オープンサイトビーチ
オープンサイトビーチ
粟国ツアーでメモリアルダイブを目指すヒロさんからのリクエストです。
「2ボート1ビーチ、もしくは1ボート2ビーチで」ということで日高のオープンサイトビーチのEN、EXの面倒臭さを考えると2ボート1ビーチで企画。
内浦の潜り納めの際にその話をしてると、じんさんも「その日行けそうです。」
ということで2名確定。
当日の天候、波浪予報を見ると何の問題もなし、なので前日の朝のうちに決行をメンバー掲示板にアップ。
日高だけにのんびり出発できます。
当日の朝、もう日の出してます。
じんさん、ヒロさんをピックアップして高速へ。
さすがAM7時を回ってますので車の量が多いです。
そのため岸和田SAでトイレ休憩。
ヒロさんが売店から出てきて「ココのベーカリー開いてるときはカレーパン買うんです。」
爆弾カレーが有名らしいです。
いつもの有田PAに寄ろうかと思いましたが、駐車場がいっぱいみたいなので、高速を下りてからコンビニにトイレ休憩かねておにぎりゲット。
AM8時半にはDSに到着。
先に器材の準備をして軽トラックに積み込み。
じんさんがこの施設初めてなので、施設案内をしました。
ウッドデッキが老朽化していたのでボチボチ改装中でした。
着替えを済ませて朝食です。
今回私たちが3ダイブするため、個人のお客さん1名だけなので名津井さんが気を遣っていただいて「準備できたら行きましょうか。」
ありがとうございます<m(__)m>。
早速、ドライスーツを着込んで、港までてくてく。
タンクに器材をセットして残圧チェックしてボートに積み込み。
ダライスーツのファスナーを閉めあって、出港です。
ミジンベニハゼ
ミジンベニハゼ(ヒロさん撮影)
1本目「ミジン畑」
エントリーすると案外浮遊物がない、しかしグリーンに変わりはなし。
水底で集合して移動開始。 ブイのアンカーにはカワハギが付いていました。
ガイドロープに従い、ゆっくり移動。
ミジンの生息域まで来たところで左右に幅をもって捜索開始。
フジツボが多数ついた瓶に第一ミジン発見。
このあとはミジン畑の名のとおり、缶や貝に棲んでいるミジンたちがいっぱい。
クロイシモチとミジンが共生しているジョージアコーヒー缶を見つけましたが、ミジンはすぐに引っ込んでしまい、ペアでの撮影できませんでした。
このあと、安全停止をしてエキジット。
港に戻ってタンク交換してDSへ。
シャワーを浴びて塩を落として、ドライスーツを脱いで休憩です。
朝食からそれほど経っていませんが、お弁当をいただきました。
ダイビング後はそれほどお腹が減ってなくても案外入ります。
残飯処理もして片付け。
2本目も予定よりも30分早めて出港してもらえることになりました。
ドライを着て(暑すぎて腰まで)港までてくてく。
ボートに乗船してからドライスーツを着込みました。
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シロウミウシ
シロウミウシ(ヒロさん撮影)
2本目「小杭崎」
順番にエントリーして根の上で集合。
ワカメや海藻が繁茂していて根の上が別風景。
根を下りて壁沿いに移動開始、ミズタマは見れませんでしたが、ウミウシがいっぱい。
名津井さんから「根の上のめかぶにスナビクン探したら居てると思います。」と言われていたので めかぶを指で捲ってみても見当たらず。
代わりに細いカマキリ?みたいな物体がいっぱい。
手の平に載せるとちょこまか動くので何や気持ち悪い生物──後で調べたらワレカラでした。
甲殻類の一種で幼魚たちの栄養には欠かせない存在だそうです。
スナビクニン探しは諦めて安全停止をしてエキジット。
港に戻ってタンクを外してオープンサイトビーチに近い階段まで器材とタンクを運んでもらえました。
ココでタンクをセッティングして残圧チェックしてバルブを閉めました。 皆トイレが大丈夫そうなので、DSに戻らずココで。
先にエントリー口まで事前チェック。
器材を背負ってなくてもよろけるほど、ゴロタ石。
特に濡れているところは滑りやすいので気を付けなくては...。
器材のあるところまで戻って休憩です。
次のビーチは最大水深が10m以浅なので、休憩も短めで。
勢いでいかないと果ててしまいそうなので。
アメフラシ
アメフラシ(ヒロさん撮影)
3本目「オープンサイトビーチ」
45分経ったところでドライスーツのファスナーを閉めて器材を背負いました。
マスク、フィンを持って階段を上ると重力をもろに受けて足が上がらない。
手すりを掴みながら行かないと、フラフラです。
ゴロタ石をよちよち歩きでコケずになんとかエントリー口へ。
一人ずつフィンを履いて、全員が揃ったところで、沖のボンテンめがけて水面移動。
すると先頭を泳いでいた私がホンダワラの束に雁字搦め──水中拘束状態
それを見て、ヒロさんが面白がってたそうです。
後ろを振り返ってホンダワラを振りほどいて脱出。
ボンテンまで来たところで潜降。
砂地に藻場とアメフラシにとって良好な住処なので丸々太ったアメフラシばかりです。
水路に従って泳いでいると根の上には小魚の群れがいっぱいです。
岩場にはネンブツダイの群れ。
めかぶにいるスナビクニンを見つけようと思いまっしたが、ホンダワラの密林で探すのを諦めました。 ──名津井さん曰く、ホンダワラが繁茂する前が狙い目だそうです。──
水深が浅いため安全停止の必要もなく、徐々に浅場に向かって膝ぐらいの深さまでの着たところで浮上(顔を水面に上げたが正解)。
オープンサイトビーチ
ワレカラ(ヒロさん撮影)
最後の気合を入れてエキジット、そこからゴロタ石を歩いて階段を下りて器材を脱装したところで見計らったように軽トラックがお迎え。
タンクを外して器材を纏めて軽トラックに積み込み。
私たちは重い足を引きずりながら、DSに戻ってカメラの水槽に入れて上の器材淡い場へ。
桶のそばに置かれた器材を各自水洗いして水切り。
そのあとドライスーツ越しに温水シャワーをあびて塩を洗い流しました。
ドライスーツを脱いで、温泉へ。
冷えた身体に温泉は堪りません。
特にジェット寝湯はパワフルな泡で疲れを解してくれました。
着替えを済ませて、DSでログ付けをしました。
車で器材干し場に行って、器材を片付けて帰途へ。
さすが日高、3本潜ったにもかかわらず、18時までに岸和田SAに寄ってパンダソッフンを食べれました。
おもな生物:ミジンベニハゼ、クロイシモチ、イシダイ、ネンブツダイ、クロハシイシモチ、、カワハギ、ハナハゼ、コウイカ、アオウミウシ、ミヤコウミウシ、サラサウミウシ、シロウミウシ、フジイロウミウシ、カラスキセワタ、アメフラシ、サラサエビ、ワレカラ

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