スズメダイ
毎年7月恒例の冠島ツアー
平素、GWごろには定員いっぱいになる人気ツアーですが、今年はコロナ禍で全く集まらず──6月初旬で2名のみ。
1ヶ月前にこの人数で恐縮しながら予約を入れたところ、DSからのご返事でも「こっちもボチボチです。」
どこの業界もそうですが、大変な時代です。
と、オフ会で全然集まっていないことを話したら、むーさんが「行こうかぁ。」
そこから、あっという間の定員いっぱいに。
ありがとうございます。
人数が確定したので、ルート決めを。
毎年、神戸・中国道ルートですが、今年は初の京都縦貫ルートです。
──京都縦貫ルートもありましたが、荒天のため中止になった経緯があります。
いつものとおりMapFanを使ってルート検索──AM8:00に到着予定ですが、休憩時間も考えて30分余裕のAM7:30到着予定にして。
検索結果が4時に出発となりました。
しかーし、梅雨が長いというのは考えもんですね。
本来なら、梅雨明けを狙ってたつもりですが、今年の梅雨のトンネルは抜けるのだろうか?
ってことで、DSのブログを確認するも7/5のぶんが最後。
出港予定も芳しくなく、やたら「中止」の文字ばかり。
3日前でも見当がつかなくて、四苦八苦。
やっと、2日前から「出港できるでしょう。」
波浪予報で確認すると、イケると確信に変わりました。
前日の朝、DSのWEBサイトを確認すると、「出港できるでしょう。」だったので、そのまま参加者へツアー決行の周知。
あとは当日を待つのみ、というふうにはいかず、すこしバタバタになりましたが、なんとか問題なく行けそうです。
出港
当日の朝?AM2:30に起床。
なんとか睡眠時間4時間──最低限運転するために自己に課している──は確保できました。
ヒロさんを皮切りにむーさんまでほぼ予定時刻通りにピックアップ。
地元のむーさんの誘導でナビに載っていない新名神の高槻ICから高速へ。
山間部は雨と靄に遭いましたが、順調よく行けました。
途中、コンビニで朝食を調達して、港に到着。
器材を降ろして、ボートに積み込んでもらいました。
今回初めての人にボート案内とブリーフィングをおこなって、出港までに腹ごしらえ。
出港までに先にセッティングしてメッシュバッグなど使わないものは、片付け。
やっしーさん、ブービーさんも集合して出港です。
波もなく穏やかな水面を疾走していきます。
ただ、日差しがないので肌寒く感じます。
40分ほどの航行のうち冠島に到着。
ドコも流れているらしく、ポイント選定を念入りに。
ようやく、ポイントが決定しアンカリング。
そのころから、雲の切れ間から陽射しが。
ヒラメ
ヒロさん撮影
1本目「立神グリ」
大西さんから重々「必ず、アンカーラインで潜降するように」
タンクバルブを開放し、器材を背負ってエントリー。
全員揃ったところで移動開始。
棚から少し外れるとドロップオフになっている手前で停止。
崖越しに魚たちを観察。
スズメダイの群れに向かって、ブリが右往左往。
動きが早くてなかなか写真に撮れません。
その奥のほうからマダイの群れも寄ってきてくれました。
たいがい、マダイって1尾で泳いでいるんですが、群れで現れるのは珍しいそうです。
そのあと、水路を抜けたりしてエントリーポイントまで戻ってきました。
エアーも残っているのでしばらくこの辺で自由時間としたのですが、ハッキリ伝わっておらず、みなさん早めのエキジットとなりました。

記念写真
ボートは、波のない宮前まで移動してアンカリング。
休憩です。
今年はサーミーさんやarakiさんがいないので、海に飛び込む人はいないようです。
私のみ新しく買ったワイドレンズで半水面撮れるかどうか確認のため、着水。
スノーケリングだと煽れないため、あきらめました。
しばし、スノーケリングをして楽しみました。
ボートに戻ると、皆お食事中。
私も遅れて、お弁当いただきました。
このあと、ヒロさんがスノーケリングを楽しまれました。
次のダイビングにむけてタンク交換をさきに おこないました。
それからボートは次のポイントに向けて移動開始。

スズメダイ
ヒロさん撮影
2本目「小島 南」
流れのない場所をセレクトしてアンカリング。
器材を背負って用意のできた人からエントリー。
水底で集合して移動開始。
流れに向かっての移動なのでカメラを持っていると結構な負荷がかかります。
目の前にはスズメダイの群れ群れ群れ。
ときおり、マダイが通っていいきます。
イサキが斜め下から上に向かって泳いでいきます。
しばらく滞在して、そのあと流れに乗るとちょうどエントリーポイントまで戻ってくることができました。
まだ残圧が残っているのでここらへんで散策。
すると大西さんが私にこっちこっち。
こぶし大の石を見せてくれました。
見た目は黒っぽいだけですが、持ってみるとゲキ重でコンパスを近づけると針がクルクル。
──その石は、隕石の可能性が高いそうです。
このあと、各自安全停止をしてエキジット。

ネンブツダイ
ヒロさん撮影
器材をメッシュバッグに片付けて、帰港の準備です。
其々、自分のポジションを決めてのんびり。
潮風が心地よいです。
港に到着するとDSスタッフが器材を軽トラックに積んでいただいて車まで運んでくれました。
塩まみれのメッシュバッグは、90Lのポリ袋に入れてから、車に積み込み。
このあとお仕事のブービーさんとはココでお別れして私たちは毎度の銭湯へ。
塩を落とすとキモチ良いです。
かき氷を食べてログ付けして渋滞もなく帰宅できました。
ご参加いただいたみなさん、お疲れさまでした。
また来年の冠島で。
見た生物:ブリ、マダイ、スズメダイ、イシダイ、ネンブツダイ、イサキ、イトヒキベラ、コロダイ、マアジ、カワハギ、キジハタ、ニザダイ、ミツボシクロスズメ、キュウセン、ブダイ、アオウミウシ 、アメフラシ

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