須江ダイイングセンター
今シーズンラストの内浦ビーチに行ってきました。
ホントはスナビクニン狙いの日高の予定でした。
日高のことだから、ツアー開催の可否について疑う余地なく海況について全く気にかけていませんでした。
前々日の天気予報で前日が雨なんだ、程度でした。
なので、ヒロさんにも日高なのでゆっくりめの出発で連絡していました。
ところが、です。
前日の昼過ぎに着信が。
電話をとると日高DCの名津井さんからでした。
名津井さん「明日北西の風がキツくてボートが難しいんです。オープンサイトも波がバシャついてエントリーはシンドイですが、水中は大丈夫です。」
私「どうするか、あとで連絡します。」
ヒロさんに日高がボートがNGでビーチオンリーで行くか、ビーチなら内浦でいかがですか?とメール。
ヒロさんより「できれば内浦で」とすぐに連絡いただいたので、日高DCにお断りの連絡を入れて、須江DCへ電話。
すると倉田さんが「もういっぱいいっぱいやけど、ふたりならなんとかしよ。」とありりがたきお言葉。
ありがとうございます<(_ _)>。
早速、ヒロさんに出発時間の変更を連絡。
ごった返した内浦が想像できるだけに、早めにエントリーせねば。
明日の用意を済ませ、がっつり夕飯を食べて早めに就寝。
コウイカ
当日の朝、といっても日の出までには2時間以上ありますが、起床。
昨夜は大荒れだったようで、和歌山南部で竜巻注意報が発令されるほどだったので、風がキツイ。
マンションのフェンスに取り付けられた「入居者募集」の幟がバタバタと靡いています。
ヒロさんをピックアップして高速へ。
渋滞もなく高速をおりて海辺に来ると、白波。
見たカンジ、これは串本クローズに間違いないわぁ、内浦が混むのもわかるぅ。
途中コンビニで朝食を調達してDSへ。
器材を降ろして、さきに港へ下ろせるようにまとめておいて、手荷物をウッドテラスのテーブルに持っていき、到着の挨拶をしに行ったところ、スタッフの坂口さんから「席用意してあるよ。」
ありがとうございます、昨日の時点では席がないということでテラスで過ごすつもりでしたが、ありがたい限りです。
用意いただいた席に移動して、朝食です。
次々とダイバーさんが到着してくるんで、早めにエントリーした方が良さげなので着替えを済ませて、ドライを着て準備完了。
ちょうど出発する送迎車に器材とともに乗せていただいて、港へ。
オオモンカエルアンコウ
DSではそれほどでなかった風が吹きつけていて、寒い。
早速、ビーニーを被って防寒対策。
悴んだ手だとBCの中圧ホースがなかなか接続できないし、何度も何度もトライしてようやく。
残圧チェックして、ウエイトベルトをまいて器材を背負い、プレダイブセーフティチェック。
曇り止めしたマスクをバケツで濯いで階段を下りてフィンを履き、水面確認してジャイアントエントリー。
水面で集合して、潜降OK、位置の確認、時間のチェック、ブッシュ―。
BC自体がまだ濡れ切っていないのでなかなかのプラス浮力。
ジャックナイフで強制潜降。
思ってたよりも見えてる、目の前をネンブツダイの群れが通っていきました。
水深を下げて砂地まで出ると左右どちらからも泡が見えて、進めないのでそのまま沖のほうへ。
ブロックのほうへ行くとキイロウミウシやニシキウミウシなどがいた中、ブロックの上から垂れる形でムチヤギがあってその隙間にオオモンカエルアンコウ。
全く微動だにせずにじっとしてくれていました。
ただ、真っ黒すぎて目がどこにあるやらさっぱりわかりませんでした。
それから、砂地を進むと50㎝大のコウイカのペアがのんびりと泳いでいます。 動画を撮ろうとアクションカメラの電源オンにしたら、Wi-Fiモードになってしまってせっかく間近にいるのに撮れませんでした。
このあと水深を上げていくといつものアジ、と思ったらデカい。
ミッドナイトより2か月、体長が1.5倍ほどに──そりゃあ成長するわなぁ。
南蛮漬けサイズから刺身でじゅうぶん食べるぐらいです。
それを横目に水深をちょっとずつ上げて安全停止。
そしてエキジット。
マトウダイ
器材を降ろしてタンク交換。
邪魔にならないように器材を端に寄せて置いときます。
