クマノミの卵塊 私、7月の串本の七夕シーズンにはダイビングポイントに笹の葉が入れられて願いを込めて短冊をつけるイベントをしてる、思っていました。
2019年の
ツアーの際には毎日新聞の記者の方と潜り取材を受けた経験もありました。
それで企画。
オフ会の際に、じんさんから「実際やってるのですか?」
私「やってると思います。」とウソをついてしましました。
その場でじんさん、ほか1名さまが参加表明いただけました。
今回、ピックアップのみのため、勝手ながらアーリーツアーに。
早々に梅雨明けしたので天候の心配もございません。
あとは当日を待つのみ、でしたが、2日前にお一方が体調不良によりキャンセル。
DSに人数変更の連絡した際、「もし1便目、私たちだけでしたら2便目からでも良いですよ。」
DS「大丈夫、他にいらっしゃいますので。」
ということで当初予定通り、アーリーダイビングに。
掲示板に決行の書き込みしました。
遅めの仕事終わりだったのでコンビニに寄って弁当、カップ麺を買ってそそくさと食べて就寝。
ネジリンボウ ツアー当日の朝、真っ暗な中起床し出発。
じんさんをピックアップするころには空も白んできました。
朝が早いので渋滞もなく湯浅PAでトイレ休憩。
そこから先も通通、ただ景色は靄か霧でずっと白っぽいままでした。
DSに到着。
ちょうどスタッフが降りてこられて開店準備です。
私たちも港に持っていけるように器材の準備してから休憩です。
お店に入って朝食。
着替えも済ませて出発までにカメラの準備をしてのんびり。
洋さんより「どこかリクエストありますか?」
私「七夕は?」
洋さん「もうやってないんです。」
数年前(2021年)に七夕イベント終わったそうです。
私「なら、何処でも。」
洋さん「じゃあ、グラスで良いですか?今ネジリンボウが全然引っ込まないんです。」
カゴカキダイとじんさん 1本目「グラスワールド」
港に送ってもらって器材にタンクをセッティング、残圧チェックして出港です。
今日は大きいほうのボートなのでスピードが出ます。
港を出るとまだ靄がかかって見通しが悪いです。
朝一なのでまだボートも少なめ。
他のボートが係留する脇を抜けてポイントに到着。
準備をしてエントリー。
案外透明度が良いです。
まずは根の周りを散策。
すると、大小のクマノミのつがいが威嚇するようにピョンピョン近づいてくるのでもしやと思い近づくと。
ピンポーン!卵塊。
老眼でよく見えませんが、たぶん両目がはっきりしてきてるんだろうなぁととりあえずパッシャ。
カメラ持ってる指を親クマノミに何回か噛まれました──今回は皮膚削れるほどではなかった。
撮影のためとはいえ、親クマノミの果敢なアタックに遭いました。
それから砂地のほうへ向かうと洋さんから教えてもらった、ネジリンボウのところへ。
言われていた通り、1m弱まで近づいても全く引っ込みません。
このあと根を一周まわって、カゴカキダイのほうへ。
いつもは広がって舞っているイメージですが、今日はサンゴの近くで小さくかたまってるようでした。
それから根のほうへ戻り、水深を上げながら離れの根のほうにいくとそこはあたり一面、キビナゴの群。
このあと安全停止してエキジット
アオウミウシとソヨカゼイロウミウシ タンクを外して器材を纏めて帰港。
タンクを下ろすのを手伝ってDSに戻ってしばしの休憩です。
温水シャワーを浴びて軽く塩を落としました。
濡れたウェットのままなので窓越しにテーブルに置いていた飴ちゃん入れを引き寄せて飴を摂って糖分補給。
暑い天気なのですが、水中で冷えた身体に暖を取るのについつい、日向ぼっこ。
2便から潜られる方の準備ができたところで港へ。
先に船長が用意してくれた更タンクでセッティング。
残圧チェックしてタンクを寝かして準備完了。
2本目「備前」
ポイントに着いて準備を開始、エントリー。
するとけっこう濁ってます。
少し冷やッとしました──1本目より水温1℃低かった。
まずは水路を通って近くの根に行ってみましたが、コレといったものもなくメインの根に戻って散策。
根の上はキンギョハナダイ天国。
その上には先ほどと同様にキビナゴが乱舞しております。
透明度がイマイチで撮ってもなんだかなぁ、という画。
1周ぐるりと周ったところでアオウミウシを発見。
2匹はソレなんですが、1匹が初めて見た色模様──レアというわけではなく私が見たことがないだけでした(^-^;
このあと水中カーテンごとくキビナゴの乱舞を見て楽しみました。
上がる頃には透明度も回復してきましたが、風波の影響で水面がバシャバシャでエキジットに手古摺りました。
キビナゴの群れ 午前中に2ダイブが終了。
港に戻るまでに器材を片付けて帰港したところで器材を軽トラックに積み込み。
DSに戻って器材を真水で洗って水気切り。
それからウェットごとシャンプーして塩落としして着替え──今日は男二人だけなので温泉は行かず仕舞いです。
お弁当を食べてログ付けしてからのんびり。
3本目の便に出発されてから器材をメッシュバッグに詰め込んで車に載せて帰途へ。
さすがにこんな早い時間の帰阪なので高速ですさみ南~白浜までの間、前に走る車を確認できませんでした。
紀ノ川SAでソッフンを食べて17時には帰阪。
アーリーダイビングは一日が長く感じられて良いですね。
おもな生物:カゴカキダイ群、キビナゴ群、アイゴ群、キンギョハナダイ群、ネジリンボウ、アオブダイ、クエ、ヘラヤガラ、ワカウツボ、ブダイ、オオモンハタ、キハッソク、チョウチョウウオ、ガラスハゼ゙、スケロクウミタケハゼ、アカハタ、アカマツカサ、クマノミ、コガネスズメダイ、ウミスズメ、ハコフグ、オキゴンべ、ニザダイ、オトメベラ、ミギマキ、タカノハダイ、キンメモドキ、オトヒメエビ、アオウミウシ、コイボウミウシ、キイロイボウミウシ、ソヨカゼイロウミウシ
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