カズハゴンドウを触るどもさん、さゆりさん
カズハゴンドウを触るどもさん、さゆりさん
6月のオフ会の折、翌月のスタッフ研修でドルフィンダイブのい体験する話題となり、是非やってみたい、とのリクエストを受けて企画。
するとあっという間に定員いっぱいに。
──イルカと触れ合いたい、という願望があるようですね。
私は向学のため、スタッフ研修の際にドルフィンダイブを先に体験。
野生のイルカではない分、人懐っこくてヤンチャなイルカたちに触れ合うことを是非体験してもらいたい、と思いました。
ダルフィンダイブの注意事項をツアー詳細ページに追加。
すると、あっという間に定員いっぱいに。
DSに1か月前に予約完了♪
Mapfanでピックアップの行程を考えて掲示板に掲出──ピックアップが過去3番目のキツメな行程となりました(;^_^A。
先週は台風10号が発生した当初の予定なら潜りに行けたはずが、見事な迷走っぷりのおかげで2週間ぶりのツアー開催となります。
その後、台風はできず海況も良さそうです。

クマノミ
クマノミ(ヒロさん撮影)
当日の朝、AM3時に起床、ルーティンをこなしてAM4時過ぎに出発。
ほぼほぼ予定通りにピックアップして串本へ。
途中、コンビニに寄って朝食と昼食を調達してDSに到着。
メッシュバッグを下ろして器材を港に持っていけるように準備。
今回ボートは私たちだけのチャーターということで予定より少し早めに出港することにしました。
お店に入って朝食を食べてカメラの準備。
GOPRO初下しのモネさんは同じくGOPROユーザーのヒロさんに準備をしてもらっていました。
特にドルフィンダイブでは間近に観れるイルカたちを動画に収めたくなるよねぇ~。
着替えを済ませて出港20分前から準備を開始。
ウェットスーツを腰まで着たら、港まで送ってもらいボートに積み込みしてある自身の器材をタンクにセッティング。
残圧チェックしてバルブを閉めてタンクを寝かして置いておきます。
女性陣は揺れの少ない船尾へ。
出港すると、ちょうどダイビングを終えたボートが続々と港に戻ってきます。
ちょうど入替の時間帯、コレは良い兆候です。

アザハタの根
アザハタの根(ヒロさん撮影)
「住崎No.2」
今群れ群れのポイントということでコチラに。
見事、先客はいてません。
海面見ると水色も良いカンジです。
準備のできた人からエントリー。
エントリーすると、暖かです。
根もよく見え、自由潜降できるほど。
水底で集合してから移動開始。
水路を通ると今回は少なめのホウライヒメジたちがお出迎え。
ゆっくり進んで、アザハタの根へ。
根越しにもうキンメモドキたちが見えています。
根を乗り越えると、出た~、キンメモドキの群れ群れ群れ。
見たことありませんが、まるでキンメモドキの群れの帯がオーロラのように自在に変幻。
前回よりも爆発してるじゃ、あ~りませんか!
アザハタも前回よりは居てくれてるんですが、なかなかキンメとのコラボ撮らしてくれません。
しばしこの光景を堪能しました。
クマノミの卵
クマノミの卵(ヒロさん撮影)
それから水路のほうに戻りました。
そこでやたら元気に動き回るクマノミたちが気になり近づいてみると、ヤッパリ!!
イソギンチャクの下側に卵塊。
しかも目がバッチリ見えています。
個人的な感想ですが、まるでスライムがいっぱいいるみたい。
写真を撮ろうとカメラを近づけた瞬間、イタッ。
子供を守ろうとする親クマノミに人差し指を齧られました。
このあと根をゆっくり散策。
根の上にはタカサゴygが群れていて、 定置ブイのロープのあたりにはチョウチョウウオが群れていました。
水中ずっと暖かくてキモチいいんですが、そろそろ上がる時間です。
スレートの「安全停止5m3分」を皆に見せてゆっくり浮上して安全停止。
そのあと順番にエキジット。

キンメモドキ
キンメモドキの群れ(ヒロさん撮影)
このままダイビングを続けたい気もしますが、この後ドルフィンダイビング。
港に戻って器材をボートから降ろして車に積み込み、DSへ。
シャワーを浴びてウェットスーツを脱いで、器材の積んでるバンの桶に。
軽く昼食を摂って、車の座席に防水シートを用意。
カメラにGOPROをセットしてドルフィンダイブ仕様に変更完了。
そして車に乗り込み、太地町立くじらの博物館へ出発です。
30分ほどの行程で到着、車を園内に乗り入れました。
イルカショーの裏側のバックヤードの入り口から入り、ウェットスーツを着てフィンソックスを着用。
水深が3mほどしかないため、オーバーウエイトになるように各自追加希望のウエイトも用意してマリナリュウムへてくてく。
着くと洋さんから「お願いがあるんですが、今エレベーターが故障しているので器材を持って階段を上がってもらえますか?」
此れしきお安い御用です。
自分の器材を持って3階のプールサイドまで上がりました。
荷物を持った状態ですと、先に前に歩く人との間隔を開けたほうが歩きやすいですね。

