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  • シナモンロールにハチミツをかけて

    シナモンロールにハチミツをかけて

    シナモンロールにハチミツをかけて

    サブタイトルが「太平洋で最も偉大なダイバーとボクたち、そして幸せな死別の物語」という長いタイトルです。

    タイトルに見覚えがあるような、既視感と言おうか、前に読んだあるのかと思い探しましたが、読んでなかったので購入してみました。

    レジャーで訪れていたトラック島(チューク)の名物ガイドのキミオ・アイサックさんの生い立ちと著者とのつながりと彼の死別後の記念碑設置に至るまでのストーリーです。

    本のページ数からしては値段はお高め。名物ガイドの伝記にしてはなんとも可愛らしいタイトルだなぁと思いましたが、読み進むにつれてそれがガイドが用意してくれる昼食だということが分かりました。

    戦中、日本の統治下で育ったキミオさんが戦後も日本(特にいっしょに過ごした日本軍人さん)に愛着があって大深度に沈んだ軍艦「愛国丸」から戦没者の遺骨収集されていたことやそれが祟って潜水病により晩年歩行困難にいたったことが紹介されています。

    著者が毎年のようにトラックに訪れたことでキミオさんと親交を深め親子然となって記念碑を設置した経緯。

    私もサークルを主催していて、いろんな方々とのつながりをもっておりますのが、こういったお付き合いができるってのは羨ましい限りです。

    あらためてトラックに行ってみたくなりました。

  • Mako: The Jaws of Death

    Mako: The Jaws of Death

    Mako: The Jaws of Death

    今回もYouTubeで視聴。前回の「Sting of Death」のウィリアム・グレーフェ監督つながりで見つけました。

    製作年が1996年なので「ジョーズ」人気にあやかっての作品です。

    昔にアオザメに命を救われてから友達となり、サメを傷めつける人間を成敗していくという映画なのですが、なんとも中途半端な狂気さです。

    冒頭にアクアラングを背負ってボートに上がってきてマスクも外さず、レギュレーターを咥えたままフックで犯行をおこなうのは異常、ホラーそのものです。

    画質の問題なのですが、夜のシーンは真っ暗で全く見えませんでした。

    信用した科学者や水中ショーのオーナーに裏切られてアオザメが殺されたことで復讐の鬼になっていく。

    主人公の偏った倫理観に観たあと、なんとなく後味の悪いカンジになりました。

  • Sting of Death

    Sting of Death

    Sting of Death

    今回もダイビングシーンから。1966年の米ホラー映画「Sting of Death」です。

    さすがにこちらはYouTubeではトレーラーや一部のみしか見られなかったのでググってみるとDailymotinにありました。

    トータル時間は2時間超えと度胸しましたが、実際は82分で残りは静止画(たぶんDVDshrinkでリッピングしたんでしょうね。そのままアップされていました。)。

    観てみて冒頭よりいきなりのB級炸裂です。

    クラゲのモンスターという設定なのですが、美女を襲ってそのまま水中に引き込んでそのまま泳ぐのですが、モンスターの腰にウェイトベルト(笑)に足ひれにメーカーのロゴ、フィンと衣装の隙間から素肌──ツッコみどころ満載です。

    ダイビングシーンとしては、当時のダブルホースのレギュにハーネスと資料的価値あり、です。

    米国ホラーらしくお色気いっぱい、内容もないので何も考えないで鑑賞できる映画でした。

  • 探偵神津恭介の殺人推理 

    探偵神津恭介の殺人推理 

    探偵神津恭介の殺人推理10

    弊サイト「ダイビングシーン」充実の一環でYouTubeで発見、出演者の森口瑤子さん、近藤正臣さんで検索すると「探偵神津恭介の殺人推理 白魔の歌~南太平洋の楽園パラオに消えた妹~」でヒット。今や懐かしい土曜ワイド劇場で放映されていたんですよね。

    「探偵神津恭介」シリーズがDVDが2004年にシリーズで発売されていたので、もしかしたらレンタルあるかも?

    TSUTAYAで店舗、ネットでの在庫確認したら在庫なし。販売も終了しているようで中古販売のみ。

    こういった絶版もののDVD、って足元見て高いんですよねぇ。

    しかし今「相棒」シリーズの小料理屋の女将さん役をしている森口瑤子さんだけに気になるぅ。

    Amazonでレンタルアップ品で3,200円(新品は1万円超)を見つけ購入。

    早速観ました。

    今から31年前の作品なんで役者さんが皆若い。

    私がダイビング始めたころなので水中映像が、ライトを使っていないため青みが強くカラーバランスを弄っているからせっかくのパラオの海がもったいない状態。

    ですが、全然開発されていないパラオの風景や真新しいPPRが見れます。

  • だれもがクジラを愛してる。

    だれもがクジラを愛してる。

    だれもがクジラを愛してる。

    YouTubeでこの映画のメイキングを見て、もしやと思いTSUTAYAでレンタル。

    実話にもとにした映画のようです。時はレーガン大統領時代でまだそれほど環境問題が大々的になっていないころのハートウォーミングなストーリーです。

    今なら完璧に欧米のクジラ保護の主張がキツ過ぎて見れないものになっていたかも?

