ハタンポの群れを撮影するじんさん
ハタンポの群れを撮影するじんさん
今年初の田辺ツアーです。
当初、この時期らしいコンパクトな集まり、のはずでしたが、気が付けば便乗が満員御礼!(^^)!
6月に近場ツアーでこんなに集まったのは初めて?かと思いましたが、調べると遡ること何回かありました、特に20年前には11人のときもありました(^^ゞ
天気予報も良好でしかも海況も良さげ、言うことなし、です。
参加者にピックアップ時間をお知らせして、昨年の柏島以来収納していた三列目シートを引き出して準備万端(^^)v。
前日、DSに確認電話して、決行告知をメンバー掲示板でしたものの、レスのあったのはじんさんのみ(´;ω;`)ウゥゥ。
皆見てくれてることを信じて就寝。
当日の朝、ちょうど快適なぐらいの気温のなか出発。
前回事前にピックアップ場所をナビに登録していなくて迷ったため、今回はキッチリ合していたので予定時間よりも15分早く到着。
もうオカモトさんがいらっしゃいました。
3日後にはカナダに帰られるのでダイビング後器材をそのまま空港に送るため、スーツケースで持参。
そのあとじんさん、あみさんをピックアップして集合場所へ。
予定よりだいぶ早かったので、いつも早く到着されるはずのどもさんを待つことに。
どもさんも到着されて、一路岸和田SAに。
こちらでちょんちゃんさんと合流して現地DSへ。
途中、コンビニに寄って朝食を調達。
それから、港に車を乗りつけて、器材を降ろしてセッティングです。
残圧チェックしてバルブを閉めて、ボートに器材を積み込み。
ウェットスーツや着替えをもってDSで休憩です。
朝ご飯を食べながら、安全潜水了解声明書に記入してもらい、貴重品を預けました。
皆からウエイト量を聞いて、DSの倉庫からその数分のウエイトをお借りしてボートに持っていきました。
着替えを済ませて出港まで休憩です──その間にストロボ、ライトをハウジングにセット
同船されるショップも到着されたのでウェットスーツを腰まで着て港へ。
忘れ物がないか確認して出港です。
出港前に
出港前に
1本目「南部出し」
港を出ると風が出てきていて風波で水面はバシャバシャ。
ブイのあるポイントが無難との判断からコチラへ。
タンクのバルブを開いて準備開始です。
準備のできた人からジャイアントスライドエントリー。
エントリーしてみると、少し靄っているカンジです。
水底で集合して移動開始。
根の中層あたりは小さなキンギョハナダイがいっぱい。
根を時計回りに半周ほどして水路へ。
するとハタンポの群れとキンメモドキの小さな群れ。
色目的にはキンメモドキのほうがどうしても画になります。
水路を抜けた岩場にイセエビ2匹。
その時は気づかなかったのですが、オカモトさんが真剣に撮影されていたので後で聞いたら、「卵を抱えてました。」
イシモチ系も口周りを膨らましているの居てたので、ベイビーシーズン到来ですね。
ハナイカのペア
ハナイカのペア
そのあと、なにやら動くのが見えたのでライトを照らすとハナイカ発見。
カメラを用意してる間に岩の奥に行って見えなくなったのでその先を照らすと、さっきよりデカなってるぅ。
よくよく見ると大小のハナイカのペアでした。
じーーッと観察してると二匹が同じタイミングで体色の模様が動かして私たちを威嚇していました。
このあと根の上に移動。
普段動き回っているイメージのあるニザダイたちが寛いでいました。
フジツボの殻跡にはマツバギンポやトウシマコケギンポがちょこんと顔を出して可愛らしい。
根の上がちょうど水深5mなのでじゅうぶん安全停止を済ませてエキジット。
波でボートが揺れて器材を脱ぐにも一苦労でした。
港に戻って更タンクに交換し、残圧チェック。
タンクバルブを閉めて器材が転倒しないようにバックルで留めて固定。
DSに戻って休憩です。
午後からさらに風がキツくなる予報なので、2本目は早めに出港することに。
暑いのでウェットスーツも脱いで、日陰で休憩。
慌てて昼ご飯食べるより2本目終わってからになりました。
出港10分前になったのでウェットスーツを着て港へ。

キンギョハナダイを観察するあみさん
キンギョハナダイを観察するあみさん
2本目「沈船」
波と風除けでコチラに。
準備のできた人からエントリー。
1本目よりもさらに霞んでいて水が動いていないため水温も冷た目。
泡のあるほうへ行くと漁礁に──「ブイロープを伝って潜降するように」と言ってなかったため、全員が沈船ではなく手前の漁礁に居てました。
しばらくはココを散策。
ちょっとずつちょっとずつ範囲を広げていって、沈船へ。
まずは、左舷側に沿って移動、キレイなシロウミウシが居てました。
船尾まで行ったところで甲板まで上がって移動。
船倉に降り立ちましたが、透明度があれば光が差し込み良い画になるんですが、全く。
甲板に戻るとネンブツダイの群れ群れ。
良い時間になったので、安全停止へ。
皆水深5m付近でいるのですが、おひとりだけ2mほど深いトコにいてるのでダイコンを指差してOK?
近付いてダイコンを見るとCHGが点滅。
ダイコンをお貸ししようとしたところ「買いました」と自慢されていたのに、残念ながらソーラー充電が不完全だったようです。
──ソーラー充電ダイコン初心者、あるあるですね。──
少し水深を上げてと指示してもらいました。 安全停止をキッチリ済ませてエキジット。

