ギンガメ
kneeさん撮影
今年で5年目、恒例の粟国島ツアーです。
毎年のことながら、ギンガメのシーズン真っ只中でのフェリーのドッグ入りという悲しい事情を抱えている、粟国。
開催日程が3月にならないと決まらない、のが玉に瑕。
そしてフェリーのドッグ入りを新城さんのFBで入手。
いつもなら、フェリー再開最初の週末、となるのですが、今年は諸事情により2週目の開催に決定!
さっそくツアー日程をアップ。
3日程度でだいたいの方からの参加表明をいただきました<(_ _) >
DSに予約を入れ、一番の懸念はお宿──ここ最近は、土木工事フィーバーで建設関係の人たちで宿が押さえられてなかなか取れないのです。
一番の狙いのところから総当たり、です。
と、一軒目でヒット。
宿「その日程でしたら、2部屋ならご用意できます。」
ヨロシクお願いいたします。
昨年は、なかなか予約が取れず、たまたまキャンセルが出た一部屋を確保できたので、幸先良いです。
これで、毎年懸案をクリア、ラッキー。
あとは、各々前泊のホテルを取ってもらうだけ。
あとはツアー開催を待つのみ。
そして、ツアーまであと、1週間ってときに週間天気予報。
え”っ、雨!!!
ギンガメ
私たちの日程にドンピシャで、しかも降水確率、70%って高すぎない?
まあ、今沖縄は梅雨時だからって、こんなに雨マークしか並んでないのは、ツアーとして組んで初めてじゃないかなぁ。
天候相手に恨みつらみしたってしょうがない、あきらめるしかない。
ただただ、無事ツアーを開催できれば。
あと、いつもお世話になっている、DSへのお土産は、昨年の大雨洪水で製品が販売中止が相次いでいるヤツに。
開催まであと3日に迫った中、ツアー開催日も決まらない中いち早く参加表明をいただいていたヒロさんのツアー参加離脱。
これだけは、仕方ないです。
ヒロさん、無理せずに養生してください(^_-)-☆。
宿とDSに1名キャンセルをお願いしました。
しおり最終バージョンもアップして、これで準備は万端。
否、自分の用意できていないやん、とそれからスーツケースに着替えの準備しました。
ついに明日が出発という前の日はさすがに仕事を溜めて出かけるわけにはいかず、ノルマを達成させてようやく帰還できました( ´ー`)フゥー...。
出発当日、朝起きてまずは天気予報。
そんなうまいこと好転することはないですね。
余裕をもって出かけたつもりが、お昼の電車の間隔が長いことを忘れてて特急電車にギリギリ間に合いました。
関空に到着して、することもないので、保安場を通って目についた、マッサージ機。
気持ちよくて2回やりました。
那覇に到着すぐに洗礼。
よー降ってます。
10分遅れで那覇に到着予定のステジイさんに連絡をして「タクシーでいきましょか?」
ホテルにチェックインして、1時間後に夕飯に出かけることにしました。
そのあいだに部屋で、沖縄での1杯目、プッシュー。
今回、雨のため国際通りまで繰り出すのは断念してとまりん近くで飲み屋を検索。
ありました、ホテルから少し離れるるものの、良いカンジのお店を2軒チョイス。
トンカツ
集合時間になったので、ロビーに下りて、傘を借りて出発です。
元気なうちは、2軒にうち遠いほうから、としててくてく。
途中、近いほうのお店を発見し、とりあえずキープ──単にお店の位置確認です。
歩くこと、15分ほどで目的のお店に到着。
扉を開けて「2名いけますか?」
店員さん「カウンターなら」
テーブル席が結構空いていましたが、二人だけなので構わず入店。
まずは「オリオンの生ふたつ」
そして、カンパーイ、前夜祭プロローグ開幕です。
ココの名物メニューとお店のおすすめメニューを注文。
そうこうしているうちに団体さんがテーブル席を埋め尽くしていました──さすが人気店。
どれも美味しい料理でしたが、中でも「スーパーBigカツ」はキョーレツでした。
二人なんとか食べきったものの、もうお腹いっぱい。
ビールも入らねー。
