ソフトハンガー
通常濡れないから、ドライスーツって言うんですが、時には水没することがございます。
ピンホールや排気バルブやネックシール、リストシールからのリークなど。
私の場合、後者のほうです。
エキジットの際、いっしょに潜っていた人たちのフィンを脱がせるのですが、それが大変なの、なんの。
ドライのブーツってフツーのダイビングブーツと違って甲の部分全体がゴムってるんですよね。
そのおかげで、フィンポケットにピッタリと張り付いてて脱がすのにひと苦労(~_~;)。
ついつい、手に力(ちから)が入って手首の血管が浮き上がり、リストシールのほうからジャバーッと(;´д`)トホホ…。
ウェットスーツなら普通に干せば乾きますが、ドライスーツは濡れないのが前提──乾かすのには裏返すしか方法ない。
当然、裏返すもブーツ部分で硬くて裏返らない。
そこで踝辺りで諦めて、物干し台に腹あたりで折り曲げて干すのが通例。
足先まで水没していた場合、残念ながら次のダイビングでガマンあるのみ、でした。
ところが、良いモン見っけ。
それがコレ、ソフトハンガーです。
作りはカンタン、ベロクロテープのついたベルト部が3本引っ付いたもの──長い輪っかができるのが2箇所、短めの1本。
長めの輪っかにドライスーツの左右ブーツ甲部分に巻き付け、もう一本を竿をフックに引っ掛けて逆さに吊り上げます。(右写真参照)
そうすることでスーツ中に溜まった水分を切ることができます。
何度か使ってみましたが、効果バツグン。
海には必携アイテムとなりました。
最初、自分でも作れると思い、ホームセンターで材料を見ましたが、このお値段で手作りするよりも買った方が安い。
コスパも良い商品です。