2005年 2/25-3/2
参加者:ひではる、かめねー、ももちゃん、とらさん、かよ、ほか1名
6年前にかめねーさんがAOW講習を受ける条件として『パラオツアー開催』がありました。それがようやくかない、パラオツアーを開催できる運びとなりました。
出発当日、PM8:20に関空の出発ロビーに定刻どおり全員が集合、チェックイン。時間が時間だけに食事をしようということになりレストランでがっつりお腹を満たしました。そして機内へ。さすがJALチャーター、全席にモニタつきで20ほどの新旧映画が見放題、そのうえ空席がけっこうあって、自由に席を占領できるほど。エコノミーながらゆったり過ごせました。
離陸後まもなく、たっぷりの夕食がでてしまい、空港での食事を抑えときゃよかった.....。
コロール空港に到着、深夜ということもありそれほど暑くもなく、逆に税関ではガンガンに空調が効いていてさむ〜い{{
(>_<) }}。
迎えのツーリストのバスに便乗して宿泊ホテルへ向かいました。途中、「むかしのサイパンみたいやなぁ」と言い合いつつ、有名な『どらごん亭』を通りかかった瞬間、
"Bang!!
Bang!!"と爆竹が鳴った音が。
すぐ停車して確認するとバスの窓ガラスが割れてるぅ!!
ドライバーの話によると最近、台湾系の企業が進出著しくローカルの人たちの仕事が圧迫されての妬みで私たちを台湾人と間違えて投石されたようです。ただ、不幸中の幸いはかよさん、ももちゃんに直撃、という事態に到らなかったことです。すぐにポリスがやってきて投石した犯人は確保されたそうです。
ホテルに着くとウェルカムディナー(サンドウィッチ)でお迎え、ウレシイ歓迎ですが、今日三度目の夕食にみな閉口。
朝が早いため、荷解きもたいがいに就寝しました。
ダイビング初日、サービスからの電話確認で「今日、ブルーコーナー方面に行く予定ですが、3ダイブしますか?」の問いにみんなが「オッケー!」の一言。
今回ガイドをしていただく、モイ(26才)さんにピックアップしてもらってサービスに到着、器材のセッティングを。
──
モイさんは、パラオの人ながら、かめねーさんよりも日本語が板について流暢でブリーフィング通りのガイディングには敬服いたします。──
ウレシイことに私たち6人だけ高速チャーターボートです。海を跳ねるように外洋へ。
1本目はチェックダイブも兼ね、イージーポイント、『ジャーマンチャネル』。
船上から見渡すと島に沿って広がる砂地のスカイブルー、そこからズーンと落ち込むディープブルーのコントラスト、日本じゃ経験できないシチュエーションです。
エントリーして昨年の田辺の経験してきた透明度の格差、これに感動!!
ここで
50本記念となるかよさんを囲んで記念撮影。大物らしいものも出なかったため、ガーデンイールを観察しながらゆったりとしたダイビングができました。
2本目は待ってました、『ブルーコーナー』。
ブリーフィングでガイドから「流れがキツイのでカレントフックがあれば持っていくように、ない人はグローブをして岩を掴んでください。」
ちょいと緊張しながらエントリー。さぁ、「根に行きましょう」の合図で泳いで行ったものの、(?_?)
流れがな─────いっ!!!
全く流れがなく、せっかくなのでカレントフックを使っているダイバーもロープ越しに真上に浮いている状態。そのためバラクーダの群れは現れず、出るのは細いホソカマスの群れで唯一大きめといえば、カンムリブダイの群れぐらい。なんとものんびりしたダイビングとなりました。この1本が
かめねーさんの50本記念でしたが、ポイントがポイントだけに打ち合わせができず記念撮影ができませんでした、これならじゅうぶん出来たんですが。申し訳ございません<(_
_)>。エキジット後、ガイドいわく「これはブルーコーナーじゃ、ない。」
3本目は『ニュードロップオフ』。
入って根のまわりにはカスミチョウチョウウオ、ユメウメイロの群れをなして優雅なカンジ。対面の岩場ごしに黒と白のハダカハオコゼが分かれていました。水面ぎわにはおっきなマダラトビエイが延々とまわっていたり、ナポレオンが餌をせがむかのように私たちのあとをついて来ていました。パラオ初日としては、ダイナミックさにビビることもなく肩鳴らしにちょうど良かったのかも。
夕食はガイドさんのオススメの居酒屋『魚魚魚(ととと)』に予約入れておいていただきました。
お店に入ったとたん、予約でいっぱいで断られて出てくる人がいました。
── 予約しておかないと入れないほどの人気なお店だそうです、要チェック。──
毎週土曜日PM7:30から地元小学生によるパラオダンスショーが行われています。ちょうどこの日、7時に入店したのでそれもステージ前という特等席で見ることができました。
お客さんの100%ダイバーじゃないかというほどの人気店だけに変わったモノがない分、じゅうぶん味もいいし、お値段もリーズナブルでした。ここで最終日にもう一度訪れてパラオ最後ディナーを食べました。それはなぜか?って、言えません(*^.^*)。
2日目、起きてみると曇天。食事を済ませて窓から外を見やるとけっこうな雨
。
なんとか出港するころには止んでましたが、一日中晴れわたることはありませんでした。
今回は、大きなダイビングボートの乗合で外洋へ。
前日のリクエストどおり、1本目は『ブルーホール』へ。
水深7mほどの3つの穴のひとつから中へスルーっと落ちて行きます。本来晴れた日なら、下から見上げたら、太陽のかざす陽光により、神秘的な世界を創り出すんですが、あいにくの曇天、残念な風景でした。ここで