ステジイさんは狩りを終えてご満悦。
宮古人のkneeさんとそろそろ合流する時間になるので、おあいそ。
わかりやす場所ということで、とまりん前のパチンコ屋さん前で集合。
で、キープしたお店へ。
カンパーイ
扉を開くとほぼ満杯、女将さんに「3人いけますか?」
ちょうど座敷のテーブル客が帰られるのでそこに案内してもらえました。
女将さん「飲み物は聞くけど、料理はお任せでよい?」
私「はい、お願いします。」
まずは、生ビールで乾杯、前夜祭本番開始です。
料理もどんどん運んでこられます。
私とステジイさんはほぼ戦力にならないので、kneeさんに頑張ってもらって。
ちょうどタイミングよく、赤飯が運ばれてきて、ステジイさん「オレの誕生日を祝ってくれてるみたいや。」と一人で平らげていました。
私たちの座敷の手前のテーブル席では若者たちがいろいろ議論されているようです。
聞き耳を立ててみると、皆ダイビングのイントラの卵らしい...。
私にもそんな時代があったなぁ、しかしこの若者たちが生まれ前の話ですが(;^ω^)。
愉しい時間はあっという間、もう11時をまわったことでお開きに。
お会計してもらったら、食って飲んで一人1,500円は安すぎ、です。
ホテルに戻っても、もう何ものどを通りません。
呑みなおし用に買ってたビールもそのままでバッタンキュー。
意識が戻ったのは午前2時、つけっぱのテレビを消して再びおやすみなさーい。
フェリー
翌朝起きてみると、カーテン越しに少し明るめ。
もしかしたらもしかする?
カーテンを開けて空を見ると、薄曇りながら少しだけ青空が見えてる。
テレビをつけて天気予報を見ると、曇り一時雨、降水確率30%。
週間天気予報では70%だったことを考えるとマシなほう。
カメラの準備を済ませて朝食へ。
いかのにもダイバー然とした人たちが先に食事を済ませ、お出かけです。
こんな早い時間だと遠征かなぁとひとりごちりながら、和食をいただきました。
部屋に戻って出かけるまでが長い。
準備ができてしまったので、やることなしおです。
昨日残したビールを飲むわけにいかず、ぼんやりとテレビを見て過ごしました。
時間になったのでチェックアウトのため、ロビーに下りるとステジイさんがもう来られていました。
二人して、とまりんへ。
するとフェリー粟国の前に見覚えのあるお二人がいらっしゃったので手を振りましたが、気づいてもらえず_| ̄|○。
仕方なくチケット売り場で往復フェリーの切符を購入し、フェリー内で食べる弁当と飲み物を調達してkneeさん待ち。
ほどなくkneeさんも集合されて、フェリーに乗り込みです。
まだまだ出港までには時間がありますが、早めに乗船する目的はもちろん、雑魚寝できるスペースの確保。
みごと、昨年と同位置をゲット──もちろん、枕と毛布も。
すると、私たちの確保したスペースの通路を挟んだ対岸に新城さん。
1年ぶりの再会を祝して握手。
昨年忘れられたお土産ですが、「今年は忘れないでくださいね。」
時間になり人知れず、出港。
あとは果報は寝て待て、です。
大広間
何度か甲板に出ましたが、波が高いからか、波飛沫がけっこうかかりました。
粟国到着前に各自のタイミングで昼食を済ませたころ、筆ん崎が前方に見えてきました。
聳え立つ絶壁は見ごたえあります。
港に着くと宿の方が迎えに来てくれていて、その車で宿まで。
ゆうパックで送った荷物を受け取り、部屋に。
宿の人「今ココしか空いてなくてスミマセン」と言って通されたのが、20人ほどが寝れそうな大広間。
そこにちょこんと布団が3枚ひいてありました。
皆「広っ」
テーブルも大きなのと普通なのが3つと、多いし、冷蔵庫も完備。
部屋の前がインナーテラスになっていて、物干し台にテーブル、洗濯機、そしてアルコール類の自販機も──至れり尽くせりの部屋です。
ただ、部屋がだだっ広くて、出かけるまでついインナーテラスのテーブルのほうで過ごしていました。
荷物を紐解いて、器材のメッシュバッグに詰め替えて準備完了。
