今回はアーリーダイビングのリクエストです。
だいたい、田辺、串本を交互にツアーを企画していますが、田辺の週に限って予定が入っていけないこともり、気が付けば、今月は串本しか潜ってないことになりました。
梅雨明けしたとたん、ずっと灼熱な日が続いてて台風が頻発するんじゃないか?と思ってたら見事、台風5、6号と立て続けに発生。
台風5号は遠くて影響はございませんでしたが、6号がだいぶ日本列島よりじゃあ、あ~りませんか!
波浪予報ではまだまだ遠くて問題ないですが、沖縄に向かっている時って、南の台風が引っ張って良い潮が来たりするんですよねぇ。
少しだけ期待してしまいます。
当日の朝、暑苦しい中出発。
往き帰りとも一人旅なので気楽なもんです。
なのでいつもの湯浅SAではなく印南SAまで走ってトイレ休憩です。
このあと順調にAM7時15分にDSに到着、
まだお店もシャッターが閉まっているので、荷物を降ろして先に器材の準備を終わらせて
ウッドテラスに座って朝飯です。
やっしーさんも時間通りに到着。
朝1本目のボートは私たちだけの貸し切りだそうで、のんびりできそうです。
着替えを済ませて、出港15分前にウェットスーツを着て港まで送ってもらいました。
1本目「備前」
港に着くとまだ朝イチなのであたりにダイバーも居てなくて静かです。
ボートに積んである器材とタンクでセッティング──私たちだけなので広々。
残圧チェックして器材を寝かせて、出港です。
ポイント近くに着くとまだ一隻もボートが居ません。
ポイント選び放題です。
船長から「ドコにする?」
この頃入れていなかった、「備前で。」
水面を見ると、だいぶ青い気がする。
器材を背負ってエントリー。
表層は良い抜けです。
さぁて、下は?
あらら、少しぼーんやりしてます。
水底で集合して移動開始です。
目の前のアザハタの根にはちょっと覗きましたが、アザハタ居てないみたいでした。
根の周りをゆっくりと散策。
水路の底の方の一部では冷っとするところが何か所があって、ついつい水深を上げたくなります。
岩場にタテキンygが居ましたが、気軽に写真を撮らしてくれません。
アザハタの根に戻ってみると、キンメモドキはいませんでしたが、中にアザハタがちょこんと休憩していました。
根の上のほうはキンギョハナダイが元気よく泳いでいました。
水深10mぐらいになると
温かくてやたら抜けてきてます。
コレ、もしかして台風の影響で良い潮来てるんちゃう?と思えるほど。
安全停止にボート下に行くともうぬるま湯状態。
陽の光が差し込んでいくつもの光のカーテンがキラキラして気持ちよかった。
DSに戻って小休止です。
休憩時間も短いと踏んでカメラ類はボートの上に放置。
ウェットを脱ぐほどの時間もないので軽くシャワーを浴びてクールダウン。
糖質補給に飴ちゃんを何個か続けて食べました。
ウッドデッキに戦ぐ海風が心地良い。
眼を閉じたら寝てしまいそう。
同船される方の準備も整ったので、港へ。
今一番賑やかなポイントということで「住崎」となりました。
2本目「住崎」
ポイントに着いて、準備ができた人からエントリー。
入ってみると、1本目のような抜け、がない。
だいぶぼや~っとした雰囲気です。
水底で集合して、教えてもらったアザハタの根へ。
すると遠くからでもわかるほどキンメモドキの群れ群れ。
アザハタは少し離れた根の上に回避しています。
アザハタ越しのキンメを狙いたかったのですが、残念。
そこから、メインの根に戻って、イソギンチャクをよく見るとクマノミの卵塊。
まだ目が出来ていないのでまだ産みたてみたい。
根の上は幼魚たちでいっぱいでにぎやかです。
そこから少し底のほうへ移動したら、また冷やっとしてて長居はできません。
ブイロープを取り付けている岩になにやら黒い袋みたいなものを発見。
じーっと見たら、オオモンカエルアンコウでした。
ドッジボールサイズでバカデカい。
全く微動だにしない姿は大物の証?
このあと中層を移動してボート下までいくと温っか~い。
水面を見ると日差しが煌々と照らしてキモチ良~い。
インターバルが短めなのでじっくり安全停止をして浮上しました。
DSに戻って器材を真水で塩抜きして水切り。
ウェットスーツといっしょに身体も塩を洗い流して着替え。
この暑さなのでお風呂は行かず、温水よりも水道水のままがちょうど良いです。
昼食を食べて、ログ付けです。
食後で涼んでいると、どっと子供たちがわんさか──家族連れの体験ダイビングのようです。
一気に賑やかになってきたので、器材を片付けて退散です。
13時半に出発したので16時には帰阪しました。
まだまだ明るい時間に帰れるのは、アーリーダイビングで醍醐味ですね。
見た水生生物:オオモンカエルアンコウ、アオブダイ、イシダイ、イラ、ハリセンボン、コウライヒメジ、ブダイ、ユカハタ、アカハタ、クマノミ、キンギョハナダイ、タテジマキンチャクダイ、チョウチョウウオ、アマミスズメダイ、オキゴンベ、メガネゴンべ、タカノハダイ、ミギマキ、スズメダイ、ミノカサゴ、ウミスズメ、ホンソメワケベラ、ウミスズメ、シマウミスズメ、カサゴ、ニザダイ、ニセアカホシカクレエビ、オトヒメエビ、ヒョウモンウミウシ
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