で参加されることになり、6名となったため、ヘリタクシーの最大乗員数を超えたため、企画者としてツアーを盛り上げるためにも人数が多いことに越したことはないので、 今さら日程変更はできず、皆さんのスケジュール調整が難しいために、私がヘリタクシーから溢れるかたちで、フェリーの代船のある、2日前に前入りすることにしました。
前入りすることでツアーの仕込み等できるかなと。
それから、粟国での宿泊先を予約をとろうと定宿に電話したところ、「その日程はいっぱいです。」
ガーーーーン(*_*;
まさかまさかのご返事。
瀬長島の展望台より
2か月前からしか予約できないはずで、ちょうどその日に電話したのにもういっぱいだなんて。
仕方なく、ほかの宿でなんとか予約出来ましたが5人が合流する、「25日からしかムリです」と。
前入りする私の宿泊は「おひとりだけなら」という条件でまた別の宿で何とか。
これもこの間公開された映画「洗骨」で聖地巡礼で観光客増の影響でしょうか?、この日は一喜一憂しまくりでした。
これでやっとホットできると思ったころになって、いきなりの激震のニュースが。
新城さんからの情報で「粟国村がヘリタクシーの補助金助成が3/22で打ち切ります。」
ギョエ―-------------------。
新城さんからの追加情報で「本島の粟国郷土会が補助金打ち切りに対して強い反撥をしていて、新年度になれば補助金助成の予算が4月に前倒しで決定されるかもしれません。」
ふーーーーーーーーっ、気長に待つしかない。
3月末にヒロさんと内浦ビーチに行った際もこの話題ばかり。
そして、4月1日には吉報が。
議会でヘリタクシー補助金が承認されました。
やったーっ。
これで確実に粟国へ行ける。
首里城より
予約期間にはまだ早いですが、予約手順を訪ねるためにヘリタクシーの運航会社に電話。
私「まだ先なのですが、5/25に粟国島へのヘリをお願いしたいのですが、どうしたらよいですか?」
ヘリ会社(以下H)「予約の受付は1か月前からになりますが、1か月に30便までと決まっていて受付して即OKではなく、それまでにフライトできるようにあまり先の方についてはフライトの10日前ぐらいからご案内する かたちになりますので、キャンセル待ちとしてお受けする形となります。」
私「了解しました、では1ヶ月前にキャンセル待ち予約でお願いします。」
H「ちょっと待ってください、5/25は土曜日ですね。土曜日は運休日なのでフライトはありません。
金曜日か日曜日に日程調整していただかないといけません。」
またしてもガーーーーーーン。
昨年は土曜日もヘリ飛んでいたはずなのに運休日になっているなんて、なんてことだ!!
ヘリの安全管理やパイロットの手配の関係で昨年9月から土曜運休に変わったそう。
私「では、24日で粟国往きの最終便は何時ですか?」
H「最終は15:40です、それともう一点お伝えすべきことがありまして、そのあたりの期間は年間契約で他の仕事があり、その予備日にあたっているため最悪、その仕事がはけなければ、そちら優先になることもありえます。」
私「わかりました、調整してみます。」
この事実を参加されるみなさんにご報告したところ、乗りかかった船、皆さん、もとから24日の朝便だった方や夕方便だった人は朝便に変更していただいてました。
ありがとうございます。
ヨスジフエダイときょうこさん
これで24日15:40発粟国島往き最終便のヘリを予約しようとヘリ会社へ電話。
私「なんとか調整して24日の最終15:40で5名お願いします。」
H「キャンセル待ちとしてお受けしますが、もう一点、ほかの仕事の予備日にあたっているためご返事が1週間前になるかもしれません。」
なんとも宙ぶらりんなことになってしもうた。
25日からの宿泊は取れているもののその前の24日は不確定要素が多すぎて予約しようにもできない状況です。
この状況を参加されるみなさんと受け入れ先の新城さんにご報告しました。