ファンダイビング申込書に記入して、ピックアップ時間になったので、表に出るともうお迎えに来てくれていました。
車に乗り込み、港へ。
器材のセッティングをしてウェイト量を申告──アルミタンクなので重めに。
セットできた器材を船に積み込み、船長に「ヨロシクお願いします。」
忘れ物がないか確認のうえ出港です。
出発前に
1本目「筆ん崎」
出港前にガイドより、ポイントについてのブリーフィングでドリフトはおこなわないこと、鳴り物は鳴らさないことの注意を受けて出発です。
朝のうちは風が強く波がぱしゃついていたそうですが、今は落ち着いているようです。
今日の午前中、那覇からの遠征の船がいっぱい来ていたらしく、水中はダイバーいっぱいだったとか。
今は地元の船しか居てなくてよかった^_^。
定置ブイのロープを取り係留。
準備のできた人からエントリー。
人数も少ないので、あっという間です。
エントリーすると、少ないながらカスミチョウチョウウオがお出迎え。
全員が揃ったところで、移動開始です。
根を離れ、水路に沿って泳ぎだすと少し、アゲンスト。
泳いでいくと広場のようになったところで一時待機。
そして、右手のほうにいくと他のダイバーグループが見えその先に魚の塊が。
今年は幸先よく、ギンガメと出会えました。
しかし、根の壁に追い込んでいるせいか、ギンガメの塊が横長です。
ダイバーがガンガンその塊に近づくので集団が根の上のほうにあがり、逃げて行ってしまいました。
ダイビングスタート
それを追っかけるように移動すると、そこには先ほどよりこじんまりした塊がいたのでしばし、撮影。
アゲンストを泳いだこともあり、1本目はこれぐらいで終了。
粟国のスゴさをまずは実感。
昨年は最後の最後でようやくギンガメが見れた程度だったので、今年はツイてる?
港に戻って、タンクをバラしてDSに戻って休憩です。
少し晴れ間も出てきて良いカンジ。
日向に出ると暑いぐらい。
新城さんが「黒糖飴どうぞ。」とアルミ缶を差し出してくれたので、「折角なので、コレに他の味も入れてみますか。」と家からジップロックに入れて持ってきた海用の飴ちゃんを投入。
黒糖飴が隠れて見えなくなってしまいました。
そろそろ時間になったので、てくてくと港へ。
2本目からは、ヘリタクシーで入島された4人グループもいっしょに。
さきにボートに乗り込み、タンクを器材にセットし、残圧チェック。
広々使っていたスペースを少し縮小して、器材を寝かせて待機。
1本目同様、ブリーフィングのあと出発です。
ぎんがめ
2本目もちろん「筆ん崎」
さきほどまでカンカン照りだった天気も少し陰ってきました。
ポイントに到着し、用意のできた人からエントリー。
少々、エントリー時間に費やしたので、1本目とどうようのコースどりで。
1本目ほど流れもなく、容易く泳げます。
1本目ではウミウシなんかも撮影しましたが、もう目がマクロにならず、ワイドのみ。
まもなくギンガメの群れも見れましたが、あいにく水面近く。
トルネードには程遠い数で、陽の差し込みも弱いので、下からあおって撮ってもイマイチ。
まぁ、明日に期待して本日のダイビングを終了。
港に戻るうちに器材をバラして、自分の器材をまとめて置いておきました。
DSに戻ってシャワーを浴びながら、ウェットを脱いで 干しておいて、着替えて宿まで送ってもらいました。
順番にシャワーを浴びてる間に、昨日飲めずにいたビールで先に、おつかれーっす。
カメラのバッテリー充電がてら、撮った写真を確認しつつ、あっという間にビール2本。
そのあとシャワーを浴びて、もう1本。
ダイビングのあとのビールって美味しいんですよね。
夕食の時間になったので、1Fの食堂へ。
夕飯には晩酌ですよね、で生ビールを注文。
改めて、粟国初日おつかれさまで、カンパーイ。
夕飯をおいしくいただきました。
部屋に戻ってちょとしたところでDSへログ付けに。
DSへすたすたと歩いていくと、私たちが一番に到着です。
