ハッポウサンゴに留まるオキゴンベ
八方サンゴに留まるオキゴンベ(おっくん撮影)
前回から2週間後のカツオ茶漬け付きの内浦です。
前回フリーフローしたレンタルレギュに変えて、違うレギュを持参──しかし、1年以上使ってないものを持っていくことに。
日が昇るにはまだまだ早いAM5時に集合して出発です。
和歌山を過ぎたあたりでようやく外が白んできました。
途中、コンビニに寄って朝食を仕入れてDSへ。
まだ8時前なのでDSには前泊したショップさんのみで空いています。
器材を下して、先に港へ下せるようにメッシュバッグから器材を出して纏めておいてから休憩室で朝食です。
ドライのインナーに着替えてみると寒っ。
そういやぁ、前回はもう少しごつめのインナーで使い捨てカイロもしていましたが、薄手のインナーにカイロ無しでした。
カイロを背中に貼ったものの、なかなか温まらないです。
寒いのでさきにドライを着てしまい、早めに出発することに──送ってもらうの、二番手です。
港に行くとトップバッターの人たちがちょうどエントリーするトコでした。

コウイカ
コウイカ(おっくん撮影)
1本目。
タンクに器材をセットしてエアを通すと、ナント、レギュがフリーフロー。
前回に続き、やっちまったなぁ~、なんたる失態。
これでこのレギュもオーバーホールへ。
ビーチまで着てスペアのレギュもないので仕方なしにレギュをホースごと外してメクラキャップをしてオクトパスのみで行くことに。
おっくんには少し早めに上がる旨、お願いしてエントリー口へ。
水面が澄んでいて下の地形がよく見えます。
ジャイアントエントリーして水面で集合して潜降。
そしてガイドロープに従って進んで目印のコンクリートブロックから右手のほうへ。
するとカイメンのうえにイロカエルアンコウ。
そこから掃除機を越えると3本の瓶。
ミジンとクロイシモチの共生です。
網かごの中になにやら白っぽいものが見えたので覗いてみるとアオリイカの卵嚢でした。
もうそういう季節なんですねぇ。
砂地にはダイナンウミヘビが顔だけ出しています。
メアジの群れ
メアジの群れ(おっくん撮影)
浅場に行くとオオモンハタがのんびり休憩してるのを見ながら、上を見上げるとメアジの群れです。
透明度が良いのでアジを狙って、カンパチたちがアタックしてるのが何度も見られました。
360度カメラでメアジたちの動画撮ってみましたが、如何せんイマイチでした。
残圧が50になったところで安全停止をかねてエントリー口まで戻って岩場を覗くと手のひらサイズのコウイカ。
全く動かなかったので最初は岩かと思いましたが、よく見ると漏斗から水を吐き出してるのが確認できました。
安全停止を終えてエキジット。
上がってドライにエアを送るとなんとなく寒い。
また水没してるようです。
ひとまずタンク交換して器材を端に寄せてDSに戻ってドライを脱いでみると上着は前後とも、下はパンツまでビショビショ。
──前回の水没はドライホースのコネクタ部にOリングがないのが原因でした。
上はTシャツに着替えたものの、下は帰りのことも考えてそのまま──今回も上下とも着替えを持ってきとけばよかった。
カツオ茶漬けがあるので1時間ほど休憩してから2本目へ。
日干ししてたものの、ドライはまだしっとり濡れています。
勇気をふりしぼって、ドライを着ました──ほぼほぼウェットスーツ状態です。
送迎してもらって港へ。

イロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ(おっくん撮影)
2本目。
エントリーして水面で集合して潜降開始。
水底で合流してガイドロープまで進んで先ほどのイロカエルアンコウのところへ。
そしてその近くのスナイソギンチャクには大きめのオドリカクレエビです。
それから少し前に進むと前から今シーズン初のマトウダイ。
止まることなく過ぎ去っていきました。
それからカスザメを探してブロックのほうへ行って見ましたが、見当たらず。
砂地にササハゼがいましたが、今日はすぐに隠れることなく写真を撮らしてくれました。
網カゴのほう行くと中には、ミノカサゴが休んでいました。
ダイコンがピーピーといいだしたのでそこから急いで水深を上げてメアジの群れへ。
下から煽ってもイマイチだったので、なるべく浅めに移動して動画を撮ってみると陽の光にアジが光って良い映像が録れたみたい。
動きのあるものはやっぱり動画ですね。 安全停止をしてるあいだにバンバンとエントリーしてたので階段に人が居てないのを見計らってエキジット。

マトウダイ
マトウダイ(おっくん撮影)
器材を降ろしてタンクから外してDSに運べるように器材を纏めて片付け。
こういう時って、送迎の車が来ないんですよねぇ。
やっと団体さんを載せた車に器材を積んでDSへ。
まだ混んでいない水槽で器材の塩抜きをして干して水切り。
温水シャワーでドライスーツも塩を落として、脱いで裏返して外干し。
その足で更衣室に入って全身着替え。
生き返るぅ。
そして、貴重品を受け取って車で13時前に萬口へ。
お店に入ると珍しく空いていてテーブル選び放題。
いつもの満腹セットを注文。
ダイビングのあとのカツオ茶漬け、たまりませんなぁ~。
お腹いっぱいになったあと、DSへもどって軽くログ付けをして器材を片付けて車に積み込んで帰途に。
お腹いっぱいのうえ早めの集合だったので、おっくんはオネム。
16時に岸和田SAに着いたのででみかんパンもいっぱい残っていました。
早起きは三文の徳、ですね。  

おもな生物:マトウダイ、メアジ、イロカエルアンコウ、ミジンベニハゼ、カンパチ、ミノカサゴ、クロイシモチ、ミギマキ、タカノハダイ、キンギョハナダイ、オキゴンべ、クロホシイシモチ、イサキ、ルリスズメ、オオモンハタ、サツマカサゴ、コクチフサカサゴ、ホウライヒメジ、ダイナンウミヘビ、クマノミ、アオヤガラ、ゴンズイ、ソラスズメダイ、ニザダイ、ウミスズメ、チョウチョウウオ、ブダイ、コウイカ、オドリカクレエビ

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