イセエビ
イセエビ
今シーズン初の内浦です。
当初、3人ほど集まっていましたが、気が付けば私と二人だけに。
台風21号が台湾に向かったはずが、ブーメランでこっちに。
その時点で温帯低気圧に変わったものの、ピッタシ大雨の予想。
いやはや、天候だけはどうしようもないんですが、毎日毎日天気予報とニラメッコ。
すると、2日前にはダイビングの時間ぐらいは雨は降らないみたい。
ラッキー。
当日の朝、出発してみると前夜に降った大雨も小康状態です。
パラパラとするものの、それほど雨も降らず、現地DSに到着。
メッシュバッグを降ろして器材の準備をしてるときだけパラっと降られました。
新施設になってはじめてのさゆりさんに施設案内をして休憩がてら朝食。
スタッフから「昼3時ぐらいから大雨降りそうです。」とのアドバイスをもとに早めに用意して潜ることに。
着替えを済ませて、ドライを着て内浦ビーチのほうへ。
まだ混んでいないところでセッティング。
私の器材は石垣ツアーのため前日にゆうパックで送ったので今回はサークルのレンタル器材です。
普段はショルダータイプのBCで問題なかったのですが、Sプロのスタビ。
左肩は通ったものの、右肩のところで袖が引っかかってしまい難渋。
それを観かねたさゆりさんに着せてもらいました。
さぁ行きましょうか、ってときに片方のフィンのストラップのバックルの受け側のほうがないことに気づきました。 今さらながら器材を背負った状態なので、DSまで借りに行くのがメンドーだったので片フィンはストラップなしで強行突破、潜ることにしました。
サツマカサゴ
サツマカサゴ
1本目。
水面を見ると思っていた通りの透明度の海にジャイアントスライドエントリー。
海中を覗くとやはり緑色がかってます。
かすかにイサキが数尾見れました。
さゆりさんもエントリーされて、水面で集合。
潜降サイン、OK、位置の確認、時間のチェック、BCとドライからエアを抜きましたが、なかなか沈まないので頭まで水没したところでヘッドファースト。
一瞬、さゆりさんを見失いましたがすぐに見つかり、OKサインで確認。
さすがに片フィンがストラップなしなので上手いこと泳げません。
トルクをかけてフィンキックしようものなら、脱げてしまうのでほぼ片フィンのみでのフィンキック。
何度も脱げそうになるたびにフィン先を地に押し付けてフィンポケットに押し込んだり、手で押し込んだり。
ガイドロープに従い進むと、白っぽいサツマカサゴ
普段身動きしないんですが、胸鰭をつかってピョンピョン跳ねるようにしていきました。
近くの空瓶を見ましたが、何も居ず。
少し深場のほうに行くと顔だけ覗かせたハナアナゴ。
ライトを向けるとスーッとさらに砂の中に隠れてしまいました。
茶色い空き瓶にはスナダコが葉っぱを扉代わりにして寛いでいました。
このあと浅場に行く途中、網カゴを見ましたが、オキゴンべを見るのみでした。
水深12m付近から一気に明るくなり、前方をみると消波ブロックが見えて目の前にイサキの群れが通ってその奥にはクロホシイシモチの群れです。 水面近くにはメアジの群れもいてそのにアタックするブリも見られました。
しばらくこの魚影の中で過ごしました。
まだ残圧が残っていることから、ゴロタ石のほうへ。
ヨスジフエダイたちがかたまって泳いでたところを通り過ぎるとイソギンチャクを見つけて覗くとイソギンチャクモエビがピンピンと尾っぽを振ってダンス。
少しうねりがあり、写真を撮ろうにも態勢を保つのに一苦労でした。
このあと安全停止をしてエキジット。
サメハダヤドカリ
サメハダヤドカリ
器材を下して、更タンクに交換。
器材を邪魔にならないように脇に寄せて休憩です。
DSに戻ってシャワーを浴びて塩を落としてからドライを脱いで、車にフィンのバックルが残っていないか確認しましたが、無し??