シロウミウシ
シロウミウシ
港に戻って器材を軽トラックに積んでDSに戻り、軽トラックが器材洗い場に到着したので各自器材を降ろして真水洗い。
水切りのため、専用ハンガーをお借りして干しておきます。
その間に着替えを済ませて遅めの昼ご飯。
2種類の弁当からお好きなほうを選んで、私は最後にトンカツ弁当です。
食後はみなべの国民宿舎の温泉へ。
ロビーには以前はパンダ関連の土産ものばかりでしたが、今日本物のパンダ4頭が中国に返還されたこともあり、ウミガメのものに入れ替わっていました。
田辺から車で来るだけの価値ある露天風呂がウリです──しかも入浴料が600円。
待ち合わせ場所の打ち合わせが出来ていなくて男女待ちぼうけ状態。
少し遅めになったのでDSに戻ってログ付けすることなく、器材を片付け。
車に積み込んでみなべのヤマトの配送センターへ。
無事オカモトさんの荷物の発送手続きができました。
そこからみなべICから高速に乗って岸和田SAまでノンストップ。
ちょんちゃんさんとはココでお別れをしてソッフンタイム。
車に戻ってみるとちょんちゃんさんのカメラが...。
お別れするとき「ココで買い物して帰ります」とおっしゃっていたので売店のほうに行きましたが、時すでに遅し。
駐車場にもちょんちゃんさんらしき車は見当たらず。
ケイタイに電話してみたところ、「3分で戻ります。」
無事カメラをお返しできました。
このあと順番に送っていき、あとは洗車して帰るのみのはずでした.........。

キンメモドキ
キンメモドキ
ところがです。
洗車場に着き、高圧洗浄機で洗車してワイパーで水を切りウエスで拭き上げをしていたところ、ズボンのベルト通しにキーを引っ掛けていました。
拭き上げで身を乗り出してしてるとスマートキーの施錠・解錠ボタンがあたり、そのたびにバイパーが反応するのでスマートキーを車の中に置いておくことに。
それから拭き上げを再開した途端、車の揺れで施錠ボタンが下向きになっていたようで押さる格好になり、ロックされてしまいました。
あちゃーーーー(@_@;)、しまった。
軽く考えていたのですが、ドアノブを引くも反応しない。
完全なキーインロック。
JAFを呼ぼうにもケイタイは車の中。
タクシーで家に帰ってスペアキーを持ってこようかと思いましたが、家の鍵も車の中。
ズボンポケットには財布があるだけ。
近くのローソンに行って「近くに公衆電話ありますか?」と聞いても今どきあるわけなし。
為す術なく、車に戻ると神様降臨♪──私の隣で拭き上げ作業をしている実直そうな男性に声掛けしました。
「スミマセン、実はケイタイごとキーインロックしてしまって、JAFを呼びたいのですができません。1,000円お支払いするのでケイタイをお貸しいただけませんか?」
男性「1,000円はいりませんのでどうぞ使ってください。」
JAFロードサービスに電話をして状況説明すると「最短で75分ほどお待ちださい。」
出港前に
出港前に
ケイタイを貸してくれた方に「是非受け取ってください。」と1,000円札を差し出すも固辞。
「それではコチラの気持ちが立たないのでそこに自動販売機があるのでコーヒーかなにか受け取ってもらえませんか?」
男性「じゃあコーヒーで。」
缶コーヒーを受け取ってもらえました\(^_^)/
それから長い時間になりそうだと思っていたら、30分ほどでJAFロードサービスカーが到着してくださいました。
ものの10分ほどで解錠。
ありがとうございました!
やっぱJAF入っていて良かった。
このあとも一度男性にお礼を言って、ガソリンを給油して帰宅。
長い一日がようやく終わりました。
おもな生物:ハタンポ群、キンメモドキ群、ニザダイ群、キンギョハナダイ群、ネンブツダイ群、クエ、ワカウツボ、コロダイ、オオモンハタ、イタチウオ、キンチャクダイ、チョウチョウウオ、ウミスズメ、キタマクラ、クマノミ、ミノカサゴ、ハナミノカサゴ、アカマツカサ、スズメダイ、カワハギ、ニシキベラ、オトメベラ、ホウライヒメジ、ニジギンポ、マツバギンポ、トウシマコケギンポ、ハナイカ、イセエビ、コイボウミウシ、シロウミウシ

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