勝手知ったる、泡盛の水割りを作って、ログつけ((?))です。 今日は収穫がないので、お菓子、あたりめなど持ち寄りです。
なんだかんだ、話が弾んで気が付けば、23時。
宿に戻って、おやすみなさい。
本番前に
翌朝起きると、雨も降っていないよう。
前日の予報では、お天気は下り坂。
梅雨時期だから致し方ない、ことです。
朝食をいただいて、海の準備です。
ダイビングも今日一日が最後──と言っても、2日間だけですが(#^^#)。
お迎えの車に乗って、港へ行ってウェットを着込んでボートに乗り込み器材のセッティングです。
そう、1本目はステジイさんのバースデーダイブ。
水中で取り忘れのない様に、まずはボートの上で、パッシャリ。
そして、記念ダイブを祝して、DSが来年に帰島した際、1年間海で熟成させるために用意してくれた泡盛を手に記念撮影。
しかもこの日の熟成用の泡盛は4本──ステジイさん、私、宮古の泡盛を持参したkneeさん、そして同船の常連さんの分。
前日にもお願いしていた記念撮影のご協力をもう一度お願いして出発です。

ハッピーバースデイダイブ
1本目「筆ん崎」
もちろん、ココ。
ポイントに到着し、エントリー。
皆の位置がけっこうバラけていたので、今記念撮影するのはあきらめ、指示通り移動を開始。
その直後、目の前に巨大な塊がっ...。
ギンガメの群れです。
昨日のとは、比べ物にならにほど塊がデカい。
ギンガメ目指してダッシュ。
塊の向こう側には他の船のチームも駆け付けています。
これはヤバイ、このギンガメで記念撮影がトンでしまいそうだったので、せっかくだから、ステジイさんのもとへ。
kneeさんの位置がわからなかったので仕方なく、先に二人だけですが、記念撮影。
ステジイさんハッピーバースデイ!!パチパチ
記念ダイブをギンガメが大勢で祝してくれています。──完全主観。
あとは、ギンガメが巻いているその中に入るしかない。
ジリジリと匍匐前進をして皆の反対側の左手からギンガメを刺激しないように進んで ちょうど根の切れ目あたりから進入し、群れの真ん中へ。
動画でぐるり一周撮ってみましたが、長い群れにしか見えない──残念。
群れの外に出て、撮影。
すると大きな真っ黒なロウニンがギンガメのあとをゆっくりと泳ぎしたがっています。
ずっとギンガメがいてるので、皆飽きてきたのか、カスミチョウチョウウオやほかの魚を撮影し始めていました。
体力の全くいらない、省エネダイビングでした。
上がり際にガイドがブイロープに私たちの泡盛を結わえてる写真を撮影。
上がってから、ガイドに「中入ったでしょ。」と指摘されてしまいました(;^ω^)。
ボートの上は皆テンションMax。
意気揚々と凱旋です。
海中に泡盛
港に戻ってDSまでてくてく。
お茶とおかしを摘まんでの休憩。
海に泡盛を設置している証拠写真を新城さんにメッセンジャーで送信。
昼ご飯を調達しに浜商店へお弁当の予約。
店員さん「どんなのにしますか?」

私「食べられれば良いです。」
1時間ちょいの休憩のあと、「次はマグロや」と言いながら港へ出発です。
昼から雨模様のはずがジリジリと照っていて天気も味方してくれています。
2本目ももちろん、「筆ん崎」
1本目と同じブイです。
エントリーすると、目の前にチョウチョウウオの群れ。
全員集合したところで移動を開始。
水路に出たところで後ろから3尾ほど大きな何かに追いぬかれたよう。
カメラを起動させてみたが、あっちゅう間にもう遠く──
ナポレオン
kneeさん撮影
ミナミマグロだそうです。
そのまま行くとガイドが指さす方をみるとナポレオン。
最初わからず、近づいてようやくわかりました。
気づくのが遅かったので写真は尾っぽのみ。
それから、泳ぎ回ってみたものの、それらしいものも出ず。
広場のようなところでさっきよりもひとまわりデカいナポレオン。
これには誰もが気づいて記念撮影。
1本目で見たギンガメはどこへ行ったのやら?
