もともとは串本の予定でしたが、リクエストを受けて田辺で開催に。
先週が田辺だったのが、荒天ため急きょ紀伊大島にロケーション変更したためのリベンジ。
そろそろ梅雨明けも秒読み段階になってきたので、今回こそは田辺行けるはず?
波浪予報は0.5m以下、しかし風が4m、と不安材料も少し。
前日の電話確認で「ボート出るけど、透明度は良くないのと、水温20℃ぐらいやけど良い?」
はい、行けるなら行きます。
メンバー掲示板に明日決行の書き込みをして、就寝。
翌朝、時刻通りに集合して出発です。
先週は車が少なめでしたが、今日は作業車両が多めです。
湯浅SAでトイレ休憩をすると、この時期見かける少年野球チームは全くおらず、どう見ても家族での海水浴客ばかりです。
8時過ぎに現地到着し、先に港にまわって、器材のセッティング。
それから、お店のほうで他の荷物をおろして休憩です。
ステジイさんのDC修理──本来なら粟国の70歳バースデー企画としてするつもりでしたが、叶わず今回プレゼント。
朝食を食べてから着替えを済ますと、社長「用意出来たら行こかぁ。」
なんと、今日のボートは私たち二人だけだそうです。
器材をボートに積み込むと、社長「次のぶんのタンクも積んどこかぁ、昼から風がキツくなるから続けて行った方が良いから。」
ウェットに着替えて、9時20分に出港です。
乗船すると、社長が船尾のあたりでツバメウオの幼魚を発見、玉網で器用に掬い上げてました。
水面で見るとホンマ、木の葉にしか見えなかったです。
1本目「南部出し」
水温が下がっておっり、深場へ行けば行くほどヒドいらしいので浅場のコチラヘ。
器材を背負ってエントリー。
入った瞬間に冷やっ、とします。
緑色の中を潜降ラインを頼りに下りていきます。
下でステジイさんと合流し、まずは水路へ。
10数尾のハタンポがお出迎え──寂しい。
ウミカラマツにちょこんとミノカサゴが留まって休憩しています。
水路を抜けて、根を反時計回りに。
岩場にはコロダイがクリーニングスポットでホンソメワケベラからメンテナンスを受けています。
1周したところで、いったん砂地へ。
ハナハゼとダテハゼを見た程度であとはトラギスのみ。
諦めて根にもどり、水深をあげると、イサキやタカベの群れ。
根の上にはキンギョハナダイが乱舞。
同じ水深でも場所を移動すると冷やっこいところもあったりと、温かいところ選びながらの移動。
だいぶ潮が良くなってきたのか、青い海になってきました。
安全停止の必要もないぐらい滞在してエキジット。
ボートに上がると周りに他のボートがちらほら。
次のポイントがゲッターかクラックかとなって、透明度優先でクラックに決定、移動して休憩です。
少し風も出てきて、ボートもゆーらゆら。
冷えた身体に陽射しがキモチ良い。
水面休息を50分過ぎたので準備開始。
2本目「クラック」
タンクを換えてセッティング、残圧チェックをして器材を背負い、エントリー。
水底でステジイさんと合流して、北の壁へ。
イサキが群れをなして泳いでいます。
しかしドロップオフを下りて散策する余裕(寒さに対する耐性)がなく、中層を移動。
そのあとは、根の上に戻って、アンカー元へ。
そこから、アーチへ。
せっかくなのでアーチに降り立ち、アーチを走破ならぬ泳破。
アンカーに戻ったところで、エアは残っていましたが、「安全停止5m3分」を出して、浮上を開始。
十分に窒素を抜いてエキジット。
DSに戻って器材を真水で洗い、水気切り。
昼食前にかんぽの宿の外湯へ。
──なんと、土日の外湯利用は14:00まで──
早め早めのダイビングで今回は行くことができました。
冷え切った身体に温泉はサイコー。
露天風呂の温めのお湯でじっくりと温まりました。
DSに戻って、昼食をいただいてログ付け。
そのころには器材もほぼ乾いていました。
器材を片付けて、帰途に。
久々に岸和田SAでソッフンを食べて帰っても17時前には帰阪。
これから台風ができてきそうですが、去年の二の舞にならないことを祈るばかり、です。
見た生物:キンギョハナダイ、イサキ、マアジ、スズメダイ、ハタンポ、クエ、オオモンハタ、アカハタ、アオブダイ、ブダイ、イラ、クマノミ、ニザダイ、イシダイ、アイゴ、ソラスズメダイ、カワハギ、キタマクラ、オオスジイシモチ、アオヤガラ、ミノカサゴ、レンテンヤッコ、オグロベラ、イトヒキベラ、タカノハダイ、ミギマキ、ハナハゼ、ダテハゼ、ウミスズメ、コロダイ、カザリイソギンチャクエビ、キイロウミウシ、コイボウミウシ
Copyright©2020divers-hi.com all rights reserved.