2020年7月12日　日高日帰りツアー

今回は日曜日開催。
それはシーズンインにかかわらず土曜日に歯科医院の予約を入れてしまったため。
翌日の仕事への影響も考えて最も近場である、日高をチョイス。
昨年のアワビ稚貝放流ツアー以来となります。
前週は低気圧の影響で何処も大荒れだったようで、日高も例の洩れず。
予約の電話の際に名津井さん「明日からはイケると思います。」
1週間前の天気予報で雨は織り込み済みですが、荒れそうにないので一安心。
参加表明いただいた、あっこさんより「ジェットフィンを試したい」とのリクエストを受けて、──私も持っていますがLサイズのた──ダイブエリア373の福田社長にお願いしてジェットフィンMサイズを手配。
これで準備万端。
あとは当日を迎えるのみ...でしたが、
前日の白浜のDSさんのブログを見ると、水温19℃
ギョェ――ー!!
それを見て車から降ろしていたドライスーツをも一度積み込み。
備えあれば憂いなし、です。

あっこさんからメールは届くものの、私から送ったメールには無しの礫。
果たして、メールは届いているのだろうか？
ってことで、メンバー掲示板に書き込むも音沙汰無し、とりあえずメンバー掲示板には決行の書き込みもしておきました。
前日には私事の用事でバタバタだったので、ちょうど車を駐車場に停車してる最中にあっこさんから着信。
やはりメールは届いていなかったようで「スマホ買い替えました。」
（注：迷惑メール対策で除外リストに入れてあったとしても、携帯電話を買い替え等された場合、携帯電話会社メールは設定がリセットされるようです。）
これでなんとか連絡もつきました。
当日予定通りに出発し、渋滞なく到着。
器材を降ろして、スーツをドライにするかウェットにするか思案するも名津井さんより「昨日からほとんどの方はウェットです。」と悪魔のささやき。
仕方なくウェットを降ろしました。

休憩室に入って朝食タイムと施設の案内。
温泉施設にDSがあると便利ですよねぇ。
温泉施設の脱衣場で着替えを済ませて、用意を開始。
薄曇りなんでウェットを全身着てしまいました。
さすがにこの季節暑い。
港までてくてく。
運んでもらった器材でセッティング。
そしてボートに積み込みすると、昨年までなかった、タンク設置台ができてる。
これで重い器材を背負うのにラクだぁ。

1本目「ミジン畑」
前回、あとから入って先にエントリーしたグループにミジンを占領されて教訓で今回は私たち二人だけなので、ダッシュでエントリー。
入ると日高グリーンに日高らしい白い浮遊物。
ブイの取り付けてあるラインを頼りに潜降。
海底のアンカーに到着。
そこには、クロイシモチのコロニーとなっていました。
大概、1尾かペアでしか見たことないのに、これだけクロイシモチが群れているのは初めて。
このあと名津井さんのアドバイスどおりのルートで。
さすが日高、これだけのミジンが見れるのはココだけ。
普通にペアやクロイシモチとのペアも。
しばらくミジンたちに癒されました。
すると砂塵が近づいてきたので、そこから退散。
南のほうへ。
サンゴにピッタと張り付いた小さいオニカサゴを見つけ、ふとその後ろのあったタイヤには幅いっぱいのデカいオニカサゴ。
このあと、もう少し散策しようかと思いましたが、あまりの寒さにエキジットしていまいました。

他のグループが上がって来るまでボートで待機中、あっこさんがぶるぶる。
「大丈夫ですか？」の声掛けにあっこさん「大丈夫です。」
DSに戻って温水シャワーを浴びて暖を取ってると、シャワーから離れられない。
勇気をふりしぼってウェットを脱いでタオルで水滴をふき取り。
休憩室で早めの昼食です。
もちろん、温かいお茶とともに。
あっこさんがあまりの震えてたんで、車に積んでいた、エコカイロを使うようにススメました。
こういうときに積んでて良かった。
時間が来たので、ウェットに着替え。
濡れたウェットは身に染みるぅ。
港までてくてく。

2本目「小杭崎」
エントリーするとこちらの方が抜けているカンジで、スズメダイの群れが見えます。
しかし、根に到着すると一変、 透明度激落ち
壁伝いに水底に行くも、根から離れられない。
根の上の群れと違い、底にはハナハゼがちらほら見れる程度。
根を一周半回ったところで、あきらめてエキジット。

DSに戻って器材の塩抜きと水気切りをして温泉へ。
すぐに温泉に入れる有難さ。
ココのジェットバスは堪りませんなぁ。
ログ付けをしてから器材を片付けして帰途へ。
今回も近いためソッフンなしでした。

見た生物：ミジンベニハゼ、クロイシモチ、ネンブツダイ、イサキ、マアジ、スズメダイ、オニカサゴ、イトヒキベラ、トラギス、コロダイ、サラサエビ、シロウミウシ