1本目が省エネに対してじゅうぶん泳いだダイビングとなりました。
港に戻って休憩です。
DSまでてくてく、シャワーは浴びもってウェットを脱いで着替え。
浜商店に予約していたお弁当をもらいに。
まずは今日の主役に弁当を選んでもらって、私は残りもので。
それから昨晩ガイドが釣りあげた魚の煮つけをいただきました。
唐辛子がピリッと効いてて美味しかったです。
そろそろ時間になったのでてくてく。
次は最終最後のダイビングです。
ポートジマエ
kneeさん撮影
3本目「ポートジマエ」
ここまでのダイビングとは趣が異なります。
大きなアーチがあったり、ドロップオフがあったりと地形派にはもってこいのポイントで、
ときどきイソマグロやギンガメも現れるそうです。
しかし、目的はうふふダイビング。
だからこそ楽しい。
しかし、せっかく水中ライト持って(送って)きたのに肝心なときにウォータープルーフバッグに置いてきぼり((+_+))。
仕方なくカメラに取り付けている照明ライトで代用することにしました。
ポイントまではもうすぐ── プチホテルいさ沖です。
エントリーして全員集合したところで移動開始。 まずは大きな根の中層を泳いで横穴へ。
ライトを照らして見るもこれといってなし。
そこから移動してアーチへ。
縦穴のような岩場を降りていくと、横長なアーチで奥にしたがって少しせりあがっています。
岩場にはイセエビがちらちらと見受けられます。
奥のほうは上から日差しが差し込み、キレイです。
順々にアーチを抜けると水深が5mとかなり上ってきました。
根の上を移動しながら散策。
白化したイソギンチャクにクマノミが付いていてまた違った雰囲気です。
沖の方をウメイロモドキやグルクンが隊列を組んで泳いでいます。
最後のダイビングなので窒素抜きを長めにして終了。
展望台で
港に戻って器材を片付けてDSへ。
器材を洗って水切し、ウェットスーツも脱いで着替え。
宿までの途中、帰るまでガマンできないので浜 商店に寄ってビール購入。
そして、夕日に向かってカンパーイ。
もちろん、宿までビールはもつことなく飲み切り。
部屋に戻ってさらに自販機でガシャン、2杯目です。
展望台に行くまでに3杯飲みました。
そして、新城さんのお迎えでマナハの展望台へ──途中、粟国のイオンに寄ってビールを調達。
しかし、今日は霧が立ち込めていて残念ながら夕日を見ることはできませんでした。
でも展望台で飲む夕涼みのビールは格別です。
宿に戻って夕飯をいただいて、部屋に戻ってウトウト。
kneeさんに起こされて気が付けば、DSに向かう時間です。
あわてて出発。
おめでとう会
粟国最後の夜はステジイさんが主役。
DSについてさきに泡盛の水割りを作って飲んでいるところに、大皿にイセエビや魚の刺身など盛って新城さんが登場。
ステジイさんのハッピーバースデイ記念の宴会です。
せっかくなのでステジイさんに持ってもらってみんなで記念撮影。
オメデトウございます!
