台風シーズン真っただ中、ツアー3日前に関西にはほぼ影響のないまま通過してくれました。
波浪予報も0.5mと安心レベル。
あとは、風だなぁ、と注視していたところ、案の定北西の風っぽい。
もしかしたら、ムリかも?と不安がよぎりました。
前日の午後、現地DSに連絡したところ、やっぱり「明日ムリやね。」
最悪の事態となりました。
そこから、日高DCに連絡したところ、「ビミョーなんです。」
一先ず、仮押さえさせていただいてから、白浜のDSの連絡。
白浜DSスタッフ「出港予定です。」
即、予約──そのあと、日高DCには丁重にキャンセルの連絡いたしました。
参加の方にダイビングサイト変更の連絡。
仕事を終えて帰宅し就寝。
当日の朝、予定通り集合して出発。
いつもよりも45分遅めに出発するだけでこんなにも交通量増えるんだなぁと実感。
しかし、そのあとは渋滞することなく現地DSに到着。
今日はDSでイベントがあるらしく、ごった返していました。
器材を降ろして、先に港に持って行けるように準備。
施設案内のあと、それから休憩室もいっぱいだったので、堤防沿いでおにぎりを頬張りました。
時間になったのでウェットに着替えて港までてくてく。
スタッフに乗船するボートを教えてもらって、その近くで器材をセッティング。
あとは出港を待つのみ、の段階で、同船するDSのお客さんのウェット、器材が足りないことが判明。
慌ててスタッフがDSに戻る羽目に──盛況なDSにありがちな光景です。
私も非常勤をしていたころ、お客さんのウェットを積み忘れて急きょ自分のウェットを貸してボートで待機した覚えがあります。
1本目「漁礁」
昨日は透明度が25mほどあったそうで(DSスタッフ曰く)、水の色は良いカンジです。
準備をしてエントリー。
さすがに底までは見えないものの、バッチリ見えています。
ゆっくり下降していき、集合して移動開始。
目の前にはクロホシイシモチの群れがいっぱい。
そこに番人的な動きでイシダイが私たちの動きに警戒して付いてきます。
いたるところにオオモンハタがじっとしていて全く逃げません。
すると、ヒトの顔よりもひとまわりも大きいツバメウオ。
鉄柵にはウミスズメやハコフグなどがちょこまかちょこまか。
だいたい、ぐるり周ったところで、柵の上に。
サンゴに根付いたキンギョハナダイ、ソラスズメが彩りを与えています。
安全停止をじゅうぶんおこなってエキジット。
港に戻って器材を降ろしてタンク交換。
残圧をチェックして邪魔にならないように器材をかためて置いておきます。
DSに戻ってウェットを脱いで即、更衣室の奥にある温泉へ。
これからの時期、この温泉は堪りません。
身体を温めてリフレッシュして、昼食です。
白浜の醍醐味、海鮮丼。
ダイビングの昼食ではなかなか味わえないだけに貴重です。
感染予防で味噌汁が付かないのが残念ですが、この新鮮なネタでじゅうぶんです。
美味しくいただいてしばしの休憩です。
出港20分前になったので準備開始。
ウェットに着替えて港までてくてく。
器材を積み込んで、出港まで堤防で小休止。
そのとき、堤防にブーツが置いてあったのを見ていました。
出港して、ポイントに着く前におっくんの足に注目。
ブーツではなく、サンダル履き。
もしかして、堤防のブーツ、おっくんのでは?
その答えは正解でした。
私のフルフットをおっくんに履いてもらったところ、イケそうなのでそのままお貸しして、私がおっくんのストラップフィンでいくことにしました。
ツアーリーダーである私が忘れ物の確認を怠ったミスなのです。
2本目「沈船」
準備をしてエントリー。
さすがに1本目みたいに抜けていないです。
下で集合して移動開始。
いきなり目の前にはキンメモドキの群れ群れ群れ。
そこにキリンミノカサゴやオオモンハタがのんびりと泳いでいます。
船内にはクロホシイシモチの群れ。
沈船の周りにはカンパチが泳ぎ回っています。
船首のほうへ行くとさらにキンメの群れぐらいが大きく見れます。
沈船の周りを1周ほどしていくと、コロダイの幼魚がちょこまかちょこまかt体をくねらせながら泳いでいます。
も一度キンメモドキの群れの中に入って癒されてると、DSスタッフが沈船になにやら作業中。
サイリウムの束をあちらこちらに設置中──今晩のナイトダイビングのイベント用でした。
エキジットにむけて移動していると、記念ダイブの記念撮影中をパシャ。
水中は何とも穏やかなダイビングとなりました。
DSに戻って器材を洗って水気切り。
ウェットを脱いでその足で温泉で、温まるぅ。
ログ付けして器材を片付けて、とれとれ市場へ。──旅の思い出にオプション受け付けてまーす。
帰りに「彼女が水着にきがえたら」のDVDを鑑賞しての帰途につきました。
見た生物:ツバメウオ、キンメモドキ、クロホシイシモチ、ハタタテダイ、ヨスジフエダイ、ハタタテダイ、ツノダシ、オキゴンベ、コロダイ、シラコダイ、キンギョハナダイ、ハリセンボン、カサゴ、イラ、カワハギ、ウミスズメ、ハコフグ、オオモンハタ、ウツボ、ゴンズイ、ミツボシクロスズメ、コイボウミウシ、ミチヨミノウミウシ、キイロウミウシ
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