タマシイ2匹
色違いのアオサハギ
今回は翌日仕事がある私の都合で近場の日高ツアーを企画。
ススッとお二人が参加表明していただきました。
前回の日高は3ダイブ(2ボート後の1ビーチ)のハードスケジュールでしたが、今回はゆるりとした2ダイブのみです。
するとお一人がお仕事のためキャンセル。
写真をされない、どもさんだけになってしまい、ココで良いのか?と悩みましたが、
一旦予約してるのをキャンセルするのもヤラシイのでこのままマンツーで行くことに。
──弊サークルでは、行きたいときに行ける、を目指していますので一人でも開催しています。──
台風10号が出来ましたが、全然進まないので問題なし、でしょう。
前夜にメンバー掲示板に決行連絡。
出発がAM7時なので普段の平日と同じ時間なのでルーティンもいっしょ。
ただ違いは、休刊日だということだけで、23時に就寝。

ルリスズメダイ
ルリスズメダイ
当日の朝も平日同様に起床、ルーティンをして集合時間の5分前には出ましたが、どもさんがもう到着されてました。
車と荷物を入れ替えて出発です。
時間も時間なので車も多めでしたが、近場の醍醐味。
しゃべりながら運転していたため、目的のICを通り越して次のICで下りましたが、それほど時間差はありませんでした。
普段のICからだと一山越えないといけませんが、高速だとトンネルで通過できるのでコッチの道でも良いかも?
休憩しもって8時45分ごろにDSに到着。 荷物を下ろしていると、倉田さんから「もう行ける?」
???
朝一の便があるそうで、「それに乗りますか?」ということだった。
さすがに今着いて今すぐはちょっと間に合いませんので、お断り。
港に持っていけるように器材を纏めておきます。
休憩室に荷物を置いてどもさんがこちら初なので、施設案内です。
そのあと休憩室で朝食を食べ着替えを済ませました。
出港15分前にウェットスーツを着て港までてくてく。
堤防に置いてあるタンクでセッティング。
残圧チェックしてる頃には先発のボートが戻ってきました。
私たちの器材を積み込んで初めてチャーターであることが判明──こんなことなら、1本早いのに間に合わせても良かったかなぁ。
乗り込んですぐの出港です。
ミジンベニハゼ
ミジンベニハゼ
1本目「ミジン畑」
日高ではまずココから。
ポイントに着いてバルブを開けて器材を背負い、バックエントリー、ジャバッ。
いつもの白い浮遊物がないのですが、それでも透明度は抜けきれません。
定置ブイのラインを指標にして潜降。
どもさんと合流して移動開始です。
ロープに沿うように泳ぐカワハギを横目にガイドロープに従って泳いでいくとまずカレイ発見──お皿に乗り切らないサイズ。
ストロボスイッチONし忘れて、写真撮ったんですが、同化して分かりにくいカンジになってしまいました。
急に流れが出始めてフィンキックしないと留まれないほど。
なるべく頭を下にしてフィンキックで砂を巻き上げて透明度を落とさないように注意しながら。
そのあとメインのミジン君たちです。
まずは瓶口から顔を覘かせる子、巻貝から身を乗り出す子、イソギンチャクの殻にいる子など。
合間にミズダコが瓶の中から顔を覘かせて木の葉を足の吸盤で吸い寄せてで戸締りをしていました。
二枚貝の殻の陰で白っぽいのと茶色のアオサハギが仲良く留まっていました。
別の場所ではウミエラの陰にもさらに小さいアオサハギ。
他のウミエラにはオドリカクレエビも居てました。
砂地をもう少し行くと見覚えのあるフォルム。
近づくと胸鰭を広げてビョーンと逃げていきました。
ログ付けのときは名前が浮かびませんでしたが、トゲカナガシラでした。
このあとゆっくり浮上しながら安全停止です。
水深を上げた途端、流れがピタッと無くなり、ホバリングしやすかったです。
このままエキジット。
ミズダコ
木の葉で戸締りするミズダコ
港に戻って器材を一旦降ろして、堤防で更タンクと交換。 残圧チェックしてバルブを閉めて器材をかためておきます。
DSまでてくてく、シャワーを浴びてウェットスーツを脱いでTシャツ、サーフパンツを着て休憩室で休憩です。
少し早いですが、弁当をいただきます。
次のダイブは今から出港する別便のグループがエキジットしたタイミングで「電話するのでそれから用意して来て。」
だいたい1時間はのんびりできました。
電話が鳴ったので、トイレを済ませてウェットスーツを着て港までてくてく。
器材をボートに載せたら出港です。
倉田さん「何処いく?日高のブルーコーナー?」
私「はい、小杭崎で(笑)」

カサゴを観察するどもさん
カサゴを観察するどもさん
2本目「小杭崎」
ポイントに到着、上から覗くと根がクッキリ見えてます。
器材を背負ってバックロールエントリー。
前をスズメダイの群れが通っていきます。
いやはや根の全体像が見えるなんてそうない、です。
根の上でどもさんと合流し、そこから潜降。
目の前ではアカオビハナダイがキレイなピンク色で水中で交接してるのか、中層に上って体をくねらせてすぐに水底のほうへ泳いでいくことを繰り返していました。
壁伝いに移動開始。
キハッソクが何尾も居てました。
岩場にはガンガゼにサラサエビのパターンばかりでしたが、一か所オトヒメエビ──さすが格の違いですね。
根と根を繋いでいる?ロープにはタカノハダイにカサゴが仲良くお休み中。
根を一周まわったところで水深を上げて棚を散策。
スズメダイやイサキの群れがワチャワチャと泳いでいます。
ちょうど水深5m付近なのでしばらく散策して安全停止も必要のないところでボートの真下まで行ってそのままエキジット。
ウミエラにタマシイ
ウミエラに隠れるタマシイ
港に戻ってボートを係留するため堤防からロープを取ろうとしたところ、
思いのほかボートと岸壁が離れていてロープを取れない代わりに手だけ岸壁に残り体自体は離れていくボートにあり、 ドリフのコントのような状態。
結果は、ご想像通り。
バッシャァァァァァァァァァーーーーーン。
海に墜ちました。
船長の倉田さん「危ないから左舷にまわって」
云われた通り、左舷側にまわってボートから少し離れたところで立ち泳ぎ。
無事ボートを係留できたところでボートのラダーを下ろしてもらい上がることが出来ました。
ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした<m(__)m>
器材を堤防に揚げて器材をバラシて軽トラックの荷台へ。
私たちはDSまでてくてく。
器材洗い場の前に置いてもらった器材を真水で洗って器材干し場で水気切り。
シャワーを浴びてウェットスーツを脱いで塩を落として干して、温泉へ。
まだ2時台なのでお風呂も空いています。
ココの泡風呂が堪りません。
少し熱めの湯加減でしたが、のんびり浸かりました。
上がると汗が噴き出るほどでしたが、涼しいDSの休憩室がまた気持ち良い。
ログ付けをして、干してあった器材をメッシュバッグに詰めて車に積み込み、帰阪。
近いだけあって17時には大阪に到着できました。
おもな生物:カレイ、ミジンベニハゼ、ハタタテダイ、アオサハギ、アカオビハナダイ、オオモンハタ、アカハタ、タカノハダイ、ナガサキスズメダイ、キハッソク、ルリスズメダイ、コガネスズメダイ、トゲカナガシラ、スズメダイ群、イサキ群、カサゴ、ウミスズメ、スナダコ、オトヒメエビ、オドリカクレエビ、サラサエビ、キイロウミウシ、フジナミウミウシ

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