アビルノとさゆりさん
アビルノにちょっかいかけられるさゆりさん
「ドルフィンダイブ」
プールサイドに着くとタンクに器材をセットして残圧チェック。
ウエイト追加の方にウエイトを配布。
前回はフードやビーニーでしたが、イルカがダイバーの頭を小突くそうでその衝撃があるため、頭を保護する観点からヘルメットに変更になりました。
マスクをしてからヘルメットを被るように指示されました。
このあと飼育員の方から、それぞれのイルカの特徴や性格、ドルフィンダイブでの注意点の説明を受けました。
プールサイドの桟橋の幅が狭いので3人ずつ入ることになり、私とさゆりさん、きょうこさんが先に入ることに。
そしてまず私がその桟橋に下りようとした瞬間、GORPOに取り付けていたはずのワイドレンズが外れて、チャポン。
プールの水底に落ちてしまいました。
洋さんから「早く入って回収してください。」
BCを背負い、フィンを浸けてすぐさまエントリー。
飼育員さんがイルカたちの興味をそちらに向けないように寄せてくれている間に何とか回収。
ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
両手にイルカ
きょうこさんの両手にイルカ
そのあと順番にエントリーして水底に。
窓越しに洋さんからスレートで「全員です。」
しかし2人足りない。
洋さんからあっち、あっちと指さしされたほうへ行くとお二人が決められたL方ドームの外側にいらっしゃいました。
二人を誘導して全員集合。
ウエイト追加するようにあれだけ言ったのにもかかわらず、沈めない人もいましたが、ウエイトを追加してなんとか沈めました。
──浅い水深では浮きやすいのでマイナスウエイトで潜りましょう。
このあとは6頭のイルカたちとの触れ合いを楽しみました。
──ほとんどイルカたちに弄ばれた感は否めませんが(笑)。
目の前のイルカを撫でていると他のイルカをその前を遮るようにして私も私も、とおねだりしてきます。
愉しい時間はあっという間ですね。
浮上の合図をして全員浮上。
私は水底に落し物がないか確認し、桟橋の戻ろうとするとイルカたちが最後に私を挟むようにしていっしょに泳いでくれました。
BCを膨らませ、ウエイトベルトを外して手渡し、そのあとBCを脱いで桟橋に両手をついて一気に上がりました。

プールをバックに記念撮影
プールをバックに記念撮影
器材を片付けて器材をコンパクトにして階段を持って降りました。
リヤカーに器材を載せててくてく。
ちょうど体験エリアには餌やり体験の順番待ちですごい人でした。
女性陣にはさきにシャワーに行ってもらってる間に事務所前に用意してもらった桶で器材を真水で洗って塩を落として軽トラックに積み込み。
そのあと交代でシャワーを浴びて着替え。
ウェットスーツは桶に入れました。
それから館内見学です。
ちょうどイルカショーの時間とあって館内アナウンスがされていました。
博物館の1F入ったところは土産屋さんでTVドラマ「海のはじまり」で有村架純さんが劇中買ってきたイルカのハンドパペットが売っていました。
Amazonより300円安かった。
中央フロアは吹き抜けとなっており大きなクジラの模型や骨格標本などが展示されており、2Fはクジラの生態、3Fは捕鯨の歴史を学べる施設となっておりました。
このあと車に乗り込んでDSに戻ってログ付け──ドルフィンダイブは限定水域なので1ダイブにはならないですよ。
器材をメッシュバッグに詰めて車に積み込み。
DSにお礼を言って帰途へ。
皆さんの睡眠の邪魔にならないように岸和田SAまで走って休憩。
もちろんソッフンを食べて往きと同じピックアップの順に無事送り届けて、洗車をして帰宅したのは日付変更線を越えたころ。
この車で和歌山方面日帰りツアーでガソリンが途中足りなくて給油したのは初──それだけの距離(600km)走ったってこと。
私の誕生日はドルフィンダイブツアーの昨日のこととなりました。
おもな生物:アザハタ、キンメモドキ群、タカサゴ群、チョウチョウウオ群、アイゴ群、アオブダイ、ツノダシ、キンチャクダイ、ミナミゴンべ、オキゴンベ、メガネゴンべ、ミノカサゴ、サビウツボ、ウツボ、コガネスズメダイ、クマノミ、キンチャクフグ、ハリセンボン、ノコギリヨウジ、カサゴ、ホウライヒメジ、アカハタ、ミギマキ、キンギョハナダイ、ルリスズメダイ、ウミスズメ、ホンソメワケベラ、オトヒメエビ、サラサエビ

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