キンギョハナダイ
キンギョハナダイなど小魚がいっぱい
10月からはイセエビ漁期に入るため、串本日帰りははない集合時間を1時間前倒しにしてAM5時にしております。
行きたいけど、電車の都合上、集合時間をAM6時にしてほしいとのリクエストがありました。
通常1本目と2本目の間に充分な水面休息時間を設けておりますが、休息時間を短くすることに同意をいただいたのでツアーを企画しました。
──アーリー(Early)ダイビングならぬ、レイト(Late)ダイビングです。
台風も発生していませんが、めっきりと朝晩の冷え込みだしてきました。
前日に決行メールを送信すると、トライアルの方から「ドライスーツあればレンタルしたい」とのご要望がありましたが、DSに確認しましたが、レンタルないことを報告して「水中はウェットで充分ですが、ボート上は冷えるので防寒着は用意しておいてください」と返信。
私自身はドライで行くつもりでしたが、他の方に合わせてウェットで潜ることにしました。
当日の朝、かなり冷え込んでいる中、起床。
ほぼ時間通りにピックアップをしてDSへ。
車から荷物を降ろして器材の準備をしてからの朝食をかねた休憩です。
朝一便の人たちが戻ってこられましたが、ほぼ半数の人がドライスーツでした。
着替えを済ませて、ウェットスーツ。
この間までは暑かったので港まで腰までしか着ずにいましたが、今日は風が冷たくてもう着込みました。
港まで送ってもらい、ボート上で器材のセッティング。
残圧をチェックしてバルブを閉めてタンクを寝かせておきます。

オキゴンベ
オキゴンベ
1本目「住崎No.3」
備前の予定でしたが、いっぱいのため変更。
準備のできた人からエントリー。
水底で集合して散策開始。
これと言って何も出ず、トラギスやエソが水底で居てる程度に岩場のそばにはソラスズメがちらほら。
イソギンチャクにクマノミと若干殺風景な嫌いです。 大して見るものもないので、早めに安全停止をしてエキジット。
港に戻って替えのタンクでセッティングをして残圧確認してから休憩にDSに戻りました。
温水シャワーを浴びてるとなかなか離れられなくなります。
ラッシュを脱いで水分をふき取り、日向ぼっこ。
日差しがあるので気持ちい良いです。
それから窒素も溜まっていないので早めに2本目に行くことに。
港へ送ってもらってボートに乗船。

アイゴ
アイゴの群れ
2本目「備前」
ポイントまで風が強いため、波飛沫が尋常じゃない。
ポイントに着くと2艘ついていましたが、1艘がエキジット中だったので待機。
そのあとブイに係留。
準備のできた人からエントリー。
水底で集合して移動開始。
まずは大きな根の水路をゆっくり進んで以前アケボノがいた場所まで行きましたが、もちろん居てませんでした。
そのあと根に戻って周回。
根の上は小魚天国、キンギョハナダイの幼魚やタカサゴの幼魚などなど。
中層にはアイゴの大群も。
さすが備前は生物層が豊富です。
このあと安全停止を長めにとってエキジット。
上がった瞬間の風で冷っ。
港までもどるときの波がビシャビシャとかかるのでそれが避けるための後ろ向き姿を良いカンジで撮れました。

黄昏っぽく
黄昏っぽく
DSに戻って急いで器材を真水で塩落としして水切り。
温かいシャワーを浴びだしたら、なかなか離れられない。
勇気を振り絞って、ダッシュでウェットを干しに行って、即行タオルで水気をふき取りました。
このあとサンゴの湯に行って冷えた身体がじんわりと温まりました。
DSに戻って遅めの昼食を食べてログ付けをして、干していた器材を片付けて帰途へ。
ダイビング後に身体が温まったうえにお腹いっぱいになったことでこれはもう、睡魔エンジン全開です。
お二人ともぐっすりおやすみされていました。
まだまだ水中は温かですよ、陸上での防寒さえあればウェットでも大丈夫!! 
見た水生生物:アオブダイ、イシダイ、イシガキダイ、コウライヒメジ、アカハタ、ブダイ、ユカタハタ、クマノミ、キンギョハナダイ、タテジマキンチャクダイ、トゲチョウチョウウオ、チョウチョウウオ、オキゴンベ、タカノハダイ、ミギマキ、スズメダイ、トラギス、ハナミノカサゴ、シマウミスズメ、ホンソメワケベラ、ウミスズメ、アカマツカサ、オジサン、カサゴ、ニザダイ、キハッソク、ガラスハゼ、ソラスズメダイ、オドリカクレエビ、

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