クロホシイシモチの群れ
クロホシイシモチの群れ
昨年に引き続き、3月最終土曜日に企画。
だいぶアジ玉も小さくなったそうで、ワイド狙いは諦めました。
人数変更の連絡するとDSスタッフ「けっこう座席がいっぱいなので手狭になることをご了承ください。」
さすが、クローズ前の内浦に駆け込み需要です(そういう私たちも同然)。
2週間前の白浜で飴ちゃん入れを忘れてしまったため、代替のタッパーウェアを100均で物色。
昔ながらのタッパーウェア(味噌入れにしてたやつ)って売ってないんですね。
ある程度日差しを遮断するのと密閉性からコレで良いや、と思って買ったら、今マスクケースにしているものと一緒になってしまった。
皆さま、区別するためにテプラで「divers-hi.com」のシール貼ってます。
決してマスクケースの代用ではありません。
内浦だけに前日早々に決行を皆に周知。
年度末で仕事が遅くなり、睡眠時間は3時間と少し物足りない中、起床。
定刻通り集合して、出発。
コノハミドリガイ
コノハミドリガイ(ヒロさん撮影)
現地にAM8時過ぎに到着しました。
着いた時はまだ個人のお客さんが数名しかいませんでしたが、今後どっと増えるのを思うとついつい気が焦るものです。
器材の準備をして休憩室に荷物を下したら、な、な、な、なんとお茶のペットボトルの蓋が半開きだったようで、着替えのバッグの中で水没ならぬ茶没。
タオルと着替えのTシャツがビショビショに──仄かにお茶の匂い付。
濡れたタオルを絞ってバッグの中を拭きました。
朝飯を済ませて、ボチボチ行きましょうかぁ。
ドライスーツを着て港までのてくてく。
先に運んでもらってる器材を取り出してセッティングです。
残圧チェックして互いにドライスーツのファスナーを閉めあって──じんさんはフロントレントリーなので一人完結。
「一人でドライ着れるの羨ましいなぁ。」とその時は思っていました。

クハタタテダイyg
ハタタテダイyg(ヒロさん撮影)
1本目。
器材を背負ってエントリー口へ。
用意のできた人からジャイアントスライドエントリー、バッシャーン。
水面に全員揃ったところで潜降、OK、位置の確認、時間のチェック、ブッシュー。
水底に着底し全員を確認できたところで移動開始。
砂地から礫地に斜め移動してコンクリートブロックに行くと、ハタタテダイの群れ。
そこから少し沖に行くとアカエイが薄っすら確認できたので近づく前に気づかれて逃げられてしまいました。
このあと浅場に移動してアジの群れやクロホシイシモチの群れに癒されました。

ハスエラタテジマウミウシ
ハスエラタテジマウミウシ(ヒロさん撮影)
エキジットしてタンクを交換して休憩に戻ろうとしたところ、じんさんが「歩けない。」
聞くと水没したそうで、ドライスーツ内に海水が入り重たくて歩行できない、とのこと。
近くにいたDSスタッフが機転を利かせてドライスーツのファスナーを開けてじんさんをうつ伏せにスタッフと私が片足ずつ持ちあげると、
ザッバーンと溜まった海水が一気に流れ出ました。
──朝の私のバッグの茶没はじんさんの水没の予兆だったのかも知れません。
軽くなったことで歩いてDSに戻って、じんさんはシャワーをさきに浴びました。
ちょっとの水没なら続けてダイビングするのですが、完全水没なので乾かすのに時間をおいたほうが良いので水面休息を3時間にすることにしました。
水没したドライスーツの内側にシャワーをかけて海水を洗い流して裏返しにして日向干し。──良い天気で良かった。
シェルドライの利点は、裏地がPVC素材なので撥水性が高いので乾くのが早い。
あっという間に乾いて、ブーツ部分のインナー部分だけが濡れている程度。
用意周到なじんさんは着替えを済ませて、「何時でも良いですよ。」と心強いお言葉。
それを受けてどんどん透明度が落ちていくことを考慮して休憩時間を半分に縮めていくことにしました。

サツマカサゴ
サツマカサゴ(ヒロさん撮影)
2本目。
港へ行くとエントリー口には長蛇の列。
ゆっくりめに器材を背負ってエントリー口へ。
順番にジャイアントスライドエントリー。
水面で集合して潜降、ブッシュー。
改めて水底で集合して砂地に向かって移動開始。
まずはサツマカサゴ、微動だにしません。
オオモンハタが腹を砂地につけて休憩中。
ここから浅場に向けて移動、アジの群れがまずお出迎え。
透明度があればワイドで良い写真が撮れるんですが、この透明度では....。
岩場に向かうとクロホシイシモチの大群です。
魚の群れに囲まれて癒されました。
安全停止をしてエキジット。
1本目大量水没したじんさんも2本目は水没なくいけました。
DSに戻って器材を真水で洗って水切り。
頭からシャワーを浴びて塩落とし──今回男性だけなのでオプションの温泉は省略。
暖かいので外のウッドデッキに潮風を浴びながら、昼食です。
このあとログ付けをおこなって、器材を片付けて車に積み込み、帰途へ。
途中、紀ノ川SAでプリンソフト食べましたが、イマイチでした。
前回の白浜に比べるめちゃくちゃ早い帰宅となりました。
おもな生物:アジ群、クロホシイシモチ群、ヨスジフエダイ群、ダイナンウミヘビ、コロダイ、オオモンハタ、ユカタハタ、アカエイ、ヒメジ、ホウライヒメジ、ヨメヒメジ、ミノカサゴ、ハタッタテダイ、サツマカサゴ、カワハギ、シマキンチャクフグ、ガラスハゼ、マハゼ、エソ、チョウチョウウオ、クマノミ、ハスエラタテジマウミウシ、コノハミドリガイ

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