カテゴリー: 日記

  • 図説 世界の水中遺跡

    図説 世界の水中遺跡

    図説 世界の水中遺跡

    今回紹介するのは、2月に発売されたばかりの「図説 世界の水中遺跡」です。

    神戸市立博物館で「特別展 大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」(2/5~5/8)が開催されており気になってググったときに、この書益を発見しました。

    表紙の写真を見た瞬間、あっそういえば2009年に横浜港開港150周年を記念したイベントで「海のエジプト展」やってて見学に行ったなぁ。

    展示品の数々に魅了されたのとクレオパトラの生活していた港湾都市アレクサンドリアが消失させた自然災害の甚大さを感じた次第です。

    早速取り寄せてみると、値段の割にカラー写真がいっぱいあり図鑑の中ではかなりコスパが良いです。唯一初版本ということもあり誤植がけっこう目立ちました。持ち運んで読むには少し大きめですが、文章は考古学を知らない人でも興味を持って読み進めるように太古から大航海時代~近代海戦遺物というように時系列に解説してあります。

    歴史好きにはたまらないワードや時代ごとの船の構造について解説してあり、一気に読めます。

    ダイバーに有名な古宇利島のUSSエモンズは沈没した経緯や立体画像も載せてありこの本で予習してから潜るとより楽しめるんじゃないでしょうか

    今は学術目的でしかこういった文化遺産に潜ることが出きませんが、今後この本に書いてある通り、こういった水中文化遺産を見学するためにダイバーになる、という時代が訪れるのを期待。

  • 湖底の美女

    湖底の美女

    湖底の美女

    あるWEBサイトで予告編を見て水中シーンがあることを知って観てみたいと思ってた作品です。

    たまたま本作がYouTubeにアップされている人がいたのでドラマまるまるを見るにはじっくり見たかったので後日見ようと「後で見る」に保存しました。

    改めて観ようとしたところ、著作権の絡みか、その動画が削除されていました。

    そうなれば、余計に見たくなるのが本能。

    ネット検索したら、TSUTAYAさんで取り扱っていたので早速レンタル。

    「湖畔亭事件」を天地茂さんが明智小五郎役で主演務められた、江戸川乱歩の美女シリーズのサスペンスドラマです。

    今では在りえない昭和色漂う、お色気たっぷりな構成です。

    水中シーンはホテルの地下に設置された水槽の魚に水着姿の美女が素潜りで餌付けするシーンをお客さんがモニタで鑑賞する、という設定です。

    遠くからの撮影では普段水中ショーしてる人が代役なおで生きた魚が活動していますが、顔がはっきりわかるアップのシーンでは風船の魚です。

    その違いを見るだけでも見る価値、ありです。

    この作品、TV放映開始45年を記念してまもなく(6/7に)廉価版DVDで再販されるそうです。

  • ゴジラ

    ゴジラ

    ゴジラの潜水シーン

    先日、名俳優・宝田明さんがご逝去されました。それでTVの情報番組でそのニュースをやっていたのですが、主演デビュー作が「ゴジラ」ですと紹介されていてその写真を見たら、「あれ、潜水服?」

    ゴジラ映画は少年時代から観ていましたが、ものごころついた時にはカラーばかり、初代の映画を見たことがありませんでした。

    これは観ないわけにはいかないと、TSUTAYAさんでレンタル。

    久々のモノクロ映画、しかもクレジットが今ではエンドロールというぐらい最後が定番ですが、最初にズラズラと時代を感じます。──水戸黄門を思い出しました。

    で、主演の宝田さんの役どころは南海サルベージ所長です。

    どこでその姿が見れるのかワクワク。

    ゴジラの縦横無尽な暴れっぷりに日本政府打つ手なし、古生物学者の山根博士は貴重な研究資料だから生かしておきたいと思うも、ドンドン都市が破壊され怪我人を目にして考えを改め、ゴジラを倒すことに承諾。山根博士の娘の元婚約者で部下で芹沢助教授が開発したオキシジェンデストロイヤー使用を認め、水中に居てるゴジラにこの兵器を持っていくためにやっとここでダイバーが登場します。

    この兵器の作用は水中の酸素を無くして窒息させてそのあと組織を破壊する、ということだけど、水面にいてる船や乗員に影響なのかな?

