柏島ツアーで肋骨を3本骨折したため、ツアーを二週間にわたりお休みさせていただきましたm(__)m。
骨折(当時ヒビだと思っていた)した直後に潜りましたが、骨折により胸膜が狭まり浅い呼吸となり、酸素欠乏症になりました。──肋骨って呼吸するのに大事なんですねぇ。
陸上でも深呼吸に窮する状態では、水中は尚更ということで様子見で2週間としました。
その間のツアーに参加予定いただいた方々、申し訳ございませんでした。
骨折直後は左腕を上げるのも勇気のいることでしたが、10日ほどで左手で荷物が持てるほどに回復。
予定通り、今回のツアーは開催することにしました。
人数的にも少なめでリハビリダイビングにちょうど良いカンジです。
台風19号も遠くのほうを通っていってくれて前日のDSのインスタでも透明度爆上がり──期待大。
前日の確認電話も問題なしでメンバー掲示板に決行通知。
朝晩の冷え込みを考えてバッグにブルゾンを入れときました。
当日の朝、ルーティンをおこなって外に出るとTシャツ、ハーフパンツでは少し肌寒いです。
集合場所であみさんをピックアップして、高速道路で。
連休初日ということもあって、湾岸線は結構な通行量でしたが、関空道から阪和道に入ると一気に減少して空き空きでした。
途上、”昨日の田辺の透明度が20mあった”、という話をしていたら、
あみさんから「ダイビングを始めて3年経ちますが、キレイな海を体験したことがないんです。
石垣島や宮古島にも行きましたが、キレイなことなかったんです。」
私「いきなりキレイな海を体験するよりは、あとで体験されたほうが感動がもっと大きいですよ。」
と言った私ですが、Cカード取得して12本目でいきなりサイパンでキョーレツなコバルトブルーを体験したとは言えません^_^;
現地DSに到着、先に港に車を着けてメッシュバッグを降ろして勝手知ったるなんとやらで、置いてあるタンクでセッティングを開始。
するとやっしーさんも到着されて、セッティング。
重器材と3点セットもついでにボートに器材を積み込みしました。
DSのほうに車を回して荷物を降ろして、車は港で駐車。
会う人会う人皆、私の恰好──肋骨サポートベルトが気になるようで「ソレどうしたん?」
肋骨を3本骨折したことを報告すると皆「無理せんように」とお気遣いありがとうございます。
3週間ぶりのコンタクトレンズでなかなか装着できず、普段は使わない鏡見ながらやっと。
朝食を食べて着替えを済ませました。
今日はMLBデビジョンシリーズ、ドジャースvsパドレス第5戦がおこなわれることもあり、皆TVに夢中です。
9時半になって準備開始です。
前回、ウェットを着るのに10分掛かったうえ、肩口まで上げきれずに着せてもらってましたが、もう一人で着れました(^^)v
1本目「南部出し」
今魚影の濃さから言えば、ココ。
ポイントに着くと水面から根が見えています。
準備のできた人からエントリー。
透明度は良いのですが、浮遊物が多くてストロボ発光させるとハレーションが起きてしまいます。
「
水底で集合して移動開始。
まずは水路を通って、根を時計回りに。
エントリーポイントあたりに戻ると1mをはるかに超えるヘラヤガラ。
口を下にしてパクパクさせながら立って?ホバリングしています。
根から少し離れた中層をハマチが泳いでいきました。
これはもしかして大群に出遭えるかも?
