カズさん
カズさん
例年人気のある冠島──日本海特有の透明度、魚影の濃さ、休憩時の水遊び等──
今年も1月に日程をアップした途端、あっという間に便乗は満員御礼──ありがとうございます。
その後、スケジュールの都合でキャンセルされてた方が出ても都度再募集をかけると一瞬のうちに埋まりました。
3月の内浦潜り納めツアーの際にカズさんから「是非行きたいので現地合流で参加は可能ですか?」
私「ハイ、やっしーさんもいつも現地合流なので大丈夫ですよ。」
ということで、カズさんも参加表明──総勢8名となりました。
あとは当日を待つのみ。
波浪予報では全然問題なかったのですが、ツアー数日前には、台風7号、8号が相次いでできる始末。
遠いところながら、風の影響──過去に離れている低気圧からの強風で中止になった──が気になります。
しかしながら、今回は全く影響ありませんでした(^_-)-☆
海上自衛隊のWEBページで7/26にサマーフェスト開催を知り、「もしかしたら潜水艦や艦船が見れるかも?」と掲示板に投稿。
2日前にDSの出航予定で当日の「出航します」を確認、DSに了解メールを送って、メンバー掲示板に「ツアー決行」を書き込み。
前日のうちに参加者皆さんから承知の連絡がありました。
魚いっぱい
魚いっぱい
当日の朝真っ暗な中、起床。
ほぼ予定通りピックアップして現地に到着。
先に着いていたやっしーさん、カズさんが近づいてこられて「出港8時で早よ来るように怒られましたよ。」
DSの方より「出港8時になのでせめて7時40分集合でお願いします。」
申し訳ございません、完全に勘違いしておりましたm(__)m。
ボートの傍まで車を寄せて荷物を降ろしてボートに積込。
車を指示された位置で駐車して乗り込みました。
慌てて乗り込んだため、サングラスを忘れてしまいました。
着替えを済ませて乗船名簿に記入、手早く朝飯のおにぎりを食しました。
いつもはタンクに器材をセットしてからの出港ですが、私たちの遅刻でそれもせずまま出港となりました。
ダイビングフィー等の徴収を出港前にしたかったのですが、結局帰港前に。
潜水艦や艦船とすれ違わないか期待してましたが、船影さえ見えず、残念。
目の前に冠島が見えだしたのでウェットを腰まで着ました。
ポイントに到着してからタンクをもらってセッティング。
準備のできた人からエントリー。
きょうこさん
きょうこさんとブリの群れ
1本目「立神グリ」
見渡す限りのスズメダイの群れ。
全員が揃ったところで移動開始。
根を乗り越えて水路に出て対岸の根へ。
すると少し流れてるようです。
根の先のほうへ行きましたが、何も出ず。
元の根へ戻りだしたとき、少し離れていたきょうこさんが何を見つけてソコソコと指さしました。
近づいて見ましたが、何も見えず。
皆のもとに戻ろうとした瞬間、ブリの群れ。
ちょうどソコがブリが回遊するポイントだったようできょうこさんの目の前でブリの群れが右往左往。
野性的な勘で群れを察知してたかのよう。
十数回行ったり来たりした後、群れは離れていきました。
いやぁー、冠島の醍醐味ですね。
このあとイサキの群れやタカベも出ましたが、さきほどの興奮が冷めません。
そのあとボート下まで移動して自由時間になりましたが、目がワイドになって何も探す気になれず、安全停止してエキジット。
透明度の良い海
透明度の良い海
アンカーをあげて宮前まで行きましたが、同船の体験ダイビングの方がいらっしゃったのでポイント変更。
小島の手前まで移動してアンカリング。
体験ダイビングをしている間に私たちは早めの昼食です。
おにぎりを食べてから2時間ほどしか経ってませんが、食べれるものですね。
体験の人たちもエキジットされたので座る場所空けるためと避暑のために水遊びすることに。
ウェットを着なおしてウエイトベルトを巻いて3点セットを付けてザブーン。
火照った身体にちょうど良い水温でキモチ良い。
案外流れていて一瞬でボートから数メートル流されます。
常に泳ぎもって位置確保。
きょうこさん、nabezoさん、カズさんも参戦。
じゅうぶんクールダウンできました。
魚の骨
魚の骨
2本目「トドグリ」
更タンクに交換して準備開始。
準備のできた方からエントリー。
目の前にはスズメダイの群れ群れ。
狭い水路を通ってなだらかに落ち込むドロップオフへ。
スズメダイの群れにイサキの群れが右往左往。
水深を保ちながら横移動すると仕掛けの網が張ってあります。
すると網にアイゴが掛かっており体を揺らして網から逃れようとしていますが、全くビクともせず。
ついには力尽きたのか、身動きしなくなりました。
網を解いてやりたい気持ちをグッと押さえて通り過ぎました。
そのあと離れたところで網に白骨遺体ならぬ骨のみとなった魚の骨。
さっきの魚もこのようになるのだろうか?
このあとボート下まで戻って自由時間。
すると少し濁りが入ってきたのでもしや、と思いいつでも上げれるように一足先に安全停止ポジション。
やっぱり流れ出してきました。
皆に「安全停止」をしてラダー下で待機。
一人ずつエキジットを手伝いました。
最後に上がろうとラダーに足をかけフィンを脱いだとことでカゴに誰かのフィンが置きっぱなしに。
私が「このフィン置きっぱなしは?」と発した瞬間、ボートが揺れてカゴからフィンが落ちて水中へ。
するとモネさん「私の、」
脱いだフィンを持ったままそのまま着水。
水中でフィンを履き直して流れていくフィンを追いかけて根の上付近でキャッチ。
フィンを持って流れに逆らいフィンキック。
持っているフィンが抵抗になってなかなか進まない。
あおり足をやめて全力フィンキック。
なんとか、ボート下まで戻ったところでアンカーの片付けていたガイドさんに助けられてエキジット。
( ´ー`)フゥー...疲れました。
「脱いだフィンはすぐに片付けてください。」
イサキ
イサキ
タンクを外して器材の片付けしてメッシュバッグに詰め込み、軽くシャワーを浴びてウェットスーツも脱いでメッシュバッグに。
邪魔にならないようにメッシュバッグは真ん中に集めておきました。
着替えを済ませてると無線から「オオグリは死ぬほど泳いだ」との声が。
トドグリで良かったぁ、と言い合いました。
後は帰港するのみ。
艦船や潜水艦に出逢えるか期待しつつ舷側に座ってましたが残念ながら見れず。
──今回のサマーフェスとは艦船は港に停泊しての見学会のみでした── 帰港後、器材を車に積み込んで温泉へ。
塩と疲れを洗い流してスッキリ。
休憩室でログ付けをしてやっしさんとカズさんとはここでお別れして帰阪。
皆を送り届けてルーティンの洗車、給油を済まして無事帰宅。
おつかれさまでした。
おもな生物:ブリ群、スズメダイ群、イサキ群、アジ群、タカベ、イシダイ、カンムリクラゲ


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