    すごい泡が出ているのに波が発生していない等、ツッコみたいところ満載でしたが、潜水シーンはバッチリあるので観てみる価値大でした。

    本来は、当時水爆実験へのアンチテーゼなんですが、ダイバー的斜め見でした。

  • イントゥ・ザ・プラネット

    イントゥ・ザ・プラネット

    イントゥ・ザ・プラネット

    今年1月に初愛されたばかりの『イントゥ・ザ・プラネット~ありえないほど美しく、とてつもなく恐ろしい水中洞窟への旅(ジル・ハイナース著)』です。

    ナショナルジオグラフィックやドキュメンタリー番組を数多く手がけているケイブダイバーの自伝です。

    カナダで生まれ身体的なことで虐められることがあり内省的な性格になりがちなところを父親との週末の冒険が彼女にとっての今後の探求心が養われ、学生時代に強盗と対峙したことでの自分を救うのは自分だという精神力が身についたそうです。

    ビジネス的に成功し余暇をダイビングで過ごすことに目覚めたものの、ビジネスパートナーから騙されてほぼ収入を無くしたのにも関わらず、生きていけるパワフルさ。

    ケイブダイバーであるポール・ハイナースとの出会いでケイブダイビングにハマっていくことが書かれています。

    また、数多くの友人が亡くなっていくことも掛かれており、前人未踏の洞窟を探査する人たち、ってほぼ中毒者なんだろうなぁと思ってしまう。

    この本を読んでさらにテックダイビングはしない方が良いという結論になりました。

  • THE RESCUE 奇跡を起こした者たち

    THE RESCUE 奇跡を起こした者たち

    THE RESCUE 奇跡を起こした者たち

    昨日、「THE RESCUE 奇跡を起こした者たち」を公開初日に観に行ってきました。

    2018年にタイのチェンライ県のサッカー少年12人とコーチが練習後、仲間の誕生日をお祝いしようと訪れた洞窟が豪雨によって閉じ込められたのを世界中のボランティアのケイブダイバーが救出したというニュースがありました。

    それを当事国のタイが製作した再現映画「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」を以前観たことを書きましたが、今回のは再現映画ではなく、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリーということで行くしかないと。

    また、映画館がシネ・リーブル梅田──映画「オープンウォーター」以来です。

    独立系の映画館って会員サービスが充実していて、ココもTCGメンバーズカードってなるものがあって、会費1,000円で1年間系列映画館の映画鑑賞が1,300円で見れるうえに初回の映画観賞券が1,100円で買える特典があるんです。普通、鑑賞券1,900円ですから、+200円だけで会員になれるってこと。あと一回映画観に行けば会費がチャラになるんです。

    大阪だとシネ・リーブル梅田とテアトル梅田だけだったら考えたんですが、シネマート心斎橋(サメ系映画の鑑賞でけっこう利用しています。)もオッケーということなので会員になりました。

    と長い下りでしたが、映画自体はというと。

    洞窟に閉じ込められた少年たちを救出するために英国の二人のケイブダイバーに白羽の矢が立った、リックとジョン。この二人が少年たちの生存確認をして救出するチーム編成も。

    映画は救出に携わったボランティアのケイブダイバーのインタビューと実際の映像とVFX技術を駆使した映像を織り交ぜてて時系列をもって進んでいくので理解しやすかった。

    冒頭のケイバーたち皆が少年時代目立つことがなく逆に内省的だった人が多くそれが逆に閉塞的な環境でもパニックにならない精神力があるんだと語っています。──私には無理です。

    またドキュメンタリーらしく、少年たちを救出する前にポンプ設置するために洞窟に取り残された作業員たちを先に救出していたのも初めて知ったし、少年たちを救出する手段を試行錯誤していたのには驚きでした。

    観る価値大ありです。

  • 「潜水医学」(眞野喜洋編著)

    「潜水医学」(眞野喜洋編著)

    潜水医学

    ついに「潜水医学」入手できました。前々から潜水医学系の本を読んでいましたが、この本はかなり昔(1992年初版)ということで、Amazonや古本サイトと探し回っていましたが、とうの昔に絶版になっていたので、もう手に入らないかと思っておりました。

    ところが、たまたまメルカリで出品されていたので即買い。

    もともとのお値段が12,360円(消費税3%の時代)と高額でそのお値段のままでしたらてを出せない代物ですが、その1/5のお値段で艇入れることができました。

    この書籍の責任編者が故・眞野喜洋先生です。

    DANジャパン創設に尽力された潜水医学の権威であり、私も以前救急再圧員講習の際に講師としてご参加された眞野先生より貴重なお話を拝聴させていただきました。

    なかでも、サーファーズイヤーも先生も気付いていたが発表していなかったそうで先に発表していたら、ダイバーズイヤーになっていたかも?は印象的でした。

    まだ1ページたりとも読んでおりませんが、これからじっくり時間をかけて読んでいこうと思います。

  • WindowsタブレットPC

    WindowsタブレットPC

    Windows11タブレット

    ツアレポ作成や旅先に持参していた、Windowsタブレット。その液晶が割れてしまい、タッチパネルの反応も悪くなったので、新品を模索しておりましたが、思い通りのスペックで考えると3万円台。

    財政的にキビシイので中古で──Amazonで整備済品(もともと企業で使われていたものを引き取ってリユース再生品)を購入。

    HP ElitePad 1000 G2
    スペック
    OS:WINDOWS11
    CPU:Atom-Z3795
    メモリ:4GB
    ストレージ:128GB

    なんと言っても、目を引いたのが、ストレージ。新品で同価格帯のものを探すと64GBぐらいになるのでめっちゃ魅力的でした。

    このタブレットだけ買ったのですが、タブレット自体には専用のインターフェイスしかなく、マイクロUSBもないのでそれを介して充電やUSBホストするしかないものでした。──当初はそれを納得のうえだったのですが…。

    購入後にキーボードジャケット付のものが売っていることに気づき、ショック!!

