アジを撮影するおっくん
おっくん越しのアジの群れ
今シーズン初の内浦です。
例年10月は透明度が芳しくないので、11月から行くようにしております。
しかし、今年はDSのブログで案外透明度が良いとの書き込みが多くて期待大です。
先週の串本で強風の影響もあり、ウェットでは無理、ドライ一択となりました──ウェットスーツは倉庫行です。
内浦ということで海況の心配なし、です。
ただ、串本がクローズにならないように祈るばかりです。──串本がクローズになると内浦にダイバーが殺到してしまうため。
週間天気予報では当日の天気が夏日になるほどの暖かい日だそうです。
前々日のうちに決行連絡。
翌朝AM3時起きなので前夜は早めに就寝。
朝はけっこう冷え込んでる中、予定通り出発しましたが、自分で集合場所を指定しておきながら、カーナビの指示がおかしくて集合に手間取りました^^;。
現地DSには予定通り到着。
前回はプレオープンだったので、まだ足場が残っていましたが、ウッドデッキも出来ていてキレイなお店に仕上がっています。
オニカサゴ
オニカサゴ
車から荷物を降ろして器材を運んでもらえるように用意。
それからお店に入って朝食かねた休憩です。
ビーチなので自分たちのタイミングでできるのが良いですね。
今回モネさんがドライスーツ初下しなので軽くレクチャーしました。
着替えを済ませて透明度が良いうちに行くことに。
厚手の靴下を持ってきて失敗でした、履いた瞬間からもう足先が暑い。
ドライスーツを着てビーチへてくてく。
歩いていくだけでも汗をかいてるのがわかるほど暑い。
モネさんが初内浦ビーチということでさきにブリーフィング。
海面を覗くオヤビッチャが確認できるほど透けてます。
前もって運んでもらった器材にタンクをセッティング。
それからドライスーツのファスナーを各自閉めてもらってネックシールに指をかけてしゃがんで溜まった空気を抜くとスーツが身体にフィット。
マスクに曇り止めをして、順番に器材を背負ってプレダイブセーフティチェック。
マスク、フィンをもって階段へ。
イサキの群れ
イサキの群れ
1本目。
順番にジャイアントエントリー、ジャッバーン。
全員が揃ったところで潜降OK、ブッシュー。
BCとドライのアウトレットバルブからエアを抜いてマイナス浮力で潜降。
頭が完全に沈んだところでヘッドファーストで一気に水底へ。
全員が揃ったところで移動開始。
徐々に水深を落としてコンクリートブロックへ。
オキゴンべがちょこんといただけで何も出ず。
仕方なく砂地のほうへ。
徐々に水深を上げていくと明るくなってきたところで、イサキの群れ。
その奥にヨスジフエダイもちょこっとだけいてました。
水面にはブリが通っているのも確認できました。
アジは見られないかわりにこぶりのカマスの群れも見れました。
安全停止をしてエキジット。
サツマカサゴ
サツマカサゴ
器材を降ろしてタンク交換して残圧チェック。
すると私の高圧ホースからシャー、とエア漏れ。
──高圧ホースのバーストのセオリーどおりタンクにつないで一発目のエアを通したとき──
念のため車に積んでた予備のゲージを2本目に時持ってきて変えることにしました。
DSに戻ってシャワーを浴びて塩を落として頭を拭いてからドライスーツを脱いでみると水没ではなく、まぁまぁ汗かいてます。
休憩室に入って早めの朝食です。
朝飯からそれほど経ってないのでどうかと思いましたが、食べきりました。
室内で窓からの日差しを背に受けて暑い暑い。
外のほうが涼しいので、ウッドデッキへ。
タンク充填所の壁には使う古されたレギュの2ndステージやインフレーターを使ってDSのロゴ製作途中でSUE DIVINまで出来ていて最後のGの部分がテーブルの上に。
ああでもないこうでもないと勝手に組み替えて遊びました。
水面休息が1時間半になったので2本目に。
この暑さなのでドライスーツは腰までにしてビーチまで歩いていくことにしました。
ほぼほぼビーチに着く段になって予備のゲージ持ってくるのを忘れて取りに帰る羽目に。
さらに汗かいてしまいました。
ドライスーツを着込んでプレダイブセーフティチェック。
アジの群れ
アジの群れ
2本目。
階段を下りて順番にジャイアントエントリー。
水面に全員揃って潜降です。
水底で集合して移動開始。
ガイドラインに従って行くと、白い塊──サツマカサゴです。
手のリサイズですが、手を出してはいけません。
手のりと言えばその近くで手のひらサイズのヒラメがいました。
ロープのそばには、半身を持ち上げている、イシヨウジ。
このあと浅場へ。
ヨスジフエダイの群れ──黄色が映えますね。
コンクリートブロックの間にはハナミノカサゴのコロニーがあったり、ヒレナガハギygがいたりと被写体がかなりいます。
上がり間際になって、いままで居てなかったアジが。
いいカンジに右往左往してくれます。
群の大きさはそれほど多くないですが、これからが楽しみです。
この余韻を楽しみつつ、安全停止をしてエキジット。
ヒレナガハギyg
ヒレナガハギyg
タンクから器材を外してちょうどタンクを回収に来ていた軽トラックに載せて私たちは徒歩でDSへ。
先に戻っていた器材を真水で洗って水切り。
シャワーは浴びてドライスーツごと塩抜き。
ドライスーツを脱いでそのまま車でリクエストのサンゴの湯へ。
今日は湯上り後に日差しに出ただけで汗がじんわり。
DSに戻ってログ付けをして器材を片付けて車に積み込み、帰途へ。
この行楽日和でか、ソッフンを食べに寄ったすさみの道の駅で売り切れ。
諦めて走り出すと阪和道で海南ICの手前でピタッと渋滞で何年振りかで海南ー和歌山間を国道42号で走りました。
なんとか紀の川SAでソッフンを食べれましたが、このあとも渋滞を避けて関空道─湾岸線─神戸線─下道─名神とかなり遠回りな行程となりました。
いよいよ、内浦のシーズン突入です。
これからどんどん大きくなるであろう、アジの群れを見に行きましょう。
おもな生物:マアジ、ハナミノカサゴ、ヒレナガハギyg、ヨスジフエダイ、イシダイ、タカノハダイ、キンギョハナダイ、オキゴンべ、クロホシイシモチ、イサキ、カマス、コロダイ、カサゴ、サツマカサゴ、オニカサゴ、ソラスズメ、ホウライヒメジ、クマノミ、アオヤガラ、ヘラヤガラ、ゴンズイ、ニザダイ、ウミスズメ、レンテンヤッコ、カゴカキダイ、ゴンズイ、ツノダシ、ハタタテダイ、チョウチョウウオ、オオモンハタ、アカハタ、ソラスズメ、オヤビッチャ、キタマクラ、カゴカキダイ、ブダイ、イシヨウジ、ハコフグ、オトヒメエビ、サラサエビ

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