おいしゅういただきました!(^^)!
「次に来るときは、記念に海に沈めた泡盛で乾杯しましょ」
宿に戻って就寝。

鍾乳洞
翌朝、起きてみると雨降ってるどころか、朝陽が。
今日は新城さんが観光に連れて行ってくれるということで、朝食を済ませチェックアウト。
荷物をゴロゴロ引きながら、DSに向かいだしたところ、ちょうど新城さんにピックアップしてもらいました。
粟国で獲れたとうきびで作ったシロップが粟国のイオンで限定入荷したそれをゲッツしたそうです。
その帰り道だったとのこと。
DSに着いて、干していた器材をゆうパックで送るようにパッキング── 3年間着古した私のウェットはこちらのレンタル用に。
それから、新城さんプロデュースの観光へ。
まずは洞寺。
昨年は工事中で入れませんでしたが、電気工事が完了し、ライトアップされている鍾乳洞で初めて、その大きさを知りました。 新城さんから終戦間際の話など聞いて余計に、神々しさが増しました。
鍾乳洞から出ると現実──肌に纏わりつく蒸し暑さ(;´Д`)
展望台で汗がひくまで休憩。
このあと、「粟国の塩」の製塩工場見学──鉄板コース
ウミガメのあしあと
ウミガメの産卵状況確認のため、ウーグの浜へ。
ビーチを確認すると最近、ウミガメ3匹ほど産卵に来ていた模様です。
産卵のためウミガメが砂浜を歩いてる足跡を教えてもらいました。
それから、DSにもどって昼食どうする?となって、食堂に食べに行くつもりでしたがこの暑さで歩く気もせず、昨日に続き弁当を予約。
そのときにビールを買ってブッシュと。
昨日までいっしょに潜っていた方から島らっきょをいただいたので飲まないわけにいかなくなりました。
浜商店にお弁当を取りに行って、DSで昼食を済ませて早めにフェリー乗り場へ。
新城さん送ってもらい、来年の再会を誓って握手。
「ありがとうございました。来年も宜しくお願いします。」
早々とフェリーに乗り込み、定位置を確保──各自寝る体制は万全。
出港する瞬間、ステジイさんは粟国にお別れの挨拶に甲板へ。
私はビール飲んでのんびり。
そして2時間の船旅も終わり、フェリーを下船して、明日戦没慰霊に出かけるためにもう1泊されるステジイさんとはここでお別れ。
お疲れさまでした。
kneeさんと私はタクシーで空港へ。
DSに飾られたフラッグ
少し時間が空いたのでみやげ物買うのを付き合っていただいたkneeさんと休憩。
そして、保安場を抜けてココで宮古に帰られるkneeさんともお別れです。
出発ロビーには、修学旅行生が体育座りで長蛇の列──2校も。
まさか、こんだけも一緒じゃないだろうと思っていたが、全部同じ飛行機でした。
修学旅行生の搭乗だけで20分、長かったぁ。
そんなこんなで搭乗し大阪へ。
機内、タブレットで今回の動画を確認してるしてると、CAさんが「私もダイビングするんですが、良いですね」と声をかけられました。
そして、大阪空港に到着。
あまりの寒さにクシャミ。
早速、現実に引き戻されました。
梅雨で雨が予想されていながら、粟国では全く雨に遇わず、ギンガメもステジイさんを祝福するかのような好状況。
ましてや、毎年お世話になっている、美南ダイビングクラブの皆さまのおかげです。
ありがとうございました。
参考リンク:美南海ダイビングクラブ

粟国のギンガメ

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