    とりあえず折り畳み式のブルートゥースキーボードを購入しましたが、安さに負けてUS配列のもので、デフォルトではJIS配列のためにタイピングと実際の入力文字が違う現象に一瞬悩んでしまいました。

    そんなこともあり、純正のキーボードジャケットを探していたところ、ヤフオクにて発見、即購入しました。

    さすが、純正のキーボードジャケットなので、専用インターフェイスコネクタのほか、SDスロットやHDMIコネクタ、USBコネクタ2ケも装備。2in1タブレットになりました。

    しかし良いことばかりではなくって、そのキーボードジャケットが重いのなんのって。タブレット含めた総重量が1.3kg超。

    8インチタブレットのときのほぼ2倍の重さ。私の持っているASUSノートPCが1.2Kgをも超えており、携帯性には難アリ、です。

    これからツアレポや旅のお供にするのは、このタブレットにするか、ノートPCにするか、悩ましいところです。

  • SAFE-カリフォルニア特別救助隊-

    SAFE-カリフォルニア特別救助隊-

    SAFE-カリフォルニア特別救助隊-

    弊WEBサイトコンテンツ「ダイビングシーン」の充実のために海ものドラマを探索するうえで参考になっていたYouTubeチャンネルがいつの間にか消失していました。

    いくつもの作品を紹介していたので著作権の絡みで閉鎖されたのか?分かりませんが、残念です。

    そこで発見したのが、表題のドラマ。

    もともと「ベイウォッチ」の制作陣が新しいレスキュードラマを手がけたそうで、ベイウォッチ同様、お色気もたっぷりです。

    舞台はカリフォルニア州マリブの消防署にSea(海)、Air(空)、Fire(火災)の複合的なレスキューを担当するタスクフォースとして結成されたと紹介されています。──日本ドラマのDCUみたいなもの?

    冒頭は副隊長として登場するドルフ・ラングレンが1話にして隊長が殉死して即、隊長に昇格しますが、この人が主人公というわけでなく、エピソードごとに各隊員がフィーチャーされます。

    海難事故もまぁまぁあり見応えはあります。ネタバレですが、ひとつ紹介しますと。

    船が転覆沈没して様子を見に向かった隊長と隊員員の二人が、唯一の空気溜まりに生存者が3名。そこで隊長は隊員のスクーバ器材を外させて、遭難者に器材を着させて隊長は一人を、遭難者2人をその器材で浮上。隊員一人がそこに残るという究極の選択。それに対して、隊員はガマンしきれず、フリーアセント。しかし水面まで届かずブラックアウトし救助されて減圧症に。

    それ以外にも海難事故がいくつもあり、考えさせられる事案があって観る価値あり、です。

  • ジョゼと虎と魚たち

    ジョゼと虎と魚たち

    ジョゼと虎と魚たち

    やっと観ました。

    劇場公開されたときに見にいきたかったのですが、ちょうど2年前新型コロナ感染が徐々に広がりつつある頃だったので映画館に行くことができませんでした。

    DVDが発売されているのを知って毎度のTSUTAYAさんでレンタルしました。

    なぜ観たかったのか?というと舞台がなんと大阪なんです。公式サイトに“ジョゼ虎” オリジナル大阪MAPというのがあり、馴染み深い海遊館、てんしば、天下茶屋駅に阪堺電車や南海電車、須磨海岸にHEPナビオの観覧車などがリアルに描写されていています。

    また主人公・恒夫は大学に通いながらダイビングショップでバイトをしている設定で実在のダイビングショップが登場します。

    ダイバーのみならず大阪の方なら観といた方が良いかも?

  • バイス、グッジョブ!

    バイス、グッジョブ!

    調整リング取り外し施工前後

    中古でエポック社のTG専用水中宙玉レンズ(径52mm)を購入しました。

    前オーナーはマクロコンバージョンレンズ(径67㎜)をかましてコレを使用するためにわざわざ調整リング52-67mmをかましていたため右上の写真の通り、填まっていました。

    私はTGハウジング(径52mm)にそのまま使おうと思っていましたのでリングを外すつもりでリングは簡単に外れるだろうと、高を括ってました。

    ところがところが、手では全く無理。

    ベルトレンチを使うも厚みが3mmと掛かりがが浅いため、グリップせず断念。

    このまま前オーナーと同じ使い方しかないかと諦めかけたそのとき。

    あっ!万力(バイス)ならこの細い調整リングでもグリップするのでは?

    そこで懇意にしている、ダイブエリア373の福田さんとこに行ってバイスをお借りしました。

    なんてことでしょう!一発で外れました。

    バイス、グッジョブ!