ちょうど入れ替えの合間なのか、送迎の車もなかなか来なくて、風が強くて手が悴んで堪えます。
そのあと、送迎の車に乗って、DSへ。
温かいシャワーを浴びれて気持ちイー。
ドライを脱いで休憩です。
風のない休憩室は心地よいです。
続々とダイバーが来られては、ひっきりなしに出発していくので2本目に行くタイミングが。
水面休息時間が1時間20分を超えたので、そろそろ行きますか。
ドライスーツを着て、送迎車が戻ってくるの待ち。
倉田さんが気を遣って「軽トラックで良ければ、行こか?」と言っていただきましたが、固辞。
1本目の時と同じく二人組の方々と港へ。
陽が高くなったからか、風はあるものの過ごしやすくなってきました。
そこをゾロゾロとダイバーさんたちが、エントリーに向かっていき渋滞状態。
フレリツノアメフラシ
内浦シーズンラストダイブ──2本目ということで、ススッと用意をしてプレダイブセーフティチェックをしてエントリー。
水面集合して、潜降。
水中を見渡すとダイバーの泡だらけ。
そこをタカサゴのおチビちゃんたちが泡を避けながら泳いでいます。
岩場を抜けて砂地へ行くとマトウダイが現れましたが、縦ではなく横向き?に泳いで平べったくて最初わかりませんでした。
そのあとは、もう一度ブロックのほうへ行きましたが、カエルアンコウさんは引っ越しされたようです。
近くの洗濯機の洗濯槽の横からニョキリとウツボが顔をのぞかせてくれていました。
その近くには日傘ならぬ海藻に身を寄せているウツボさんも。
そしてまたしてもコウイカのペアが登場。
しかしアクションカムの電源をちんたらしてるまにいなくなりました。
インターバルが短いため、そろそろ水深を上げていくと産卵に訪れていたアオリイカの群れ。
産卵や卵嚢は確認できませんでしたが、あとで他のダイバーさんは見かけたそうです。
海藻が広がっている処になにやら不気味な塔のほうなものが。
近づいてみると、フレリトゲアメフラシが重なり合って交接中?
大アジの群れの横を泳いでいき、エントリー場所近くで長めの安全停止。
ほぼほぼエアを使い切ってエキジット。
大アジ
器材を降ろして、タンクを脱装し器材を片付けて送迎車待ち。
内浦ビーチが盛況のためなかなか来ません。
結局、後から上がられた先ほどの二人組とともにDSへ。
器材を洗って、そのまま片付け。
温水シャワーで頭からドライスーツまで塩抜き。
着替えを済ませて、精算を行って撤収です。
車中、それほどお腹が減ってないということでカツオ茶漬けはナシとなり、大阪王将にしましょかとなり、お店へ。
ところが、お昼時ということもあち、家族連れで店前に行列。
並んでまで食べるほどでもないので、その手前にあった、関東発のチェーン展開している、お好み焼きやさんへ。
店員さんからお好み焼きの作り方をレクチャーを受けて、各自焼き上げ。
もっちもちの生地とソバにお腹いっぱい、ごちそうさまでした。
食事後、軽くログ付けをして帰途へ。
潜水艦
さすが、日曜日。
印南IC-広川南IC 7Km──こんな早い時間から渋滞。
みなべICのその手前から緩やかに混みだしてきたのでココで降りて、R42へ。
御坊市内を抜けて由良トンネルを越えた瞬間、眼に飛び込んできたのが、紛れもない潜水艦。
そこへ直行。
停泊している甲板には、民間の人がちらほら。
なにかのイベントだったようです。
沖にはもう一隻潜水艦の船影も確認できました。
寄り道をしても17時には岸和田SAへ。
みかんパンも無事購入できて帰宅。
明日からの12連勤に向けてガンバろっ。
見た生物:オオモンカエルアンコウ、マトウダイ、マトウダイyg、マアジ、ネンブツダイ、オオモンハタyg、クマノミ、ハタタテダイ、トゲカナガシラ、チョウチョウウオ、ウツボ、ヒメジ、オジサン、トラギス、ハナハゼ、ダテハゼ、カサゴ、カワハギ、ハコフグ、ウミスズメ、キンギョハナダイ、イシヨウジ、ヒイラギ、コウイカ、アオリイカ、オドリカクレエビ、キイロウミウシ、ニシキウミウシシロハナガサウミウシ アメフラシ、フレリツノアメフラシ

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