2本目もストラップなしで潜るのは億劫なので倉田さんにお願いしてバックルをお借りしました。
ありがとうございます。
これで普通に泳げる(^^)v
お店に入ってしばし飴ちゃんを舐めながら休憩。
徐々にお店の中にもお客さんが増えてきて「1本目でこの透明度なので2本目はさらに...。」と話となり、インターバルが1時間になったぐらいで2本目に行くことにしました。
さゆりさんはウェットスーツを着て、私はドライを着て、てくてく。
お借りしたバックルを取り付けてこれで安心。
タンクのバルブを開いてさゆりさんに今回も手伝ってもらって器材を背負いました。
エントリー口が少し渋滞していたので少し待って、エントリー。
クマノミyg
クマノミyg
2本目。
ドライもBCも濡れているのでスーッと潜降。
今回はコンクリートブロックのほうへ。
それまでに何かしら出遭うものですが、ブロックのところに先客がいらっしゃったのでしばし待機。
そのあとブロックに向かいましたが、教えてもらったウミシダには何も居らず、ブロックに繋がっているロープ伝いに何か居ないか探すとようやくサメハダヤドカリがいました。
これだけダイバーが入ると居るもんも居なくなるのかも。
しばらく深場にいたのでDCがピーピーと鳴動。
見るとNDLが1分。
致し方なく、浅場へ移動。
急浮上するわけにいかず、少しずつ水深をあげたため、ついにDECO3分が表示されてしまいました。
消波ブロックのほうまで行き、水深5mを維持して減圧。
DECOマークが消えるまでクロホシイシモチの群れの中で過ごしました。
そのあと安全停止をキッチリしてエキジット。
虹
雨上がり後の虹
器材を下してタンクをバラシているとちょうど軽トラックが来てくれたので、そこに器材を載ささせてもらいました。
晴れ間も出るほど良い天気なってるので、器材を乾かしたい衝動に駆られましたが、スマホで降雨情報を確認すると「あと1時間ほどで雨が降り出します。」とあり、器材を干すのを諦めました。
水洗いしたあと、メッシュバッグに詰めて車に積込。
お借りしたバックルは元の場所に戻して倉田さんにお礼を言いました。
精算を済ませて、車でサンゴの湯へ。
時間が早いため、男湯は誰も居ず一人湯舟を楽しみました。
他のお客さんが入ってこられたので風呂を上がりました。
戦闘を出て車に乗り込む瞬間にパラパラと雨が降り出してきて、「干さずに正解」
すさみの道の駅に寄って遅めの昼食です。
そう食べられない、旬の生しらす丼をいただきました。
外を見ると土砂降りの雨になっていました。
ココのテーブルをお借りしてログ付けをしました。
車に戻るころには雨も止んでいて傘をさすこともなく乗り込めました。
高速に入るころには50km/hの速度制限が出るほどの豪雨。
対面の車からの雨しずくで視界が遮られるほど。
和歌山付近でようやく雨が止み、目の前には大きな虹がかかっていました。
ソッフン休憩のため紀ノ川SAで車を降りて通ってきた方角を見るとおどおどろしい黒い雲でこれの中を通ってきたんだなと実感。
今日はみかんソフトのみ50円引きしてたのでもちろんみかんソッフンにしました。
無事帰阪して洗車前に降雨情報を確認すると「しばらく雨は降らないでしょう」だったので洗車後、フロントガラスに撥水コートもしました。
ビール2本買って帰宅してから飲もうとしましたが、1本で潰えました。
おもな生物:アジ群、クロホシイシモチ群、ヨスジフエダイ群、メアジ群、イサキ群、ブリ、コロダイ、オオモンハタ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、ヒメジ、ミノカサゴ、ハタタテダイ、サツマカサゴ、カワハギ、チョウチョウウオ、クマノミ、ミツボシクロスズメ、フタスジタマガシラ、モンガラドオシ、イセエビ、イソギンチャクモエビ、サメハダヤドカリ

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