ほどなく、砂地にダイバーだかり。
撮影会が終わったのでそこへ行くと、ヒレナガネジリンボウ。
全く穴に引っ込まず、フォトジェニックしてくれました。
そこにおっちらおっちら砂を掻き揚げるニシキテッポウエビも見れました。
それから根のほうに戻るとイサキの群れがサーっと通っていきました。
少し水深を上げて、根の彼方此方にキンギョハナダイが居て眩く泳いでいて癒されます。
すると近くにいたダイバーが中層目掛けて泳いでいくのが見えたのでそちらを見ると、いたーーーーーーーーっ、タカベの大群。
それを追ってハマチが何度もアタックしてくれるので動画も撮れました。
いやぁ、最後の最後に良いの見れました。
安全停止のため、ボート下に移動し、ホバリング。
キッチリ安全停止を終えてエキジット。
港に戻って更タンクに交換して休憩です。
良い天気なのでウェットも脱いで昼食です。
余り物には福がある、とんかつ弁当です。
食べだす頃にはドジャースのナ・リーグ優勝決定シリーズ進出が決まりました。
のんびりしていると、2本目が30分前倒しにスタートすることになり、準備開始。
ウェットスーツを着て港へてくてく。
忘れものがないか確認して出港です。
2本目「ゲッター」
しばらくバレーボール大のオオモンカエルアンコウが居てたそうでコチラに。
エントリーするとこんなに見えるゲッターは初めてかも?
先週同ポイントを潜っているやっしーさんに先導してもらってカエルアンコウの場所へ。
しかしカエルアンコウは居らず、代わりにウミテング。
黄色いケーブルのそばでちょこまかちょこまかと動いていました。
このあと塔のあたりを周るとアカオビハナダイの群れ。
こんだけの群れで見るのは初。
広がりすぎて写真にするとイマイチでした。
潮通しが良いからか、小さな魚たちの群れがそこらじゅうに。
ドロップオフのほうへ行きましたが、これと言ってパッとせず、棚に戻ってからアンカーライン伝いに浮上。
安全停止をおこなって、ボートに移動してる間に透明度が一気にガタ落ちに。
順番にエキジット。
あみさんが「こんなに透明度が良くて魚の群れが見れたの初めてです。」
和歌山の海も捨てたもんじゃないでしょ、楽しんでもらえて良かったです。
港に戻って、器材を軽トラックに積み先に器材洗い場で待ち伏せ。
軽トラックが到着次第、真水で器材を洗って水気切り。
シャワーを浴びもってウェットスーツを脱いで、それも器材のそばで干しておきました。
着替えを済ませて、ログ付け。
せっかくなので見た魚を見せながらログ付けしようと思いましたが、如何せん、設定ミスなのかデジカメからタブレットに取り込めなくて諦めました。
仕方なくタブレットにある、Kindle版海水魚図鑑──まだ習熟してないので、タップして1ページ1ページ捲るのがやっと^_^;
やっしーさんからは「撮ったにしてはキレイな写真やからおかしいと思った。」とツッコミ入れられながら。
このあと干していた器材をメッシュバッグに詰めて、車に積込して帰途へ。
セ・リーグクライマックスシリーズ1stステージ第2戦がおこなわれていましたが、サブチャンネルでの放送のため電波を車では安定受信できずラジオ観戦。
試合終了した途端、大阪駅に到着しました。
このあと洗車をして給油も済ませて帰宅しました。
おもな生物:タカベ群、スズメダイ群、イサキ群、アカオビハナダイ群、ブリ、ウミテング、ヒレナガネジリンボウ、オオモンハタ、メイチダイ、アカハタ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、ハタタテダイ、ツノダシ、ニザダイ、トゲチョウチョウウオ、チョウチョウウオ、レンテンヤッコ、キンチャクダイ、イタチウオ、ブダイ、クマノミ、ミツボシクロスズメ、ミノカサゴ、カサゴ、オキゴンべ、ミナミハタンポ、シラコダイ、コロダイ、タカノハダイ、ミギマキ、ルリスズメダイ、ソラスズメダイ、ハコフグ、シマウミスズメ、ミナミギンポ、モンツキベラyg、ツユベラyg、ホンソメワケベラ、カワハギ、アオリイカ、イセエビ、ニシキテッポウエビ、イソギンチャクカクレエビ、サラサエビ、コイボウミウシ
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