アオリイカの卵嚢
おっくん撮影
今年初の串本です。
予定をアップ後、1ヶ月近く何の音沙汰もないのでそのまま流れるものと高を括っておりました。
粟国出発1週間前におっくんから参加申し込み、ありがとうございます。
器材をゆうパックで送った後だったので、帰りもゆうパックになるので器材がいつ返ってくるか読めない。
もし沖縄から器材が返ってこなかった時のことを考えて予備器材を用意しておきゃ。
粟国出発の日に朝イチで倉庫に寄ってドライスーツとその付随としてストラップフィンはあるので重器材、マスクを車に乗っけておきました。
粟国からの着払いの荷物は恙なく前々日に受け取ることができました。
スペアの準備だけしておいてよかった。
おっくんに二人だけなんでカツオ茶漬けでもどうですか?に「良いですね」
それで串本アーリーダイビング(カツオ茶漬け付き)ですることに──朝早めの出発ですが、そのあとが時間いっぱいあります。
波浪予報も問題ないようなので、あとは天気のみ。
3時半に起床、準備をして集合場所へ。
もう、おっくんが来られていました。(AM3時起だそうです。)
車一台に乗り分けて出発です。
まだ早朝ということもあってスイスイ進み、湯浅を過ぎたあたりで一雨。
しかし、高速を降りる頃には朝日が照り付けるまでに回復していました。
無事DSに着いて器材を降ろして先に朝食。
そのあと着替えを済ませて港にもっていけるようにメッシュバッグから器材をまとめて軽トラックに積み込み。
先週は串本まつりでいっぱいだったそうですが、ボートは私たちだけだそうです。
なので用意出来たら出発しましょうということで早めに港へ。
半年ぶりなのでお任せで。
ブリ
おっくん撮影
1本目「備前」
エントリーしてみると先週の粟国から天と地の差。 グリーンな世界が広がっています。
泡を頼りに下りていき、おっくんと集合して、アオリイカの産卵床へ。
ピークが過ぎているそうで、アオリイカの姿はなく産卵床に鈴なりになった卵嚢がビッシリ。
孵化してるかなとライトで翳してみたものの、真っ白。
まだまだでした。
そのあと本根に戻って、散策です。
ぼんやりとした視界がさらに寒さを強調しているような世界です。
遠くで小魚の群れがあったのでもしやと思いつつ移動していると水路にブリに遭遇。
向こうも気づいていなかったみたいで、私たちの姿を見て踵を返して離れていきました。
根を1周半ほどして安全停止に向かうとそこにタカサゴの群れが右往左往。
ブリはこれを狙っていたのか?
透明度が悪いのでタカサゴしか見えません。
安全停止をキッチリおこなってエキジット。
DSに戻って小休止。
日差しが気持ちい~い。
お茶を飲んで喉の渇きを潤して雨ちゃんで糖分も摂取。
私たちのタイミングで2本目に行けるので気が楽です。
インターバルが1時間ほどになったので港へ。
タンクをセットして出発です。
ミナミハコフグyg
おっくん撮影
2本目「住崎No.2」
エントリーすると少しだけ透明度がマシになっているような?
集合してまずは、ドーリーのところへ。
いました、いましたナンヨウハギ。
なかなかシャッターに収まってくれません。
止まったと思えば枝サンゴの隙間にはまって隠れてくれます。
このあと根を周ってると後ろに殺気が。
見るとイラ。
ずっと付いて来よります──さすが縄張り意識の強さバツグンです。
次の枝サンゴにはちっちゃな黄色いものが見えたので近づいてみるとサイコロ大のミナミハコフグygです。
小っさすぎてカメラのファインダー覗いてもすぐ動いて見えなくなるし、ピンと合わしづらい。
ここは照明係に徹しておっくんに撮ってもらうことにしました。
水面近くにはキビナゴの群れのあとにタカサゴの群れも。
インターバルが短いので長めの安全停止をしてエキジット。
満福セットを撮影中のおっくん
DSに戻って器材を洗って水切り。
手早く着替えてサンゴの湯へ。
冷えた身体を温めると次は腹ごしらえです。
ちょうど12時過ぎだったので行列も覚悟しましたが、すっと入れました。
注文するものはもちろんコレ、カツオ茶漬け満腹セットです。
配膳されて「はじめてですか?」の質問におっくんが「はい」
すると食事方法の書かれた紙を持って来られて「コレを読んでください。」
さすが繁盛店、手間を省くために店員さんからの説明してくれなくなったのね。
カツオ漬け丼、茶漬けそしてTKGと煮つけまでカツオ堪能いたしましたぁ。
今がカツオが旬なのでさらに美味しいわけです。
DSに戻ってログ付けを軽くして器材の片付け。
この日差しでほとんど乾いていました。
車に器材を載せて帰阪です。
さすがにこの時間なので道路の混雑もなく、17時には大阪に到着。
夕飯までには帰ってこれるのでアーリーダイビングはこの早さが魅力です。
またオプションのカツオ茶漬けもリクエストお待ちしております。
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