    主人公が子クジラの状態を心配して潜って確認するというダイビングシーンですが、マスクはフレームレスにジェットフィン、フィンシールスタビにMK10/BAJとSプロ一辺倒です。

    しかし、極寒のアラスカでのアイスダイビングなら、レギュはシャーウッドのブリーザードやマキシマスのほうがリアルだったかも?

    要らんお節介ですが…..。

  • 海底のスペイン金貨

    海底のスペイン金貨

    海底のスペイン金貨

    先日読み終えた、「海底のスペイン金貨~フロリダ沖アクアラング作戦」(ワグナー/テイラー著)。

    たまたまヤフオクで見つけて即買い。(Amazonでは欠品中)

    発行年が私の生まれる1年前と、当時としてはアクアラングがまだまだごく一部でしかされていない時代に海底から金銀財宝を引き上げて一躍脚光をあびたキップ・ワグナーの口述自伝本。

    この発見により古代のゴールドラッシュよろしくトレジャーハンターが増大しましたが、実際はご本人が述べている通り、一攫千金というよりは発見までの弛まぬ努力と忍耐とたとえ見つかっても経済的に裕福にならないこと。

    また、まだまだダイビングというものが日本で普及していないため専門用語もない時代のため、日本語訳もちょっとおかしくてそれは笑えました。

  • Come Spy with Me

    Come Spy with Me

    Come Spy with Me

    YouTube、スゴイですねぇ。DVDも発売されていない映画も見れるんですから。と言っても明らか海賊版ですが。(ドライブインシアターで録画したのか、数度ピンボケになったり、音声にノイズ入りまくりです。)

    映画を3分割されていますが、じゅうぶん見れます。字幕も吹替もないですが、スパイ映画という先入観があれば、大体把握できるレベルです。

    作品は1967年と私が生まれる前の作品ですが、映画自体日本で上映されていないようで邦題が分かりませんでした。

    しかし映画のサントラはメチャ有名で映画音楽集みたいなのには必ず収録されているようです。

    この映画の良いところは何といっても水中シーンが豊富なうえクリア。

    しかも今やなきVOITのダブルホース使っています。

    内容的には女性ジェームス・ボンド。

    カリブ海で2人の諜報員が暗殺されたため、CIAエージェント・ジルが派遣される。近くこの海域で外相が会見するために空母に着艦にあわせてテロを警戒していた。ピート・ベーカーが主催するダイビング競技会に参加する。その海域の海底には爆弾が設置されており、それをダイバーに発見されないかとテロ組織が監視を続けていた….。

  • ネイビーシールズ / ACT OF VALOR

    ネイビーシールズ / ACT OF VALOR

    「ネイビーシールズ」ポスター

    緊急事態宣言下で不要不急の外出自粛のため週末は完全巣ごもり生活を実施中の今日この頃でございます。

    そのため、弊WEBサイトのコンテンツ「ダイビングシーン」の充実にDVD鑑賞をおこなております。この1ヶ月で6作品追加(見た作品はその倍ぐらい)。

    以前にチャーリー・シーン主演の邦題で同タイトルを鑑賞しておりましたが、あまり印象に残らなくて私的に☆1つの評価でした。

    しかし今作は違いました。

    邦題よりも原題「ACT OF VALOR(勇気ある行動)」のほうがバッチリ当てはまっています。

    まず配役ですが主演の方が本物のネイビーシールズの隊員さん。そのため国防省全面バックアップということもあり機材そのものがモノホンでリアル感がハンパない。

    潜水シーンはもちろんリブレーザだし、潜水艦に格納されている潜水艇をハッチから出てくるのが見れるわで現実っぽいです。

    ほぼ全編的に緊迫したシーンの連続で最終展開はプラトーンのように戦争の無常観というか、考えさせられる終わり方でした。

  • やっと届きました。

    やっと届きました。

    先月の18日に注文したフレックスホースが昨日届きました。

    Amazonで安いのを見つけたので即注文。そのあとでレビューを見たら、配達予定からかなり遅れるらしいことは分かっていましたが、直ぐ使うつもりじゃないので、暢気に構えていました。

    ところが待てど暮らせど全く届きません。Amazonで発送情報を見ると発送済みになってるし、その商品自体が売り切れになってるし。気が気でなりませんでした。

    発送元がバルセロナで年末年始とコロナ禍で配達が滞ってるんでしょうね。

  • ついついツッコんでしまった。

    ついついツッコんでしまった。

    映画のキャプチャ

    ステイホームでダイビングシーンのある映画収集の一環で観た「ブラック・オーシャン(原題:FROGMEN)」のあるシーンです。

    シールズがテロリストを捕獲するために潜水艦から敵基地へ潜入しに行くシーンなんですが、ハッチ内でシングルホースのスクーバ器材を背負っていたはずなのに、ハッチから出てきたダイバーはなんとダブルホースになっているじゃあ~りませんか!

    そのあと基地内までの水中シーンはまたシングルホースに。

    ハッチから出てきたシーンだけどっかの資料映像使っていたのがバレバレ。

    わざわざその部分使わなくても良かったような気がします。