クリスマスツリー
クリスマスツリー(ヒロさん撮影)
ヒロさんから串本水中クリスマスツリーに行きたいとのリクエストを受けて、クリスマス前の土曜日となれば、12/21。
ということで、串本Xmasツアーを企画し、今後の予定にアップ。
お二人の参加表明がありました。
12/7の内浦では、破れたリストシールをスーツボンドで補修してその上からリストバンドをキツめに締めて水没を免れました。
リストシールが往生してしまうのも時間の問題なので修理に出した方が良い。
それで翌々日の休みに修理が間に合うか?Dnetに電話をしました。
私「ドライスーツのリストシールの修理をお願いしたいのですが?」
Dnet(以下D)「はい、お受けしますけどもドライの生地の程度によってはできないかもしれません。今からだと年末までの仕上がりとなります。」
私「できれば、12/21に使用したいのですが?」
D「今日中に持ってきてくれたら、何とかなりそうです。」
私「今すぐ行きます。」
ちょうどマイギアのオーバーホールにアイダックに行く用事もあったので先にドライスーツを持ってDnetへ。
D「生地の程度も良さそうなので大丈夫です。」
私「ありがとうございます。」
D「前日までに佐川便で送ります。」
修理代と佐川急便の送料を支払いしました。
これで水没の憂いなし(*^^)v
前日の昼に決行の連絡をしてあとは今晩ドライスーツを受け取るのみのはず、でした。
テングダイ
テングダイ
ところが、前日の昼過ぎにDnetから連絡。
D「スミマセン、昨日の便に載せれませんでした。ご迷惑をおかけしたのでお宅まで持っていこうと思います。」
私「取りに伺います。」
仕事を1時間早退してその足でDnetへ行ってドライスーツを受け取りました。
受け取ったは良いものの、急のことなのでドライスーツを入れるバッグも用意していないので、そのまま肩にかけて持って帰ることに。
途中タクシーがつかまれば、乗ろうと思いましたが、こういうときって全然いないんですよね。
仕方なく、肩に担いだまま電車を乗り継いで帰宅──今の世情、異様な格好で帰りましたが、ジロジロ見られることもなかったです。
車にドライスーツとカメラ類を積み込んでこれで準備万端です。
当日の朝、真っ暗な中、ヒロさんをピックアップして現地までスムーズに到着。
やっしーさんも先に到着されていました。
器材の準備をして着替えをすませて、朝食兼ねた休憩です。
いちおう、クリスマス用に三角帽とサンタパペットを持ってきたのでカメラのカゴに入れておきました。
1本目は私たちだけのチャーターなので準備のできた時点で出発です。
港まで送ってもらってボートに運んでもらっている器材とタンクでセッティング。
残圧確認して出港です。
ナンヨウハギ
ナンヨウハギ(ヒロさん撮影)
1本目「備前 浅い根」
洋さんからツリーの場所を教えてもらって順番にエントリー。
するとやっしーさんの片足からフィンが外れて水底へ。
それを見て急遽、ヘッドファーストで潜降し、フィンを取ってやっしーさんのもとへ。
潜降途中でお渡ししようかと思いましたが、手でロープを掴んで下りてきてるので水底に着底してからお渡ししました。
落ち着いてから移動を開始。
根の上にはテングダイがお出迎え、それを越えて砂地に向かうとありました、クリスマスツリー。
着いてからクリスマス用のおもちゃ一式を持って入るのを忘れたことに気づきました。
各々がアングル、位置決めして撮影。
そのあと根のほうへ戻って散策。
根の上の枝サンゴにナンヨウハギがいました。
ちょこまか動いてなかなか撮れませんでした。
それから水路のほうへ行くとアザハタ。
小さいながらキンメモドキの群れも居てコロニーを形成していました。
ほかに目では見切れない小魚の群れもいてました。
根の上にはキンギョハナダイやタカサゴ、ウメイロモドキがふんだんにいて色鮮やかでした。
このあと安全停止をしてエキジット。
ミギマキの群れ
ミギマキの群れ
港に戻ってタンクを下してDSに戻りました。
小一時間ほどの休憩です。
シャワーを浴びて塩を落としてから、ドライを脱いでトイレへ。
この時期は冷えます。
飴ちゃんをいくつか頬張って糖分摂取。
時間がきたのでドライを着て港まで送ってもらい、ボートに積み込まれたタンクでセッティング。
同船のショップさんのリクエストでポイントは住崎に。
2本目「住崎」
準備のできた人からエントリー。
定置ブイのロープにはニジギンポが戯れています。
根には貫禄のテングダイ。
そこから西の離れ根へ。
途中、この辺でよく見るホウライヒメジの群れではなく、タイガーズカラーのミギマキの群れ。
これだけの群れは初めてです。
離れ根に行ったものの、これといったものもなく、本根に戻りました。
イボウミウシ類がよく目立ちました。
根の上には1本目同様、ウメイロモドキが頻繁に通って鮮やかでした。
ぐるっと根を一周まわって安全停止をしようと上を見ると違う船だったので横移動して私たちのボート下まで来てから安全停止をしてエキジット。
イソバナカクレエビ
イソバナカクレエビ(ヒロさん撮影)
港に戻るまでに器材からタンクを外して器材を纏めておき、下船のついでに器材を下ろして軽トラックに積み込み。
DSに戻って、器材を真水で塩抜きをして水切り。
このころには晴れ間に。
ドライスーツを着たまま温水シャワーを浴びて塩落とし。
ドライを脱いでついでに着替え。
頼んでたお弁当で腹ごしらえをしてログ付け。
少し休憩をしてから、干していた器材を片付けて車に積み込んで帰途へ。
17時過ぎには帰阪できました。  
おもな生物:テングダイ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、アオブダイ、アザハタ、キンメモドキ群、キンチャクダイ、レンテンヤッコ、コガネスズメダイ、タカノハダイ、ミギマキ群、クロホシフエダイ群、タカサゴ、ウミスズメ、ナンヨウハギ、ウメイロモドキ、エビスダイ、イシガキダイ、ヨスジフエダイ、キンギョハナダイ、ハコフグ、ハリセンボン、シマキンチャクフグ、ミナミゴンべ、ブダイ、ホウライヒメジ、イタチウオ、カサゴ、ツノダシ、チョウチョウウオ、クマノミ、ミツボシクロスズメ、イセエビ、イソバナカクレエビ、サンゴガニ、ナカザワイソバナガニ、イボウミウシ、ソライロイボウミウシ、キイロイボウミウシ、トラフケボリ

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