ミノカサゴとあかねさん
ミノカサゴとあかねさん
梅雨明けした途端の台風3号発生。
進路予測を見ると直接的な影響はないようです。
波浪予想ではうねりを伴った波がありそうな...。
br 前日のDSのブログにはうねりが多少あります、と書かれていたので、参加者には「念のため、乗り物酔い止め薬を飲んでおくように」と連絡。
当日の朝、思いのほかピックアップ時間が押し押しになりましたが、到着予定時間に余裕をもたせたので問題なし、でした。
車からメッシュバッグを降ろして、港に持っていけるように器材の準備。
そのあとDS初めての方に施設案内して朝食タイム。
そのあと着替えを済ませてしばし休憩。
デジカメの準備をしていて外部ストロボをアームに取り付けてから光ファイバーケーブルがないことに気づきました。
ワイヤレスTTL機能のあるINON製とは違い、私のはシーアンドシー製なのでケーブルが無ければ、ただの錘状態。
ストロボを持っていくのを断念。
先週も使っていなかったのでいつ失くしたか?不明です。
時間になったので港まで送ってもらい、船尾にある器材とタンクでセッティング。
残圧確認したらバルブを閉めてタンクを寝かせて置きます。
串本初の方にEN/EXについてブリーフィング。
ウミテング
ウミテング(ヒロさん撮影)
1本目「備前」
アザハタの根が盛り上がっているということでこちらへ。
先に他のボートが係留していたので入れ替わる形で係留し、先のボートが後ろにつく形でをロープでつながりました。
それからタンクのバルブを開いて器材を背負い、準備でできた人からジャイアントスライドエントリー。
透明度が悪いので水面移動してブイロープを使って潜降です。
水底に着くとホント緑色──串本では珍しいほどの見えなさ。
そのうえ、ポイントにはダイバーだらけ。
なるべく他のグループに交わらないようにゆっくり移動することに。
アザハタの根にキンメモドキの数はホントスゴイんですが、この透明度のため残念ながら、アザハタとのコラボが見えない。
水路に行くと他のダイバーが両サイドにいてるのでほぼ何も見ずに素通り。
抜けた根の壁際には小さなキンギョハナダイの群がスゴイことになっていました。
大きな根を回ったところでアザハタの根に戻って少し水深を上げて根を周ろうとしたら、グループから2人足りない。
この透明度、これ以上動くのは良策でないため、ココで浮上の合図。
これに従った人たちを安全停止してエキジットしてもらいました。
それから残りの二人を探しに行ったらヒロさんが浮上してきたのでエキジットを手伝い、ヒロさんから「ブイのそばに居ますよ」を聞いて再び潜降。
アザハタの根のそばで発見して浮上のサインをして安全停止の際、残りのエアを考えて私のオクトパスで呼吸してもらって無事エキジット。
キンメモドキ
キンメモドキ(ヒロさん撮影)
すると船上ではスゴイことに。
2隻のボートをつないでいたロープが破断して、後ろのボートが漂流。
ちょうど、その船のダイバーの浮上するタイミングが重なってエキジットする場所がない状態に。
私たちのボート周りに行き場を失ったダイバーたちがガイドを中心に浮力を確保して待機。
再びロープをつなぎ直してようやく全員がエキジットできたようです。
その時間、私たちのボートも動けませんでした。
後ろのボートとつないでいたロープを外して帰港です。
港でタンクを外して降ろしました。
DSに戻ってシャワーを浴びてウェットスーツを脱いでから昼食です。
昼食の後は、この日差しの中でもオネムzzz~♪
昼寝ってアッという間に終わっちゃうんですよね。
もう2本目に出発する時間なので急いでウェットスーツを着て準備。
先に港まで送ってもらって、ボートで置いてある更タンクでセッティング。
残圧を確認したら、バルブを閉めてタンクを寝かせて置きました。
ニシキウミウシ
ニシキウミウシ(ヒロさん撮影)
2本目「住崎No.2」
エントリーすると、1本目よりもさらにうねりが大きくなっていました。
停まっていると1mほど身体が持っていかれるカンジ。
写真を撮ろうにも安定せず、ピンボケばっかりに。
根の壁伝いに移動して根を周るあたりでウミガメ発見。
向こうも驚いたようで踵を返して泳いでいきました。
この透明度でデジカメを顕微鏡モードにしていたため、すぐに切り替えできずシャッターきった時点ではもう確認できないほどの距離まで離れていました。
こういう時のアクションカメラ──なんとか動画は撮れました。
それから根に戻って移動開始後、人数確認するとまた一人いない。
何度か浮上して確認するも浮上していないので、皆を連れて安全停止をしてエキジット。
逸れていた人もすぐに見つかり、安全停止に付き添ってエキジット。
聞くと「逸れたのでエア消費しないように水深を上げて根の上にいました。」
私「透明度の悪い状況では、探せないので安全停止してすぐに浮上してください。」
透明度不良の際の手順をしっかり伝えていなかったことを反省。
シマウミスズメ
シマウミスズメ(ヒロさん撮影)
港に着くまでにタンクをバラして自身の器材を纏めてもらいました。
港に着くと自身の器材を軽トラックに積んでDSに戻りました。
DSでは自分の器材だけ洗うように指示したんですが、私の器材のあとレンタル器材を洗おうとレギュレーターの浸かっている水槽を見てビックリ(@_@;)
レンタルのレギュレーターがもうダストキャップが外れた状態で浸かってるじゃあ、あ~りませんか!
すぐに取り出して残タンクを借りてタンクのエアを使って浸水したレギュレーターを水分を飛ばしました。
借りた人はダストキャップの重要性知らずにこういうことになるので、レンタル器材は洗ってもらわないほうが安全なんですよね。
弊サークルではレンタル器材については水洗いはしないでおいてください。
このあと、お風呂に行ける格好で車に乗り込み、サンゴの湯へ。
キレイサッパリしたところでDSに戻ってログ付け。
そのあと器材をメッシュバッグに詰めて車に積み込みして帰途へ。
ハードコンディションだったの車内の皆オネム(-_-)zzz。
あかねさんからみかんパンのリクエストがあったこともあり、岸和田SAまで一気に走行。
無事目的を達成できました。
帰阪後、皆を無事送り届けて洗車して帰宅しました。
今回は台風の影響で海況がイマイチでしたが、これからがベストコンディションなのでコレに懲りず潜りに行きましょう。
おもな生物:キンメモドキ群、アザハタ、アオウミガメ、ウミテング、ウツボ、ホウライヒメジ、アカハタ、シマウミスズメ、オニカサゴ、イシガキダイ、オオモンハタ、キンメモドキ、アオブダイ、ブダイ、コロダイ、コガネスズメダイ、キンギョハナダイ、クマノミ、アカハタ、アイゴ、シマキンチャクフグ、ナカザワイソバナガニ、ニシキウミウシ、コイボウミウシ

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