今回ほど一喜一憂させられるツアーはないです。
果報は寝て待てと云うけれども、ソワソワもんです。
ヘリが決まらない以上、器材も前もって送ることもできない。
ツアー間近になってきて、皆さんから「そろそろ器材を送りたいんですけど、どうしたらよいですか?」と問い合わせをいただいても「もう少し待ってください」としか返答できず。
ツアー1週間前になったのでヘリが行けるのかどうかヘリ会社へ連絡。
ダイナミックな地形
私「粟国に行けるかどうかわからないと荷物を送れない。
先に送って荷物は粟国に身体は那覇に、ってことになれば大変なのでフライトの可否を教えてほしい。」
H「今のところ、天候が悪くて今日もフライトできていないんです。
22日に天候が回復する予定ですので、ご返事できるのは前日の23日になると思います。」
私「それにかけて前日にご返事待ちしたとしましょう、でも当日視界不良でフライトがないという可能性はありませんか?」
H「絶対に飛ぶという保証はありません。」
ヘリが飛ばなかったら、皆と隔絶してしまい、せっかく沖縄に行っても潜れない状況は避けなくては。
もうこうなったら、私の独断で粟国行きは諦めて、那覇ステイに切り替えることに。
皆さんに粟国は諦めて那覇で潜りますので、各自那覇ステイの宿の予約と器材の発送をお願いしました。
それから粟国での宿泊予約していた宿に事情を説明してキャンセル。
あとヘリ会社にもキャンセルの連絡をしました。
H「せっかくお待ちいただいていたのに、申し訳ないです。毎年年間契約で1,5,9,12月はそういった仕事があるのと今年は5月に機材整備もあったためにこういう事態になりました。
今後ともご利用お願いします。」

私も翌日、器材の送り先がようやく決まったので、メッシュバッグを郵便局へ。
何度も何度も局員「ボンベの類はありませんか?」と尋ねられる度に私「ありません」──駐車場の無料時間が15分だったので、ヒヤリとしながら。
それから、手荷物の用意ができたのが、もう出発まで3日前という状態でした。
新城さん
出発当日、仕事を済ませてそのまま関空へ──案外仕事が早く片付いたので一度家に帰れそうでしたが、もう荷物も持ってきてるのでそのまま。
早く着いた割にやることが多くてバタバタで気が付けば、出発1時間前。
急いでバーガーキングのワッパーチーズセットをかっ込んでチェックイン。
手荷物検査を終えるころには、搭乗案内も始まっていました。
さすが最終便で空席がけっこうあったので、CAさんが空いている席に案内してくださいました。
那覇空港に到着して到着ロビーに来てみると、居るはずの新城さんがいない。
10分ほど待ってみたものの、いらっしゃらないので先にホテルに行くことをメールをしてモノレールへ。
モノレールが出る寸前に新城さんから電話。
新城さん「明日だと勘違いしておりました。ごめんなさい。
明朝、迎えに行きます。」
ちょうどプロ野球の西武の試合が終わったらしく、モノレールには西武のユニフォームを着た人やパンフレットを持った人がいっぱい。
美栄橋駅を下車してコンビニで明日の朝食とビールを購入してホテルにチェックイン。
スーツケースから荷物をバラシたらもう日付変更。
とりあえずビール2缶を開けて就寝。
守礼門
那覇2日目。
起床後、シャワーを浴びて朝食。
新城さんとの約束時間の前にホテルを出たら、もう着いてられていました。
1年ぶりの再会に新城さん開口一番「昨日はスミマセンでした。すっかり今日かと思っていました。」
──いえいえ、そんなことだろうと思っていました。──
新城さん「今日は予定ある?なかったら観光しよう。」
那覇に来ても、すぐに粟国に渡っているため、沖縄本島を観光したとなると、20ン年前。
ということで、まずは首里城へ。
普段、TV番組では何度も見ていますが、実際に行ったのは初めて。
さすが琉球王朝、内地の文化と大陸の文化がうまいこと融合した装飾や建築物でした。
