柏島をバックに
柏島に到着
2年ぶりにとなる、柏島ツアーです。
昨年は集まらず不開催、今年も7月まで参加申し込みがヒロさんのみ。
トライアルの方からもお問い合わせいただきましたが、催行最小人数が3人以上なので開催できるかビミョーですと返事していたぐらい。
ところが、です、お盆を前にピピッと参加者が増えあれよあれよと4人に。
先に串本ツアーにトライアル参加だったものの、台風の影響で中止となった方に、「あと一人で締め切りますが、どうしますか?」とメール。
いきなりの泊りツアーで躊躇されていましたが、「あと一人」の言葉に参加表明いただきました。
──弊サークルではメンバー資格の有無関係なしに全イベントにトライアル参加いただけます。──
これで満員御礼となりました。
(車に器材と私含め6名しか乗車できないため)
人数が確定したことでメンバー掲示板、メールにてピックアップ&集合時間をお知らせ── 今回も北摂方面のかたが最大派閥のため、高槻ジャンクション利用コースです。

ニシキフウライウオ
ニシキフウライウオ(ヒロさん撮影)
時期的に台風に悩まされる柏島ツアーですが、今年は台風が発生せず良い具合です。
前日早めに決行の連絡しました。
最大6人なので明るいうちにルーフボックスに器材を積み込み。
夕飯も早めに済ませて余裕こいていました。
で、そろそろ行こうかぁとなったときに、ヒロさんのピックアップ時間を10分見積もりを間違えていて、それ以降10分押しに。
皆さんにお待ちいただいてご迷惑をおかけしました。
最後にむーさんをピックアップして高槻ジャンクションから第二名神で出発です。
淡路島SAでトイレ休憩をとり、そのあとは私のタイミングでトイレ休憩を入れながら、大月町の道の駅に到着。
時間調整でコンビニに寄って買った朝食時間です。
さすが道の駅、車が入れ代わり立ち代わりトイレ休憩しにきてました。
それから柏島を展望できる柏島展望台に立ち寄って記念撮影してDSへ。
車から荷物を降ろして器材の準備とお風呂セットのみ用意してもらって、それ以外は車に収納。
シャワー室を使わせてもらって着替え。
トラックに器材を載せてしばし休憩です。
モネさんは車中眠れなかったそうでネムネム。
他のお客さんも揃われたので、トラックと軽トラに乗り分けて港へ。
軽トラの運転は私で久々のミッションに最初、クラッチを踏みこむ具合がわからず、エンコしまくりました。
港に着いたら、タンク、器材をボートに積み込んでセッティング。
残圧確認したらバルブを閉めて専用のタンク置きにおいて動かないようにゴムを引っかけて。
忘れ物がないか確認をして出港です。

ハナヒゲウツボ
ハナヒゲウツボ
1本目「勤崎」
準備のできた人からエントリー。
一番最後にエントリーするとモネさんが圧平衡に手こずってるようなので圧平衡するお手伝い。
前々から抜けにくいってことでドックス耳栓をお貸ししたんですが、あまり改善しないようでした。
ゆっくりゆっくり時間をかけて水底に到着。
皆は先に移動していたので泡のほうへ。
途中、大きなイソギンチャクにこれまた大きなイソギンチャクエビ。
皆に追いついたときにある地点に人だかり。
そこを見るとハナヒゲウツボ。
穴から顔を出して威嚇してるつもりでしょうが、吻の先の突起がヒラヒラして可愛く見えてしまいます。
このあと、安全停止をしてエキジット。
DSに戻って小休止です。
用意してもらっているお茶を飲んで喉の渇きを癒し、持参の飴ちゃんを舐めるんじゃなくてついついカリカリ。
1時間ほどののち港へ。

ウツボにアカシマシラヒゲエビがクリーニング中
ウツボにアカシマシラヒゲエビ(ヒロさん撮影)
2本目「センジシマ」
ポイントに着くとボートが2艘いますが、3つ目のブイを取って係留。
エントリーすると1本目圧平衡に手こずってたモネさんがもう水底に。
──あとで聞いたら、ヒロさんが「フード脱いだほうが良いよ」とアドバイスに従い、フードを脱いだら即行行けたそうです。
漁礁を散策していたら、ガイドのSAYOさんが手招き。
行って見るとウツボにアカシマシラヒゲエビがクリーニング中。
ウツボが口を開けたり閉じたりする中、上手いこと口の中をクリーニングしています。
和歌山ではなかなか見れない光景です。
枝サンゴにはフタスジリュウキュウスズメダイがちょこまか動き回っています。
モネさんがイシヨウジを見つけて興味深く観察されていました。
このあと安全停止をしてエキジット。

ジャパピグ
ジャパピグ(ヒロさん撮影)
DSに戻って、3本目まで時間があるのでウェットスーツを脱いで休憩です。
そして今日のお昼ご飯はちらし寿司です。
お腹いっぱいいただきましたぁ。
ごちそうさまでした。
インターバルが2時間ほどで準備スタート。
今日最後のダイビングです。
3本目「一切サルガウド」
エントリーしてすぐにSAYOさんがラッパウニにのっかるゼブラエビを皮切りにマクロの世界を案内してくれました。
私がミナミハコフグygを撮ってる間に人だかりができています。
近づいて見ると3㎝大のジャパピグ──先週田辺で見たヤツよりも小さい。
私では絶対無理、よくもこんな小さいの見つけられるものだぁ。
あまりの小ささに一人が指でジャパピグの位置を指さしてそれを目印に他の人が撮影するという、連係プレーです。
根の上のほうへ移動すると海の青さを強調するかのようなソラスズメの群れ。
このあと各自安全停止をしてエキジット。

