クリーマさん
海況悪化や2年間のコロナ禍やらで前回から5年ぶりとなりますスタッフ研修です。
前回のときが串本で前泊して先輩インストラクターとの懇親会をして翌日串本で潜る予定が、低気圧の影響で串本クローズ。
困ったときの日高でなんとかスタッフ研修を実施いたしました。
そういうことで今年こそは、と串本で。
今回参加いただいたのは、前回同様、とらさんとクリーマさん。
海上保安庁のWEBサイトにある黒潮の予報では、6/20ごろに潮岬に接岸するみたいになっていたので 海況良ければ3本もありか、ということでアーリーダイビングをすることに。
それほどだったら、カツオ茶漬けでも、と思っていましたが、前週の日曜日にTV大阪の番組で萬口が紹介されていたので混雑が予想されたため、無しとしました。
二日前の天気予報では曇りの予報でした。
当日の朝、クリーマさん、とらさんの順にピックアップして出発。
順調に走っていましたが、海南IC越えたあたりから曇天、そして湯浅で雨が降り出しました。
たしか、今日は曇りのはず?まぁ、山のほうだから雨なんだろう、串本に着くころにはやんでいるだろうと思ってました。
がしかし、串本についても止む気配がない、それよりも本降り。
この雨では器材の水切りもできないので、3本目と弁当はキャンセルにしました。
器材を降ろして港にもっていけるように準備して軽トラックに。
この雨でウェットをあきらめてドライスーツにしました。
日差しがないだけでこんなにも寒いのか!というぐらいで先にドライスーツを着用。
今回、クリーマさんがウェットスーツを新調されていました。
今まで20年以上、3㎜シーガルオンリーで潜ってらっしゃいましたが、さすがに寒さが堪えてきたのか、 5㎜のフルスーツと思いきや、5㎜のシーガルって。
シーガルを使い続ける根性に脱帽です。
クマノミの卵
1本目「住崎No.2」
ボートへの積み込みの手伝いのため船長と先に港へ。
器材と」タンクを積み込みこんで皆が来るのを待つのみ。
全員が揃って出発です。
クリーマさんの姿を見て、船長が「キャビンに入っても良いよ」と声かけ。
私たちは船尾での出発です。
ポイントについて準備のできた人からエントリー。
ドライでちょうどよいぐらいの水温です。
下で集合して移動開始、まずはドーリーのところへ。
今日もいました。
つぎの根でイソギンチャクにクマノミとありきたりな構図ですが、クマノミがそれほど出てこない。
イソギンチャクに近づき確認すると、やっぱり。
ありました、卵。
老眼でハッキリ見えませんが、卵の中に目ん玉二つ。
親クマノミが胸鰭を使って卵たちに新鮮な空気を送ってるようです。
まだまだ水温は低めですが着実に生命が宿ってます。
このあと本根を目指しましたが、あきらめてエキジット。
テングダイ越しのとらさん
DSに戻ってしばしの休憩。
1時間ほどのインターバルのあと港へ。
2本目「グラスワールド」
浅場のブイからのエントリーです。
ブイの括りつけてある根にまたしてもテングダイ。
ほかのグループとごっちゃにならないようにしばらくココで撮影会。
それから砂地を通って、テーブルサンゴにはエビスダイがちょこちょこ覗いてる中進んでいくと、ココの名物、カゴカキダイの群れ。
アオリイカの産卵床もありましたが、ほぼほぼ空っぽになっていました。
根のほうに向かうと黄色い動くものがチラリと見えたので近づいてみるとミナミハコフグyg。
近くに隠れる場所がなくて見つけることができました。
のんびりテーブルサンゴを散策して安全停止をじゅうぶんにしてからエキジット。
上がってからドライにしておいて良かったと実感。
ミナミハコフグyg
DSに戻って器材を水洗いして即メッシュバッグへ──雨が降っってるので水切りどころか、逆に濡れまくるので。
車にメッシュバッグを載せて即、サンゴの湯へ。
今日もお風呂がたまりません、冷えた身体を温めたあとは腹ごしらえ。
大阪王将へ。
海に来て中華料理はなかなかない取り合わせです。
かなり昔にバーミヤン南扇町店に行って以来かぁ。──今やソコは結婚式場になってます。
名物餃子を食べました。
和歌山まで戻ると雨はやんでいて大阪では降っていなかった模様。
クリーマさんが「スタッフ研修って、いっつも雨。」の言葉が響きました。

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