このあとジョン万次郎が上陸した、通称ジョン万ビーチこと、大度海岸に。
なぜかトビウオの石像があって、謂れを新城さんに聞いてみると「わからん」そうです。
このあと、琉球ガラス村へ。
工房があり、目の前で職人さんが手際よく作業してガラス容器を製作されていました。
平和公園の池
そのあと沖縄平和記念公園へ。
ちょうどお昼頃だったので、修学旅行生や遠足の小学生たちがお弁当を食べてるその近くで、展示されているの人間爆弾や大砲などが展示されている妙。
学校の先生たちはなぜかこの展示を見せないそうです。
公園となってその戦禍を窺い出来ないですが、広島、長崎の原爆資料館とはまた一線を画す、戦争の悲惨さを感じました。
ひめゆりの塔は観光客が多かったので立ち寄る程度で。
糸満市の魚市場で昼食にマグロ丼をいただきました。
さすが、魚市場だけに新鮮なネタで美味しかったです。
このあと、カップルのデートスポット・瀬長島へ。
地中海をイメージして建設されただけあって、ウミカジテラスの建物が白で統一されています。
そこから展望台へ。
那覇空港がすぐそばなので、離発着が間近で見られます。
ちょうど航空自衛隊4機がスクランブル発進──ジャンボっ違って爆音がスゴかった。
場所を移動して着陸する飛行機の真下から眺められるスポットへ。
何機も着陸していくんですが、スマホのカメラの連写モードがわからずうまく撮れませんでした。
新城さん
このあと明日からのダイビングで最悪、ボートに乗れなかったことを考慮してビーチダイビングで使えそうな北谷へ。
途中、米軍から返還されてから新設された湾岸道路──沖縄らしく風光明媚な景色が広がります──を通って、アメリカンビレッジを越えるとそこにありました。
ビーチの近くにはダイビングショップが軒を連ねています。
スタッフらしき人がダイビングを終えてお客さんと談笑していました。
明日はとりあえず視察がてらここに潜ってみることになりました。
それから、新城さんのホテルまで送ってもらい、新城さんはこれから別件の用事があるのでそのあとで夕食の約束をして。
空き時間を利用して、とまりんの道路向かいにある、mic-21へ。
お目当ては、TG-5のハウジング専用ワイドレンズ。
入店即お買い上げ、10分ほどで退店しホテルに戻って部屋飲み。
用事を済ませた新城さんと再会し、貝専門店連れて行ってもらいました。
全ての料理が貝尽くし、という珍しさと貝とはわからないものまで、美味しくいただきました。
貝は、まるでシシャモのような味わいでした。
食べて飲んでホテルに戻ったらそのまま就寝。
水中ポスト
那覇3日目。
朝シャンして、野菜ジュースとヨーグルトにランチパックで朝飯。
予定より早めにホテルの外に出たら、もうゆうや君が待っていました。
早速車に乗り込んで北谷へ。
現地到着も、車を駐車させる場所がなくて、近くで器材を降ろして、私は荷物番してる間にゆうや君が車を駐車できる場所まで移動させて。
ゆうや君が戻ってきたところで器材の準備をしてウェットに着替えてっと。
シャワーもないところなので、「パッパラパッパッパーン、ウェットスポーン。」(ドラえもん風に)
これを使ってウェットの着用はテキパキと。
各自、器材を背負って、エントリー口へ。 階段を下りて、ほんのちょっとだけスロープになったところでフィンに履き替えて脱いだビーサンの鼻緒をハングアップで留めて泳ぎだし。
10数mほど進んだところで、水深3mほどに。
ガイドラインならぬ鎖に沿って進むと更に水深が落ちて8mまで。
砂地がひらけてきてそこには水中ポストが設置されていました。
砂地にポツンというカンジで殺風景さが際立っていました。
このあと、小さく続く根を散策、気が付けば水深16mとあっという間に水面に輝く陽の光も薄く感じられました。
セボシウミタケハゼ
餌付けされているのか、オヤビッチャが後をついてきます。