カンパーイ
港に戻って明日も使うので器材は纏めてボートに置いておきます。
DSに戻ってシャワーを浴びてウェットスーツを脱いで店中に干しておきます。
軽くお風呂に行ける格好になったら、お風呂に。
夜通しの長距離移動と3本のダイビングで車内ではほとんどがウトウト状態。
お風呂で塩も疲れも落として身綺麗に。
私は早風呂して休憩室にあるマッサージチェアで凝りを解してもらいました。
クラブハウスに戻る前にコンビニに寄って買い出し。
食事の時の飲み物やつまみを調達してクラブハウスへ。
部屋に入って、水着やラッシュガードをベランダに干したり、バッテリーの充電したりと用事を済ませ、 食事まで間があるので、男衆でお先にカンパーイ。
ダイビング後のビールって、なんでこんなに美味しいでしょうか?
そうこうしてる間に夕飯です。
ウッドテラスには各テーブルに刺身盛(もちろん鰹のタタキも)とBBQセットにが準備されています。
改めて、柏島ツアーの無事開催と明日の安全ダイビングを祈念してカンパーイ!!
お腹いっぱいいただきました。
部屋に戻って部屋飲みしていましたが、私はいつのまにか寝落ちしてましたzzz。
柏島2日目の朝、年寄は朝が早いので先に起きだしてルーティン
部屋横の小部屋でカメラの準備。
ウッドテラスで朝ご飯です。 おにぎりとパンにサラダとレトルトのスープとお腹に優しい献立です。
それから準備をして出かける頃には同宿のみなさんはもうDSに出発されていました。
DSに着いてウェットスーツを着たらもう準備万端です。

ボロカサゴ
ボロカサゴ(ヒロさん撮影)
1本目「ヒラバエ」
アケボノ狙いです。
エントリーしてしばらくして水中ライトがないことに気づきました。
エントリーした時に落としたのか、持ってはいるのを忘れたのか記憶にありません。
しかし移動を始めていたのでエントリーポイント辺りを探すのを諦め、従うことに。
そのため、水深が深くなるにつれて薄暗くなっていき、ストロボについたターゲットライトでは生物を確認しにくく、ライトの有難みがわかります。
グループの後方だったので、アケボノいたらしいのですが、全くわかりませんでした。
そこから浅場に移動するとボロカサゴ。
海藻の間にちょこんといて同化してました。
この辺で皆撮影会となっていたので、私はライトのことが気がかりでダイビングどころでなくなってて、一人エントリー付近に行って捜索するも見当たらず。
ボートに上がってみると「あったぁ」──籠に入ってました。
安心しても一度エントリーしなおして皆のもとへ。
今回の収穫はライトを紛失していなかったことでした。
DSに戻って小休止です。
トイレを済ませて飴ちゃんでカロリー摂取。
途中、雨が降り出してきました。
せめてダイビング終了後の器材洗いのときには晴れていてくれーーー。

ウミシダヤドリエビ
ウミシダヤドリエビ(ヒロさん撮影)
2本目「センジシマ」
柏島ラストダイブです。
今回はハゼ狙い──ネジリンボウ、ヤシャハゼがいてるそうです。
エントリーしてすぐに砂地のほうへ。
横一列に並ぶようにしてハゼを驚かせないように匍匐前進。
周りでバシャバシャ、ストロボが明滅しているのでなにかがいるのでしょう。
私には見えませんでした。
後で聞いたら、ネジリンボウもペアがいたらしい。
そこから漁礁のほうへ移動。
各自撮影会です。
ミナミハコフグygがチマチマ居て良い被写体になってくれます。
このあと、なるべく窒素を溜め込まないようにように私は水深を上げて長ーい安全停止に。
すると水面にはキビナゴの大群。
それを狙ってブリがアタックすることで 群れが右往左往する風景は陽の光が差し込んでさも銀のカーテン状態です。
最後の最後で柏島らしい光景を見れました。

ダイビング終わって記念撮影
お店の前で記念撮影
DSに戻って器材を真水で洗って水気切して、順番にシャワーを浴びて着替え。
それから昼食──今日はカレーライスです。
非常勤やってる頃、最終の昼ご飯はカレーライスが定番でした。
そのあとログ付けです。
SAYOさんにサインをもらってそのままログを片付けたんでログ付け恒例のサイン回しするのをわすれてしまいました。
器材をメッシュバッグに詰めてそれを車に積込。
往きは夜中だったのでパンパンでしたが、帰りは明るいうちに積み込み出来たので少しは余裕ありました。
と言ってもこの車で泊りツアーでは最大6人が限度ですね。
お店前で記念撮影してSAYOさんにお礼を言って帰途に。
途中、あぐり窪川でお土産買って、コーヒーゼリーソフトを食べて高速へ。
高知道、徳島道はなんなく通過でき、鳴門ICを下りて目当ての食堂に行ってみると、お店前には行列と駐車場入り待ちの車が十数台。
さすがにこの行列では夕食にありつけそうにないので、諦めて淡路島SAへ。
こちらのレストランで夕食です。
ログ付けの際、できなかったログ回しもできました。
皆を送り届けて洗車して帰宅した途端、日付変更線を越えました。
距離的にもに時間的にも長旅にご参加いただいたみなさん、お疲れさまでした。

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