ももちゃんの50本記念の記念撮影をパチリ。私、二日酔いで頭ガンガンで写真、ビデオどころじゃございませんでした<(_
_)>。
2本目『ブルーコーナー』。
前日のこともあり、ちょっとぐらい流れに期待してのエントリー。
いつもに比べれば、多少弱いもののさすがのブルーコーナーぶりを発揮してくれました。カレントフックの面目躍如。水深30m下をイソマグロが、眼前をマダラタルミ、サワラ、ロウニンアジなどの群れが。なんと言ってもグレイリーフシャークがこの流れに向かって悠々と泳いでいく態は映画「ローレライ」の潜水艦とオーバーラップしてしまいました。
そしてなにより期待していた、カーテンのような、バラクーダの群れが。
群れに向かってバラクーダがオレもオレも、といったカンジでさらに集合体が広がっていきました。
もちろん、3本目、「あと何が見たいですか?リクエストあれば、お聞きします。」「マンタです。」
ということで『ジャーマンチャネル』へ。
「ちょうど引き潮に入ったところなので期待できますよ。」
珍しく、マダラトビエイやバラクーダのおやすみ風景を観察ができました。そして海中がなにやらちょっと霞だしたような時、
でたーっ!!、マンタ。
1枚目はちょっと小ぶりでしたが、2枚目は大きくもう一グループの真上を通って行きました。ぜいたく言えば、私たちの真上を通ってほしかったぁ。
2日目の夕食は超有名店『どらごん亭』へ。
ホテルからそんなに離れていないと思っていましたが、けっこうな距離を歩いていきました (;^_^A あせあせ...。
── あとで聞いたら、予約すれば無料送迎してくれるそうです。──
ダイビングの昼食がどらごん亭のお弁当なので味はわかっているし、ゆきさんほかパラオ経験者がオススメするほどなので。
折角ということもあり、マングローブガニ、フルーツコウモリパイをオーダー。フルーツコウモリパイが出てきたとたん、あたりから喚声が。ヨーロッパ人の男性が「写真を撮らせて下さい」とやってきて記念撮影を。たぶん、その写真のタイトルには『げてもん喰いのJap』とでもつけられてるやろうなぁ。それはさておき、お味は堪能させていただきました。
3日目、今日は打って変わってパラオらしい朝日で目を覚ますことができました。
今日は、前日、前々日と違うところへ行きたいということで私たちのみでボートチャーターでウーロン島方面へ。
1本目『ウーロンクリフ&ウーロンチャネル』。
エントリーしてみてさてビデオをオン、アレ?電源入ってない!なんとも重いアクセサリーを手にぶら下げることに。そこへ大きなナンヨウツバメウオ、インドオキアジなど現れるやら、でちょっと残念。
そして『ウーロンチャネル』へ。通常、スーパードリフトポイントなのですが、微少の流れに乗りながら、かめねーさんはタイマイと泳ぎまわってました。
キャベツのようなリュウキュウキッカサンゴの群生のあたりでガイドが『very
rare』とボードに書いて指差した先にいたっ、イナズマチョウチョウウオ、パラオでもなかなか出会えない魚ですばしっこく、写真におさめることがメチャ難しいそうです。もちろん、私もその例に洩れませんでした。
次のポイントまで移動中、イルカの群れが現れたのでキャプテンが私たちに気遣ってくれてしばらく、イルカの群れを追いかけてくれました。
2本目『シアエスコーナー』。
ここはハタタテダイの群、サメのポイントなのですが、やはり流れがちっちゃく、ハタタテダイは全くでしたが、サメポイントとなりました。しばらくサメたちが自由に泳ぐ姿を観察をしてドリフトへ、ミナコテングハギの群れが整然と泳ぐ横をとおり、安全停止を終え、みんなに浮上のサインに「OK」、しかしかめねーさんには潜降のサイン。
「え”−っ!!」ガイドからボケられる、いいキャラなのです。
昼食は、ウーロン島に上陸して小休止。
久々の木陰にみんなぐっすり{[(-_-)(-_-)]} ...zzZZZ 〜♪
3本目はデイドリームオリジナルポイント『St.カーディナル』へ。
外洋とは打って変わって、マクロな世界へ、ギンガハゼ、カニハゼ、セグメンタルブレイニー、ネイキッドヘッドシュリンプゴビー、コバンハゼなどカメラ派に打ってつけのポイントでした。安全停止が必要のないゆったりダイビングでパラオのダイビングは終了しました。
夕食は、ガイドのモイさんを誘って焼肉店で。宴も闌でかよさんがモイさんの許嫁?となりもうちょいで永住を決意するとこでした。
ツアー最終日はおみやげ買うだけじゃ、1日もったいないので『ドルフィン・パシフィック』さんのアクティビティを申し込みました。
イルカに触れ合える『クローズ・エンカウンター』とイルカと水遊びできる『ドルフィン・シンフォニー』の2コース連続で受けました。
『クローズ・エンカウンター』みたいなのは水族館などでどこでもあるのですが、通常ドルフィンスイムの場合、イルカが自由に泳ぎまわっている中を私たちが泳ぐのですがなかなか触れあう事ができませんが、『ドルフィン・シンフォニー』は、イルカトレーナーの指示のもと私たちのそばにイルカを導いてくれてずっと私たちのそばを離れずにいてくれました。これが、子供や障害のお持ちの方のリハビリに役立つだなぁと関心しました。そして、かめねーさんはここでもやってくれました、「お客さまーっ、そこまで泳いでいかないでくださーいっ!!」
ほとんどがパラオ初心者だったので、ある意味いい頃合だったのかも知れません。みんなで再度、パラオに来ることを誓ってツアーを終了しました。
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