ソーセージをまく仕草をすると寄ってきて、なにもないことでプイッと去っていきました。
このあと、浅瀬のサンゴ群を散策──陽の光が波間に揺らいで注ぎ、なんとも風情のよいカンジ。
それほど魚はいないものの、1時間弱のショートトリップを楽しみました。
フィンを脱いでビーサンに履き替えて一歩目で躓きそうに──ビーサンの底がビターっとコンクリートの底にへばり付いてはがれなかったため。
そのあと、普通に上がれたので決して齢のせいではございません。
メッシュバッグを置いている場所まで戻って、器材を降ろしました。
堤防に腰を下ろして休憩──強い日差しの中、潮風が心地よいです。
1時間ほどのんびりしたところで、器材を片付けて、帰る準備。
ちょうど昼頃だったので、近くで昼食を食べることに。
車に器材を載せて近くの沖縄そば屋さんへ。
壁一面に有名人のサインが貼ってあり、自動販売機で食券を買って、座敷に。
注文したのは、一番人気の浜屋そば定食。
すぐに料理が運ばれてきて、食しました。
美味しかった。
このあと、車でホテルまで送ってもらいました。
カンパーイ
今日の午前便で到着している、メンバーさんにメールにて17時に待ち合わせをするうことに。
それまでにシャワーを浴びてビールを一杯。
待ち合わせ場所に行ってみると、とらんさんとヒロさん。
そこで、とらさんの荷物が到着していないとのこと。
郵便局に確認したところ、船便になっていたそうで、ちょうど今日の昼すぎに那覇に到着したところで、明日の配達予定をなんとか夕方に配達してもらえる段取りになったそうです。 ──ゆうパックで出すときには、ボンベ、電池が入っていないことをキッパリ表示しておきましょう。──
ゆうパックも到着し、映画鑑賞を終えたステジイさん、読谷村までお出かけされていたきょうこさんも集合。
昨年まで前夜祭を開催していたお店が閉店されていたため、今日は近くの居酒屋さんで。
沖縄に来れて明日からダイビングできることを祝してカンパーイ。
楽しい時間はあっという間、明日からのダイビングに備えて解散。
そのままホテルに帰る人もあれば、お出かけする人も其々、 那覇の夜を満喫されました。
EN前のステジイさん、きょうこさん
ダイビング初日。
良い天気です。
車2台に乗車して港へ。
器材を積み込んで、タンクにセットして使わない荷物はキャビンの中へ。
ほどなく、出港です。
チービシまでの行程なので30分とはかからない程度で見えてきました。
ウェットを着て準備開始です。
ポイントに着いてアンカリングして、ダイビングまでの小休止ということで、スノーケリング。
ウェットを着て身体が火照ってきたのでクーリングです。
ボートに戻って器材をポイントのブリーフィングを受けて器材を背負って一人ずつエントリー。

移動開始
1本目「チービシ」
エントリーするとその透明感ハンパない、って。
魚が少ないのと水底の白砂が余計にクリアさを醸し出しています。
なだらかに水深20mまで下りてもそれを感じさせない明るさです。
ハードコーラルにオヤビッチャやヨスジフエダイがちらほらと見られます。
そこからすぐ近くの根に行くと、50㎝は超えるツバメウオがダイバーを避けるようにウロチョロ。
なかなか近づいてはくれません。
もうひとつ大きめな根の穴にはネムリブカ。
ライトに照らされてもビクともしません。
眼光鋭く、サメらしい。
根をぐるりと散策してから、中層で水深を上げながら移動。
降りそそぐ陽の光と白砂とのコントラストが気持ちイ~。
このあと、集まってガイドを中心に安全停止です。
浮上してガイドを先頭に後ろに並んでボートに待機。
一人ずつエキジットをして、器材を下ろして休憩です。
その間にボートは次のポイントへ移動。
次のポイントはドリフトで一斉に潜降するため、器材を担いで準備。
ガイドの合図でエントリーするもタイミングが合わずポイントから離れてしまいました。
いったんボートに上がって仕切り直しです。
だいぶ流されていたようでボートで戻ります。
ホワイトチップシャーク
2本目「ナガンヌ曽根」
なるべく船尾に待機して一斉にエントリー。
ガイドの引っ張るボンテン目指して泳いで、潜降の合図で潜降開始。
低い根が尾根の様に幾重にも広がるポイントです。
水底に着くともうホワイトチップシャークが一匹泳いでいました。
ガイドより待機の合図で待っていると、ガイドが戻ってきて近くに寄るように指示。
すると、サメが数匹集まりました。
そう、サメショーの始まりです。
襲ってこないとわかっていても、すぐそばをサメが泳いでいくのでビビります。
一番大きいのは、妊娠してるようで、お腹がふっくら、動きもすこしゆっくりめです。
じゅうぶんその光景を楽しんだあと、ゆっくりと移動開始。
根をいくつか越えたところで ヨスジフエダイの群れ。
順番にヨスジフエダイの前に連れて行ってもらって目の前でヨスジフエダイが右往左往するのを堪能しました。
あとは、のんびり散策してから、安全停止。
ガイドの合図で浮上、水面で先ほどと同様にガイドを先頭に数珠つなぎでボート待ち。
順番にエキジットして、お疲れ様です。
器材を下ろして器材をバラシてメッシュバッグに片付け。 
お昼過ぎには帰港しました。
新城さん
メッシュバックを台車に載せて水桶まで運んで軽く水洗い。
身体はボートのシャワーを借りて軽く塩を流してウェットを脱いで着替え。
車に器材を積み込んで移動です。
近くの泊港の魚市場へ。
腹が減っては戦は出来ぬ、でマグロ丼の店へ。
行列にならんで食券を買って、お昼ごはんです。
私は昨日に引き続き、マグロ丼。
このあとどうするか?となって、夕飯までは自由時間にすることに。
それを聞いて、ヒロさんはホテルに帰って飲むアテにマグロの刺身を買ってました。
このあとホテルに送ってもらいました。
ホテルに帰ってシャワーは浴びてまずは、ビール。
やっぱ、ダイビングのあとのビールはサイコー。
テレビを見ながら、ビール3本飲んで過ごしました。
ちょうどまどろんでしまうころには、出かける時間。
慌てて用意をして外へ。
といっても、私は今日の夕飯は私の宿泊しているホテル1階のお店なんで地の利です。
集合時間になってもヒロさんが来ない。
電話するも、............。
いたし方なく先にお店に入って、今日のダイビングににカンパーイ。
ほどなく、ヒロさんから電話。
ヒロさん「スミマセン、寝てました。」
私「さきに始めてますよ。」
遅れてヒロさんも到着して、改めてカンパーイ。
美味しい料理とダイビング談義で話は尽きません。
いつの間にか、入ったときは私たちだけでしたが、満員御礼状態になったので、明日もダイビングがあることなのでお開きに。
まだ時間も早いこともあって、ホテルに帰る人もあれば、国際通りで土産物を探索する人も。
各自、那覇の夜を楽しまれました。
記念撮影
ダイビング2日目
今日も良い天気っぽいです── 窓があまり開かないので空の様子がわかないので。
那覇に来ていつもの朝食(サンドウィッチ、ヨーグルト、野菜ジュース)を食べて準備完了。
今日はステジイさんの記念ダイブなのでフラッグを忘れないようにバッグへ。
いの一番に私から順次ホテルを周って、ピックアップ。
最後にあっこさんをピックアップして、湾岸道路を行けば早かったのですが、今日はマラソン大会で早々に通行止め。
仕方なく、国道58号線でのんびりと。
読谷村近くには、中国人向けのダイビングショップの看板も見受けられ、チャイナマネーさまさまを目の当たりにしました。
そこからすぐのわき道を下っていくと恩納村です。
ここからボートで真栄田岬へ移動です。
器材を下ろして、タンクにセッティングしてボートに積み込み。
それから、水中で撮り忘れ用に陸上にてみんなでステジイさんの200本記念写真、パッシャ。
昨日のうちに記念ダイブと聞いていたのでフラッグの日付は昨日のまま、ってことはご愛敬。
記念ダイブに相応しい良い天気です。
さぁウェットに着替えて、出発です。
今日も新城さんに見送られて出港。
ポイントへ
1本目「残波岬灯台下」
順番にエントリーして、全員が揃ったところで、さきに記念撮影。
フラッグをステジイさんに渡してご本人を真ん中にしてハイ、チーズ。
パチパチパチパチ、おめでとうございます。
それから移動開始。
なだらかに落ちていく先には、カスミチョウチョウウオの群れ。
その奥にはすっとーんとドロップオフが連なります。
大きな根沿いを泳ぎながら中層を泳いでいきます。
なかなかのダイナミックさです。
グルクンの群れやユメイロが通っていきます。
大きな根を散策して、元の浅場へ。
ここまで来ると生暖かい中、各自安全停止をして浮上。
器材を下ろして近くの風除けできる岩場のそばで休憩です。
スノーケリング
海面には細かい塵や羽毛みたいなものが浮いていて、崖のほうをみると巣のようなものが見えました。
鳥たちの住処なのね。
船長から「そこの洞窟あるやろ。そこんトコにホロホロ石あるよ。」──ちょうど崖下に洞窟があって、そこに潮や波で表れたすり鉢状の穴(ポットホール)に丸く削られた石があるそうです。
それなら見てみないと──休憩時間を利用してスノーケリング。
洞窟の奥の方に行くと波が崖にぶち当たり引き戻して来るので危ないので手前で。
すると、5mほどの海底にありました、2mほどの穴に1m大の石。
持とうとしましたが、無理でした(~_~;)。
自然の摂理を垣間見た気がします。
それからは火照った身体を冷やすまで、スノーケリングを楽しみました。

大きな地形
2本目「ツインロック」
ブリーフィングで名前から大きな根が連なるポイントでロウニンアジに遭遇できるそうです。
大きな根を周ることから、ドリフトダイビングで。
タンクを背負い、順番にエントリー。
全員が揃ったところで移動開始。
名前の通り、大きなな根、というかタ尾根ほどの根の上と海底には落差があります。
石灰岩でできているようで複雑な地形でそこら中にアーチがあります。
その一つで差し込む陽の写真でも撮ろうと下り立ったら、向こうからバカでかい頭の魚が! ロウニンアジだーーーー!! 向うもダイバーを見つけ踵を返して逃げていきました。
ほんの一瞬の出来事だったため、写真も撮れずじまいに終わりました。
しかし、ロウニンアジが出ることはホントだったんだぁ。
しばらくは、ロウニンアジがまた現れるんじゃないかとキョロキョロ。
そうは問屋が卸してくれませんでした。
ほかのアーチを潜り抜けたり、通ってきたアーチの天井から泡が噴出してるのをみたりと地形を楽しみました。
そろそろ良いお時間なのでガイドがシグナルフロートを打ち上げて、水深5mをキープ。
皆も、なるべく固まって安全停止です。
安全停止を完了したので、浮上のサイン。
皆が海面に浮上するもお一人だけなかなか上がってこない。
ははぁ~ん、DECO出したみたいです。
そういえば、皆よりいつも深かったからね。
そのあと、ガイドに見守られながら、無事浮上。
ボートにピックアップしてもらい、お疲れさまでした。
キンメモドキとマトウダイ
港に戻って器材をメッシュバッグに片付けて、軽く水で塩を落として着替え。
新城さんのご好意で、車でさきほど潜った真栄田岬の灯台へ。
灯台を前にパシャ、また石灰岩でできた崖やその岩場になぜか小石がいくつも積み上げられている。
ヒマな人多いんやね。
近くの日本一大きいシーサーの前でも記念撮影をして、近くの食堂へ。
沖縄そばを食べてお腹いっぱい。
そのあと、泊の魚市場でも飾ってあった魚の置物を作ってらっしゃる、造形作家の安仁屋さんの工房にお邪魔して数々の作品をは拝見させていただきました。 発泡スチロールからこんなにも生き生きとした魚になるとは。
あと、やむちんの里で、壺屋焼の工房や大きな窯を見学。
もう夕方になる時間まで観光したあと、夕飯のときに集合することで各自ホテルに送ってもらいました。
ホテルに戻って最初にするのが、シャワーで自身の塩を落として、空いた浴槽で器材の塩抜きです。
蒸し蒸し状態で汗がとまらない。
あとは水切り、乾くことはありません。
こういう時は、ベランダのあるホテルにしときゃ良かったと後悔です。
それで夕飯前に気付薬を一服。
時間になったので集合場所へ。
ホテルを出た瞬間にログブックを忘れたことに気づきましたが、取りに帰るのが面倒臭くてそのままで。
カンパーイ
みんなで予約していた居酒屋さんへ。
飲み物が揃ったところで、「沖縄ツアーに無事来れたこと、そいsて無事潜れたこと」を祝してカンパーイ。
楽しい時間はあっという間に。
来店した時はガラガラだったお店も満員状態。
お店の前でお開きにして、私とお二方と今回食べられていない、雪塩ソフトを食べに国際通りへ。
国際色豊かでほぼほぼ日本語が聞こえてきません。
ドラッグストアの店頭には、鎮痛薬やのど薬などが箱買い用に堆く積まれています。
おそるべし、チャイナマネー。
ということで散歩もほどほどにホテルにもどって就寝。

新城さん
沖縄ツアー最終日。
粟国を断念したことで大半の人が帰阪の飛行機を午前便に変えていて、変更していなかった私含め3名で観光することに。
リクエストで美ら海水族館だったこともあり、レンタカーを借りることに。
ネットで検索して空港近くで乗り捨てできるところで借りることに。
するとあの、スカイレンタカーでした。
今回は乗り捨て、給油不要で全部込々で4,900円の日産ノート。
──決して、セレナには乗りません──
手続きを済ませて、店員さんから渡された観光ガイドをもって乗り込み最初に向かったのは郵便局。
器材を大阪に送るために預けたところ、局員「前のこちらに送る際の伝票はございますか?」
私「さっきホテルで破いて捨てました。」
局員「それがあれば、60円割引できたんですが。」
ガーーン、これからは置いてかなきゃ。
サメの歯を手触りするあっこさん
ホテルに二人をむかえに行ってコンビニで割引券も買っていざ、美ら海へ。
ところが、高速の入口が分からず右往左往、観光ガイドの地図を見てやっとこさです。
まさかレンタカー借りるとは思ってなかったので、ETCカードも持ってきていなくて、久々の料金所での現金精算とETCmの有難さを思い知りました。
高速を降りたころには、ちょうど良い時間になっていたので観光ガイドに掲載されていたそば屋さんへ。
観光ガイドついていたクーポンチケットでご飯をプレゼントされてお得感。
観光ガイド、なめたらいけませんね。
このあと美ら海水族館を一通り見て、感想は「中国語ばっかり」でした。
空港に行く前に瀬長島へ。
タイミングが悪かったのか、緊急スクランブルがあったからか飛行機の発着は見れませんでした。
このあとレンタカーを空港近くで返して空港まで送ってもらいました。
土産も買って空港食堂で夕飯も食べたら、もう帰る時間です。
ここで神戸へ向かうあっこさんとも別れて、私たちも帰途へ。
ピーチには珍しく、予定時刻通りの出発となりました。
関空に到着し、O-CAT行のバスに乗るため、荷物を受け取り猛ダッシュ。
案内板で行ったら、行き過ぎて駐車場に。
違うやん、と戻ってバス停についた瞬間にバスが到着。
よかったぁ、間に合ったぁ。
なんとか、その日のうちに家に帰れました。
今回の粟国ツアーの予定でしたが、種々な艱難の多く参加された皆様には大変なご心配、ご迷惑をおかけして企画者として申し訳ございませんでした。
来年こそは粟国島ツアーを開催する所存ですので、これに懲りずにご参加ください。
また、このような状況の中で私たちをおもてなし、楽しませいただいた美南海ダイビングクラブの新城さん、ゆうや君、ありがとうございました。
来年こそは粟国でお願いします。

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